目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
昨年の12月末にアクアの補機バッテリーが上がってから最近充電状態が良く無いので補機バッテリー自体を交換することにしました。
新車購入して11ヶ月で純正の補機バッテリーを社外品の補機バッテリーに交換します。
前車アクアの時はBOSCH PSIN-4F-L0に交換しましたが、価格があの当時よりも高くなっていたので今回は初めて使用するメーカーであるVARTAの商品を購入してみました。
尚、補機バッテリー交換作業は意外と簡単に出来ますが、交換作業経験の無い方は工賃払ってカー用品店やディーラーの整備士さんに交換作業してもらってください。
あくまでも自己責任作業となりますので。
2
アクアの純正補機バッテリーはGS YUASAの335LN0-MFでCCA値240 12V35Ahのものです。
バッテリーテスターで取外し直後の現状値を確認してみました。
まだまだ使用可能な値ですが電圧値が12.7Vに達していないのとIR値が下がらないので交換に踏み切りました。
3
箱から取出した状態です。
+極ターミナルに赤いプラ製の絶縁カバーが取付けられています。
BOSCH PSIN-4F-L0 と性能が変わらないので今回は価格の安いこちらを購入しましたが製品寿命はどうなのかな?
ちなみに韓国製です。
4
最初にこの+極ターミナルのカバーを外してバッテリーのベント部に取付けるキャップをニッパー等を使用して切取ります。
5
バッテリーの両側にベント用の孔が開いてるのでアクアの場合は+極ターミナル側の孔をキャップで塞ぎます。
これ取付忘れるとベント孔からの腐食性ガスでボディに影響が出ますから忘れずに取付けてください。
純正の補機バッテリー(GS YUASA)は+極ターミナル側に孔が無いのでキャップの流用は出来ません。
キャップを紛失すると塞げなくなるのでご注意ください。
6
補機バッテリー交換前にバッテリーテスターにて新品バッテリーの状態をチェックしてみました。
SOC値/SOH値/電圧値/CCA値/IR値全て問題無い値ですね。
結果も良好です。
今回補機バッテリーを交換する要因になったのは電圧値とIR値が悪化したためなのでこれぐらいの値だったらまだ純正の補機バッテリーを交換する事は無かったんですけどね。
7
いよいよ補機バッテリー交換作業開始です。
先ずは運転席側後席下部のカバーを取外します。
フロアマット等を取外したり2箇所あるクリップと点検口カバーを取外したりします。
上下2箇所のクリップは中央部を爪や+ドライバー等の丸い棒で押込み後、引張って取外します。
8
私のアクアは補機バッテリーを頻繁にAC充電器で補充電するためにバッテリーのターミナル端子にOptimate6の充電コネクタと接続するバッテリーリードを直接接続しているのでこの点検口カバーを外しましたが皆さんの場合はこのカバーは外さなくても大丈夫です。
9
カバーを固定しているクリップは工具無くても外せますが最初は固いと思います。
ドライバー等で傷つけないように気を付けて取外ししてください。
10
カバー固定クリップが外れたら正面から見て右側のカバーを固定している爪を浮かせてカバーを取外します。
ここも最初は固いと思いますので内張剥がしを使用したほうが良いでしょう。
私は指で強引に取外していますけど。(笑
11
後席ドア側から補機バッテリーの側面を見たところです。
12
先ずは補機バッテリー中央上部にあるベント孔に接続されているパイプを外します。
私はメモリーバックアップ用の補助バッテリー等は接続していません。
補機バッテリーが上がった時にDSP TOON Xの設定値はリセットされませんでした。
他にリセットされて困る事も無いかと思いましたので。
ディスプレィオーディオの設定等でリセットされるのを防ぎたい方は補機バッテリーのターミナルを取外す前にメモリーバックアップ用の機器をこの段階までに接続することをお勧めします。
13
補機バッテリー交換時の鉄則です。
必ず-極ターミナル端子から取外します。
+極ターミナル側から先に外すと工具等が金属フレームに当たった時に火花が出て車両火災の原因となったり車両コンピューターが故障する要因となりますので必ず-極ターミナル側から取外してください。
14
補機バッテリーを固定している金具を取外します。
M12のボルトで固定されています。
15
続いて+極ターミナル側を取外します。
この状態で補機バッテリーを前方に引出す事が出来るんですが固定金具とケーブルが補機バッテリーに当たって引出しずらいかと思います。
私の場合は、補機バッテリー取外し時の作業性を考慮して+極の赤いカバー内に有るこのケーブルを取外しました。
白いコネクタで接続されている信号線とアース線はコネクタロックを押して取外します。
黒い線はM12のソケットレンチでナットを緩めます。
ちなみにこのケーブルは外さなくても補機バッテリーの交換作業は可能です。
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
[PR]Yahoo!オークション
関連整備ピックアップ
関連リンク