[KENWOODモニターレポート] その4・ツィーターの設置位置検討から実装まで
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
6時間以内 |
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エクシーガの運転席側の様子(現状)です。
まず、サイドウィンドウ先端にあるガセットから純正ツィーターを取り出し、分解した KFC-XS175S のツィーター本体と置換しようとしました。しかし、ホルダーの外径が合わなかったため置換できませんでした。
そのため、せっかくの首振り(角度調整)機能を活かすべく、アングルマウント方式で設置することにしました。…が、Aピラーの根本周辺は、すでに後付けの追加メーター類で埋まっていますので、一般的な 「ダッシュボードの脇」 への設置はできません。
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アングルマウントとした場合、ベース金具の上にツィータースタンドを載せる(爪に引っ掛けながら、緊迫力で閉じる)こととなります。その場合、外からは配線が見えないように処置したい。
ツィーターに結線するハーネスは3本ありますが、そのいずれの端子も ベース金具の中央の穴を貫通可能でしたので、ハーネスはスタンドの下から直接、ドアトリム側に通す(配線を隠す)ことができます。
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次に、いよいよツィーター(スタンド)の設置位置の詳細検討に入ります。
ツィーターをドライバー(運転手)の耳元に向けたり、あるいは後部座席左右の乗員に向けたりなど、理想的な角度調整が可能な位置を探ります。
その結果、マスキングテープで囲んだエリアにスタンドを設置することに決定しました。
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上記の設置位置でねじ止め&配線用の穴あけを行った場合、ドアトリムの裏側に干渉物がないかどうかを事前確認しておきます。
特に問題となるような干渉物がないことの確認も取れましたので、アングルマウントツィーターの設置位置は ここで本決まりとなりました。
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仮当てした取り付け金具の穴位置をマーキングしたのち、ドリルで穴あけします。
金具を固定するタッピングスクリュー(付属品)のサイズはφ3mm×12mmですので、まずはφ3mmに近い小径のドリルで穴あけをします。その後、中央の配線通し用の穴はφ6mm程度まで拡径します。
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ドアトリムへの穴あけが終了したあとは、ツィーター用のハーネス(端子込み)が問題なく貫通できることを、トリムの表側と裏側の両方向で確認します。
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次は KFC-XS175S の取付説明書の記載内容を参照し、ツィータースタンドをドアトリムに設置するための手順に沿って作業を進めます。
まず、同梱された両面テープを取り付け金具の形状に合わせてカットします(あらかじめミシン目が入っていますので、それに沿ってハサミで切りました)。
取り付け金具に両面テープを貼ったのち、トリムの穴位置と金具の穴位置とが合致するように圧着するのですが、その前に、パーツクリーナーで 「ドアトリム表面を脱脂しておくこと(← 取付説明書には書かれていません)」 を忘れずに実施します。
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両面テープで圧着した取り付け金具を、付属のタッピングスクリューで締め付けします。
通常ですと、タッピングスクリューはドアトリムに通した段階で終わりになります。しかし本品には、首振りによってツィーターの角度を可変させる操作が加わるため、取り付け金具には相応の操作荷重(操作力によるストレス)が加わることが、容易に想像できます。
そのため、取り付け金具とドアトリム間の締結をより強固なものとすべく、付属のU形スピードナットも適用します。
スピードナット本来の使い方とは異なりますが(∵U字の間に板を挟まないから)、ドアトリムの裏側からタッピングスクリューの先端に、このスピードナットを締め付けます。そうすることでばね力が作用して、スクリューの脱落防止の補助となります。
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ドアトリムの表側です。両面テープを介してトリムと取り付け金具が圧着され、さらにタッピングスクリューとスピードナットにより両者が締結されています。
その金具の中央部分に設けられた穴から、ツィーターの配線が通されています。あとは配線を適度に(※)ドア内側に引き込みつつ、ツィータースタンドを金具に装着すれば、アングルマウント方式ツィーターのドアトリムへの設置は完了です。
(※)適度に : ノイズの重畳(ちょうじょう)を避けるため、車両側の電源系ハーネスや高電流ハーネス(もし あれば)から離して配策することを含みます。
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ツィーターへの結線(配線は3本)は、取付説明書に則って、ウーファーから分岐させた配線につなぎます。もちろん、付属のネットワークを介した接続になっています。
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運転席側ドアの様子。ドアトリムに KFC-XS175S のセパレート型ツィーターをマウントしたところ。
暫定ながらウーファーもドア下部に(傾斜型インナーバッフルを用いて)設置してありますので、まずはこのセッティングで試聴し、音の出方の変化を確認してみます。
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最初に再生した音楽は画像に示した曲目で、聞きなれた Dead or Alive の You Spin Me Round (Like a Record) です。
1984年11月にリリースされ、イギリスのシングルチャートで2周連続1位、かつ36週でチャートイン(アイルランドとカナダでも1位を獲得)したヒット曲です(Youtube でも Video を見ることができます)。
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最初の印象は、「高音の伸びとツヤが増した」「音の解像度がかなり上がった」…というものです。
これは、指向性の強いツイータを、比較的近い距離から聞き手(運転手)に向けて直線的に配置できたというマウント位置の改善効果だけでなく、ツィーターが持つクリアな高音再生特性の表れだと思います。
その反面、全体として音のキレや深みはあるものの、もう少し低音側のパンチも欲しいところだと感じました。ただしこれは、ウーファーが(傾斜バッフルでポン付けしただけの)暫定的な設置状態によるもの…と考えました(注: 後述)。
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(注):現時点で KFC-XS175S は車両RH=運転席側 にしか設置しておらず、LH=助手席側 には未設置であるため、上記の印象はあくまで暫定的な試聴トライに過ぎません。そのため 「車内空間全体での音場」 をとらえるに至っておりません。
ただし試聴の結果は、今後のウーファーの理想的な設置に向けての方向性を示唆するヒントになっている、とも考えられます。そのため、KFC-XS175S のウーファーが持つポテンシャルを(エクシーガにおいても)さらに引き出せるようにするべく、もう ひと手間かけて設置する検討を加えることにしました。
「レポートその5・ウーファーを包む筐体の探索とその結果」 に続く。
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2025-09-13(Sat.) : 更新
[KENWOODモニターレポート] その5・ウーファーを包む筐体の探索とその結果→
https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/8361947/note.aspx をアップしました。
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