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慢性シトロ炎のブログ一覧

2012年06月05日 イイね!

ドラマチックシトロエン

ドラマチックシトロエン今日の話題は私にしてはちょっぴり大人な話題。

仕事で疲労困憊な私は、父としての仕事(娘の入浴)を終え、CXで走りに行った。
週末の悦楽の時間が忘れられず、またその快感を味わいたいと思ったからだ、

いつものコースである隣町のコンビニ往復で約30キロの距離である。そのコンビニでアイスカフェラテを飲んで帰ってくるだけである。

今日もCXは絶好調だった。しかしそのコンビニで、私にとって絶不調な出来事が待ち受けているとは夢にも思わなかった。


レジに並んでいた私に、後ろから声をかけてきた女性がいた。


「こんばんは!」


振り向いた私は絶句した。
そこにはかつて、私のBXやらティーポやら、イプシロンの助手席に頻繁に座っていた女性がにこやかに立っていた。


「ど、ど、どうも」


明らかに私は動揺していた。だってこの世で一番再会したくない女性だったからだ。


この方は、私が不動BXを7台集めていたことも、当時の私は、いつもお腹の調子が悪く、正露丸を常用していたことも全て知っている。


「おもての白いシトロエンあなたのでしょ!」


全てお見通しである。


「そうそう、じゃお疲れちゃん~」


私は逃げるようにCXに乗り込んだ。すぐさまエンジンをかけ、さっさとコンビニから退散した。


いや~とにかくビックリした。風の噂では海外に住んでいると聞いていたのだが、まさかあのコンビニで出会うとは・・・


しかし、しばらく走行して心拍数が落ち着いてくると、あらぬ妄想が浮かんでしまった。

あのまま逃げないで、勇気を出して


「時間あれば乗ってみる?」

てな事言えたら、何かいいことあったかもしれない。

「君と一緒にいた頃はB級だったけど、今はC級になっちまったよ」


な~んてキザなダジャレを言えたら面白かったかも。

う~ん、後悔先に立たずである。


ビックリ仰天の再会劇に、お陰様で、仕事の疲れはぶっ飛んだ。ある意味、今回もシトロエンは私を癒してくれた。ぐだぐた考えてないで、さっさと帰って寝よう。


「チッカン、チッカン、チッカン」


あ、あれ?、しまったぁ~~!!!!!!!


ウィンカー戻すの忘れてたぁ!!!!


これで私のプチ自慢は消滅した・・・
Posted at 2012/06/05 23:47:11 | コメント(8) | トラックバック(0) | シトロエンCX | モブログ
2012年06月04日 イイね!

週末の反省

私はCXに謝らなければならない。初めて妻子を乗せての遠出を前に、私はCXがトラブって動かなくなることばかり心配していた。CXを見くびっていた。


土日の走行距離は500キロ弱、CXは全工程ノントラブルだった。

エンジンはBMW6発に負けないくらいにシルキーに回り、水温は常に安定し、クーラーは冷え冷え、高速道路では抜群の直進安定性で、文字通り、矢のように疾走した。あまりに真っ直ぐ走るので、途中のコンビニで三ツ矢サイダーを買ったくらいだった。

ATはほとんどシフトショックがなく、あまりのシームレスさに「お前はCVTか!」とツッコミそうだった。

今日、仕事帰りに洗車をしたのだが、フロント部とドアミラーにこびりついた虫の死骸の多さは、CXの絶好調さを静かに物語っていた。
残念ながら今日は、行き付けのコイン洗車場にシー○兄ちゃんはいなかったが、もしいたら胸を張って言っただろう


「ハイドロだぜぇ~絶好調だぜぇ~」


と。


また今回の遠征で更なるフィーリング向上計画を立案することもできた。


私とCXに素晴らしい時間を与えてくれた妻、娘、変態仲間、友人メカニック、全ての方に心から感謝します。







今回はオチ無しのハッピーエンドですんません。
Posted at 2012/06/05 00:36:29 | コメント(5) | トラックバック(0) | シトロエンCX | クルマ
2012年06月02日 イイね!

激症シトロ炎

ついに、この日がやってきた。

CXに妻子を乗せての初遠征、盛岡へ向かって出発した。

CXに乗ることがこんなにも緊張するとは・・・


出発して30秒、後部座席の妻が文句を言い出した。

「AXと同じように排気ガス臭い」


「エンジンの振動が嫌だ」

「クーラーが効きすぎで寒い」


私のイベント遠征に乗っかってきたくせにやたらと文句が多い。第一、正常に作動しているクーラーに文句つけるヤツがいるか!!
よほど下車させようかと思ったが、我慢我慢。


途中、ホテルのチェックインの時間が迫ってきたので、少し急ぎ気味に走っていたら


「もっと急げ!飛ばせ!」


またもや妻が後部座席からグダグタ言ってきた。


かなり温厚な私であるが、プチ殺意が芽生えた。しかし、理性のセルフセンタリングが作動し、私はその力を右足に込め、アクセルを踏み込んだ。こんなにサディスティックにCXを操縦するのは初めてである。



「頼むぞ!CX!小うるさい妻をギャフンと言わせてくれ!」


「親愛なる友人メカニックよ!君が仕上げたCXの本当の実力を試す時が来たようだ!何かあったら助けに来てくれよ!」


回転数は3500~4500回転、CXはボディーの空力特性をいかんなく発揮し、CX自体が風を切り裂く矢になった。

路面には全く凹凸が存在しないかのようだ。「走行」ではなく「滑走」という表現がピッタリだ。


また、友人メカニックが取り付けてくれたヘッドライトリレーのおかげで、以前は行灯のようだったヘッドライトは、黄色い閃光に変わった。


今日までの半年間、私がCXで走行していた速度域は、実力を微塵も発揮していない速度だったようだ。


背筋がゾクッとするほど調子良さだった。不調で止まる気配は微塵もなかった。

そして無事定刻に、本日の目的地である宿に到着することが出来た。


私は興奮の最中にいた。興奮のあまり、身体が小刻みに震えていた。そのため画像を撮影する余裕はなかった。


私はCXの傍らに立ち、CXのボディーにそっと触れた。

触れただけでは飽きたらず、そのままCXを思い切り抱きしめたくなった。しかし、私の図体を持ってしてもCXを抱きしめることは出来ない、もどかしい・・・


今回のCXの素晴らしい走りは、私の燃えたぎるシトロエン愛にガソリンを噴射した。


その紅蓮の炎は、もう誰にも消すことは出来ない・・・





Posted at 2012/06/02 23:06:21 | コメント(6) | トラックバック(0) | シトロエンCX | 日記

プロフィール

「@citro兄貴 !!どうしました??」
何シテル?   06/19 21:19
津波で多くのものを失いました。しかし、町も車も自分も未来へ向かって進んでいます。

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