
最近、毎週のように会議続きで嫌になる。自由時間もブログネタもなく、フラストレーションが溜まる一方だ。そして、それらの会議の集合時間を守るためには時に若干アグレッシブな運転をしなければいけない時がある。そんな時に最高の相棒になってくれるのがイプシロンである。
世の中にはイプシロンより高性能でスピードが出る車はたくさんある。しかし、左ハンドルマニュアルであること、5ドアであること、信頼性も高く、燃費も良く、希少で、ライトウェイトであるというへそ曲がりの私の欲望を全て満足させてくれるのがイプシロンなのだ。そしてイプシロンの最大の魅力が、運転の難しさである。発進時のクラッチミートは2CVの100倍、SMの70倍難しい。そしてたかだか0.9リッターなので、パワー&トルクバンドを外してしまうと散漫な加速になってしまう。しかし適切なギアシフトとスロットルワークと過重移動を駆使すればイプシロンはスーパーコーナリングマシン&高速ツアラーになる。
はっきり言ってイプシロンは20世紀の車っぽいのだ。なので私はイプシロンのメインテナンスに関しては20世紀の方法で行っている。エンジンオイル2万キロ交換なんて話ははなから頭にない。購入時の納車前点検で私はエンジンオイル、エレメント、ギアオイルの交換を依頼した。理由は工場の製造ラインをラインオフして、ディーラーにやってくるまで4ヶ月経っていたからだ。そしてここからメインテナンスお馬鹿の本領発揮である。エンジンオイルとエレメントとギアオイル交換を1000キロ走行時、3000キロ走行時、5000キロ走行時、7000キロ走行時、9000キロ走行時の計5回やった。そして1万キロ走行時にエアエレメント、ブレーキオイルを交換した。こんなに馬鹿みたいにやらなくても大丈夫だと思うが、何より精神安定剤になる。そして次なる病気はタイヤだ。私は新車装着のタイヤをすり減るまで使ったことはない。いいとこ1万キロまでだ。イプシロンのタイヤサイズは185/55R15 82H である。このサイズの多くはVR規格がほとんどでHR規格の選択肢はかなり少ない。タイヤ変態は速度規格も一緒でなきゃ嫌だ。一番好きなタイヤであるミシュランエナジーセイバープラスのこのサイズは国内のカタログに載っていない。しかし、このサイズを近所で簡単に手に入れる裏技を発見したので、予算の都合がつき次第交換したいと思っている。
そしてまた今週末もイプシロンと私は会議のため杜の都へ向かう。その前にエンジンオイル交換して・・・。
Posted at 2015/07/13 22:11:41 | |
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