最近、中距離(往復300キロ弱)の仙台での会議が多く、主にイプシロンが活躍している(天気が良いときはエグザンティアも併用)
最近イプシロンに乗った際、楽しみなのが「エコラン」である。エコモードやアイドリングストップを使い、なるべく高いギアを選んでトコトコ走っているとかなり燃費が良い。しかもイプシロンが凄いのは、エコランに付き物の「我慢」がほとんどないという点である。ちょっと意識するだけで
リッター30キロも可能だったのたが、目的地に到着してしまったので、終了となった。
会議後の懇親会の席上、諸先輩方は、その日は私が宿泊するものだと思われたのたが、そこは下戸の強み、烏龍茶を5杯、コーラを2杯飲んで、深夜1時に「これから130キロ走って帰ります」というと、みんなぶったまげた顔をする。私は日中より夜走るの方が得意なのだ。
2000年、当時の愛車、初代ランチアイプシロンで、週末となれば実家にちょこちょこ帰ってきていた。20代の頃はかなり無謀な状態だった。
日曜日の夜、夕飯を食べて、風呂に入り、午後10時まで仮眠し気仙沼を出発、午後11時30分から始まる、テレビ岩手の番組「夢見るピノキオ」(超ローカルですんません)を136キロ離れた盛岡のアパートの布団の中で見るということに執念を燃やしていた。今思えばただのバカヤローである。
このアホ目標を最初に実現できた車がイプシロンであった。
初代イプシロンはとても速かった。もちろんイプシロンはどノーマルで、タイヤのみ新車装着のファイヤストーンからミシュランXT1に交換していただけである。この時「やっぱ車は軽さだ」と実感した。直線とコーナーでスピードはほぼ同じ、つまり平均スピードが高いと早く目的地に到着するのだ。
あれから13年、3代目イプシロンに乗る私には、昔のようにぶっ飛ばす情熱も無鉄砲さも無い。ひたすら良い燃費を出すことに心血を注いでいる。後ろから速い車が来たら、アクセルを踏まず、バザードスイッチを押す。大概そういう速い車はライトが異様に眩しくてウザイので。
しかし、13年の時を越えて、私とイプシロンのキャノンボールコンビが復活する時がある。
それはプリ○スやア○アに高速でぶち抜かれたり、煽られた時である。
この2車種だけには絶対負けたくないという意地があるのはなぜだろう?

Posted at 2013/11/18 23:56:02 | |
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ランチアイプシロン | 日記