先日、総司令のプジョー5008のエンジンルームからガチャガチャ音が発生しだした。このEP6エンジンには、水温センサー死亡、煤モクモクエンジン不調、燃料高圧ポンプ死亡、タイミングチェーンテンショナーの不具合等、お約束の故障が存在する。まだクレーム期間中なので、正規ディーラーに修理に持って行こうとしたら、お馴染み友人メカニックから電話があり、お客さんの車(プジョー308CC)と友人メカニック奥方の車(シトロエンC3)もディーラーにてクレーム修理を行う必要が出てきたので、一緒に付き合ってくれないか?とのこと。まさに渡りに船ということで、一気に3台運ぶことになった。
待ち合わせの場所の図
3台とも基本同じエンジンで、同じようなお約束の不調を抱えている。308CCが最も重症でまともに走れない。3台ともだいたい同じような年式と走行距離である。
かつて私にあったプジョー308GTi熱が冷めたのもこのエンジンが原因である。
近くに正規ディーラーがあれば問題ないが、我が町は最寄りの正規ディーラーまで片道100キロ以上ある。
時代の移り変わりとともに進化したはずのエンジンであるが、燃費やエミッションコントロールを重視するがあまり、確実にユーザーの負担は増えている。
ディーラーに到着し、サービスフロントさんは
「次から次へと不調になるEP6エンジン、顧客満足度と修理代が反比例してる」
と苦い顔をしていた。
帰路、友人メカニックと話した。
「技術の進歩は必ずしも人を幸せにしない」
ヤッパリこの一言に尽きる。
Posted at 2016/08/21 17:57:32 | |
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プジョー5008 | 日記