• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

慢性シトロ炎のブログ一覧

2015年05月28日 イイね!

思い出のアルピーヌ

新年度がスタートして早2ヶ月が過ぎた。各地で車趣味イベントが目白押しであるが、とくにシトロエンのイベントととなるとやはり関東以西で行われることが多い。出来る限り参加したいと思っているが、個人事業主の悲しさ、なかなか勝手には休めないのである。しかも土曜日を休みにすると、翌週の土曜日に地獄をみるはめになる。今までの人生で今ほど自分の「コピーロボット」が欲しいと思ったことはない。


閑話休題


先日、旧知の車仲間であるM先生から電話がきた。知り合いの方が、自分の車を修理してくれる工場を探しているとのこと。車はアルピーヌA110。しかもオーナーさんは我が町から1時間程のところにお住まいとのこと。早速車の状況を知るべくオーナーさんに連絡して、現車を見せていただくことにした。

とある日曜日、恒例のタイムイズマネーをアニエッリ総司令に支払って2CVに乗って出掛けた。イベントにはなかなか行けないが、2CVに乗ってアルピーヌA110を見に行くなんて、フランス車好き冥利につきる。 待ち合わせ場所に到着後、オーナーさんの案内でアルピーヌA110の保管場所へ向かった。

シャッターが開く





10年ほど不動で埃を被っていたが、すごく程度が良い。オーナーさんに聞けば1977年に3年落ちの車を購入後、38年間所有しているとのこと。内装もかなりキレイだ。





かれこれ20年ほど不動車趣味をやってきている私であるが、ワンオーナー車や長年愛されてきた車には独特のオーラを感じるのだ。汚れて傷ついてはいるが、奥底に眠る愛が醸し出す雰囲気とでも言おうか、輝いているのである。

そしてオーナーさんのご厚意で運転席に座らせてもらった。
それまで私が持っていたアルピーヌA110のイメージはコンペティティブで硬派なものであったが、シートに座った瞬間「ほわ~ん」とした。フランス車に共通する感覚に驚いた。

そしてこのアルピーヌA110は我が町にて修理してオーナーさんの思い出を復活させることになった。オーナーさんの嬉しそうな笑顔が忘れられない。

オーナーさんに再訪を約束し帰路についた。2CVを運転しながらとても満ち足りた気分になった。

古い車には歴史がある。そしてその歴史の中にはオーナーさんとその車の幾多の物語がある。その歴史と物語に触れるのは私にとって最高の幸せである。そして若干20代で憧れのアルピーヌA110を手に入れて、ずっと愛し続けているオーナーの姿を見て、私は勇気と元気と英気をもらった。
工場多忙によりまだ病床にいる我がSMだが、頑張って愛し続けていこうと心に誓った。

Posted at 2015/05/28 21:16:20 | コメント(4) | トラックバック(0) | 車ネタいろいろ | 趣味
2015年05月13日 イイね!

知らぬが仏のAL4

何シテル?にも書いたが、先日2CVに乗って散歩していたら、国道の路肩にプジョー206SWがボンネットを開けて止まっていた。観光客らしきカップルが途方にくれていたので、とりあえず私も止まって話を聞いた。


「オーバーヒートしたみたいなんです」


私なりにいろいろと確認したのだが、水温も正常、エンジンはちゃんとアイドリングしている。はて??不思議に思ったのでオーナーさんに症状を聞いてみたら

オーナー「走っていたらいきなりド~ん!!ってなってそれから全然前に進まなくなったんです」


私「あ~・・・その時メーターの中で2つランプ点滅してなかったですか?」


オーナー「そうです!そうですピカピカ点滅してました!」


あまり車に詳しい方ではないようだったので、私は今の車の状態をかなり噛み砕いて説明した。憧れのプジョーが中古車屋で激安で売っていたので買ったのだという。激安には激安の理由というものがあるんだよ!とも諭した。
とりあえず、エンジンをきって再始動したら復活したので、そのまま走って行った。別れ際にオーナーさんは


「いや~助かりました!偶然車屋さんが通りかかってくれなかったらどうなることかと思いました。」


私、車屋ではないんですが・・・と心で呟いた。


以前、アニエッリ総司令の実家の近所の中古車屋にプジョー307が激安で売られていたことを思い出した。原っぱに中古車を並べている超テキトーな中古車屋だった。


「ここの店主、AL4のことわかって売ってるのだろうか??いや、わかってたら売り物にしないと思う。」

と自問自答した。草むらに佇む初期型の307を見て背筋がゾクッとした。


知らぬが仏(フランス)のAL4・・・

あ~怖い怖い

Posted at 2015/05/13 01:01:02 | コメント(13) | トラックバック(0) | 車ネタいろいろ | クルマ
2015年05月07日 イイね!

ダムフォーメーション

私のGW休暇は4日~6日まであった(3日は自動車税のためのアルバイト)5日に丸1日自由時間を与えてもらい、岩手の奥州市にて開催された
「ネオクラッシックカー座談会Vol.1 2015 in おうしゅう」に行ってきた。

天気も良かったので当初は2CVで行こうと思ったのだが、ダムミー親分のロード星も参戦するという事前情報があったので、2CVで行ったら完全に置いてきぼりをくらうと思い、我が家で2番目に速い車であるイプシロンに乗って出発した。ちなみに我が家で1番速い車は総司令のプジョー5008である。
1万キロを越えたあたりからイプシロンのツインエアはかなりいい感じになってきた。東北道で疾走するプロ箱はもはや敵ではない。
時間もルートも計算し、遠回りして、途中でロード星待ち伏せしていたら案の定現れた(笑)計算バッチリである。ちなみに私はハイドラはやったことない。待ち伏せは超アナログなハイタッチ!である。そして親分は


「すぐそこになんちゃって工場長がいる!」


と言い残し、マランゴーニを軋ませながらすっ飛んで行った。私もロード星に続いた。義母の母校付近でスカイライン、ロード星、イプシロンのダムフォーメーションが完成。フォーメーション完成後は安全運転に徹した。

現地に到着して、いろいろ見学した。そして今回も私的に心に刺さったのは





「愛と死と憎悪が渦巻くメカニカルタウン。非情の犯罪捜査に挑む心優しき戦士たち系」(笑)特捜最前線マニアにはたまらない1台である。


続いて




「俺の車は20Bだ!」系

そしてこの車の凄いところを発見。



コスモのフロントサスアッパーマウントカバーである。こういうところにコストをかけることを考えたエンジニアさん達は元気だろうか?悠々自適の生活をしながら、昨今の自動車の風潮にひどく落胆しているのではないだろうか?しかも当時、この車と同じ店てシトロエンが売られていたのだから、うすら恐ろしい。
そんなこんな10時~15時までたっぷりイベントを満喫して帰路についた。まだまだ自由な時間があったのだが、当日はまたしても朝4時起床だったので、遊び歩くのは21時が限界であった。何度か休憩し、眠気覚まして家に到着し、そのままバタンきゅー。

このタイムスケジュールならいつでも隠居できるぞ!(笑)
Posted at 2015/05/07 00:21:58 | コメント(7) | トラックバック(0) | ランチアイプシロン | 趣味
2015年05月04日 イイね!

燃えろ!シトロエンパッション!パート2

前回よりの続き


DS60周年ミーティング会場に無事到着した私。今回私どうしてもこの集いに来たかった理由がある。最近、入院中のSMに対して明らかにパッションが低下してきていた。


「ここまで手を入れてまともに動かなかったらどうしょう?~」


不安になることが多くなってきた。そんな時、私を支えてくれたのは昔の自分だった。昔の自分のブログを見るととても元気だ(笑) 昔の自分には負けていられない。そのために今回は自分に喝を入れるため静岡までやって来たのだ。多くのシトロエンオーナーと接してシトロエンパッションを取り戻すのだ。





凄い台数だ。右みても左みてもシトロエンだらけ。私にとって地上の楽園状態だ。いろいろ見学し、ブログネタ用にと撮影もしていたのだが、とあるベテランDSMオーナーからとっておきのブツを見せてもらったら他のネタは全てぶっ飛んでしまった。




新車から乗るSMのキーホルダー。オーナーご自分で縛ったそうだ。見事な出来映えに感動して涙が出た。

そして私は自分の甘さを思い知った。そして今後の自分の方向性を見つけ、燃えるようなシトロエンパッションが湧き上がってきた。

来て良かった・・・


つづく
Posted at 2015/05/04 07:07:43 | コメント(5) | トラックバック(0) | シトロエン全般 | 日記
2015年04月27日 イイね!

爆発!シトロエンパッション!パート1

私は年に2回のフレンチフレンチアネックス盛岡に参加することを生き甲斐としている。北東北のフランス車変態軍団の構成員と過ごす楽しくも濃くてクドイ時間が何よりの楽しみなのである。しかし、今春のフレンチフレンチアネックス盛岡開催日と歯の衛生週間が見事にバッティングし、仕事のために参加できなくなった。涙・・・

この悔しさを晴らすために、私は他のイベントに出まくることにした。その集大成がDS60周年記念ミーティング参加である。今回のミーティング参加には親愛なるkobatakuさんに協力を依頼し、無理言って連れていってもらった。なにせ生まれて初めて行く県だったので。
せっかく関東方面に出向くのだから、ついでに三芳某所にも2015年初訪問してきた。
数ヶ月前、三芳某所に私の琴線に触れまくる車が入荷したことを察知したのだが、さすがにこれ以上やらかしたら家追い出されると思い、知らないふりしていたのだけれど・・・


「どうする??持ってく??」


と電話をよこしたおじさんがいたのだ。





右のV-SXなら間違いなくスルーしたであろう。しかし左のSXとなると欲望に打ち勝つことはできなかった。「ついうっかり」ではない、単純に私は馬鹿なのである。部品取りを含めて3台の左SXルージュグリオッテ・・・


何も聞かないで欲しい、仕事は全力で頑張るから・・・


つづく


※長くなりそうなので小刻みに分けます(笑)
Posted at 2015/04/28 00:02:07 | コメント(7) | トラックバック(0) | シトロエン エグザンティア | 旅行/地域

プロフィール

「@citro兄貴 !!どうしました??」
何シテル?   06/19 21:19
津波で多くのものを失いました。しかし、町も車も自分も未来へ向かって進んでいます。

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

愛、哀、シトロエン 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/09/08 22:51:08

愛車一覧

シトロエン エグザンティア シトロエン エグザンティア
プラグ&プラグコード交換、イグニッションコイル交換、タペットカバーガスケット交換、LHM ...
シトロエン C3 シトロエン C3
センソドライブに非ず。左MTでございます。この車で完全に津波で流されたAXを忘れることが ...
シトロエン SM シトロエン SM
結構その筋では有名な車です。エグザンティア、CXに続き、入間郡三芳町から嫁いできました。 ...
マツダ ロードスター マツダ ロードスター
父親カーキチ人生最後の車。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation