2014年05月22日
気がつけば全く5008ネタを書いていないことに気がついたので書いてみる。
私が学生の頃、プジョー206が発売され、すぐさま試乗したのだが「こんな出来損ないの右ハンドルなんて絶対売れね~よ」と思った。私が試乗したのはマニュアル車だったが、クラッチペダルを踏むとステアリングシャフトが爪先に当たった。ワイパーも助手席に座る人の前方視界のためにあるような酷い代物だった。昔のプジョーはすごく真面目に右ハンドルを作っていた。206は昔のプジョーが決してやらなかったことを平気でやっていた。
しかし、蓋を開けてみればあのバカ売れ。市場と私が大幅にズレていると実感した。
相変わらず前置きが長いが、5008を最初に試乗したときちょっとビックリした。「○○5」世代の匂いを感じたのだ。凄く高度な普通というか、何もかもが自然でイヤらしいところが無い。すっ~と身体に染みてくる乗り味に舌を巻いた。しかし、身にも心にもダブルシェブロンの歯形が付いている私は、いくらイイ車であっても、家族に勧められても、ライオンマークの車をすんなり買うことは出来ない。そんなこんなウダウダ言ってたら、アニエッリ総司令がさっさと買ってしまった。
ときたま家族サービス時に運転しているが、乗れば乗るほど心に染みいる車である。とくに新機軸が装備されているわけではないし、派手さもない。とにかくストレスフリーなのだ。私が持っている「プジョー」のイメージとピタリ一致する。
世の中の子育て真っ只中のミニバン父さんにぜひオススメしたい名車である。
206の時と違い、私は5008を高く評価している。しかし206と違い、5008はあまり売れていない・・・
私が褒める車は人気が無いのだ・・・
そして・・・
サーブもかなり好きだった・・・
ランチアは今でも愛してる・・・
頼む~!!シトロエンだけは頑張ってくれ~!!

Posted at 2014/05/23 00:33:10 | |
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