今日は朝から父親が定期検査のため我が町で一番大きい病院に行ったのだが、朝8時に行ったきり、15時過ぎても帰ってこない。私は肝を冷やしたが、16時少し前、フラフラになって帰ってきた。
聞くと、病院のコンピューターに不具合が発生し、診察の順番が回って来るまで4時間待ち、診察終わって会計待ちが2時間半だったそうだ。
父曰く
「病院に行くと益々病気になりそうだ」
あまりの父の疲弊ぶりにビックリした私は、父を2CVに乗せて我々の大好物の回転寿司を食べに行った。これは私なりの治療方である。
トコトコヒューヒュー、トコトコヒューヒュー、我々親子を乗せて、2CVは走る。
助手席の父は
「ぶっ壊れたコンピューターのせいでクタクタされたオレに一番の薬は、アナログだ。その点において2CVは百薬の長だ」
と。
検査のためほぼ1日中飲まずだった父は回転寿司を美味しそうに食べている。父の血色がみるみる良くなってくる。
満腹になった父は帰路、自ら2CVのステアリングを握った。まだ運転に慣れてないのでギクシャクしているが、なぜか笑顔だ。10分経過した頃には、病院から帰ってきた時とは別人になっていた。
2CVは健康に良い乗り物のようである。

Posted at 2014/04/15 00:06:32 | |
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シトロエン2CV | 暮らし/家族