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2016年09月28日 イイね!

上高地の知らない世界

上高地の知らない世界

先々週のシルバーウィークは2泊の予定で上高地に行きましたが、天気が悪くて行って泊まっただけで終わり、再度24、25日と行ってきました

外人も多く訪れる有名な上高地ですが、自分の勝手な思い込みや聞き違えがあるかもしれませんが、知っているようで知らない上高地のディープな楽しみかたを、少し書いてみました

新聞、TV等で知っている方は知らないフリをしていて下さい(^^;🙌🙌

「ウエストンのレリーフ」

バスを降りて河童橋を渡り少し行くと、左手の岩にウォルター・ウェストンのレリーフがあります



このレリーフが埋まっている岩盤が、世界一若い地表に出た花崗岩です。この岩盤に名前が付いていまして皆さんご存知の滝谷の名が付いた、滝谷花崗閃緑岩と言いますが、槍の頂上と同じ地質だとかいわれてます

レリーフのある花崗岩を触れば槍の頂上に行った気分を味わえるかもしれない

                                   2012年撮影

 でも槍に登る鉄梯子のスリルは味わえません
 槍の山頂では、数年前にタレントの〇〇も某メーカーのカップ麺の撮影で物議がありましたね



「徳沢の桂」

キャンプ場にある、大きなカツラの木です
秋になると葉が黄色くなり見事な樹です

上高地のバスターミナルから徳沢までは2時間くらいかかるので、観光客には一般的ではないかもしれません

中央の樹がそうですが少し色づいてます



直径1mを超えますが中が空洞になっています
今まで何人の登山者を見てきたのかな

シルバーウィーク行った時には貼り紙がありませんでしたが、先週に行ったら「老木のためシーズン終了後に伐採する」と書かれてました
腋には若木が生えてきているので、世代交代ですね

あまり目に触れないように環境省の小さな貼り紙がありました
今の若い人たちはあまり興味ないのでしょうか、樹の下ではテントを張ってました

100年後に見て見たいですが、ムリですね(^^;



「清水川」

上高地のバス停を降りて小梨平に向かうと最初の木橋があります
川を見ると深緑の梅花藻が水中でユラユラ揺れてキレイな流れ



ここで、皆さん写真を撮ってますね

イワナも泳いでます
この川はこんなに流量があるのに、なんと延長が200mしかありません

ここが水源です
水温と気温の温度差で靄が発生してます


背後の六百山に降った雨が地下水となって、ここで湧き出します
湧いているところから10mも下ればせせらぎの音が聞こえ始めて水量が見る間に増えている光景は不思議な感覚を思えます

大雨でも濁ることなく、日照りでも枯れることないので上高地の飲料水になっています

下の写真は18日の土砂降りの後に河童橋から撮りましたが、右から梓川に流入
する清水川の水は濁っていません
徳沢を出るときは梓川は濁っていませんでしたが、2時間の間で上流域でかなりの雨量があったと思われます


バスターミナルを降りてビジターセンターの山側散策道を通れば清水川の全貌がわかります
残念ながらこの裏道を歩く人はほとんどいません




「奥又白池」

ここが上高地に来た一番の目的の場所です
奥又白池=アルプスの瞳とか言われてます
沢渡から日帰りで行けると思いますが、安全策で徳沢に前泊です

夜は星も見えて晴れそうです


テン場のテント群です
焼肉のいい匂いがしてます




ルートはこんな感じです
バリエーションルートなので中畠新道からは鎖、ロープは一切ありませんが危ないところはないです
ただし濡れている岩場は注意しないと

日帰りだと、ここに徳沢~ターミナルの往復4時間弱が加算されます


パノラマルートと中畠新道の分岐にはペンキで書かれた転石が目印です
以前より赤ペンキが擦れてオクマタの字がよく見えません



中畠新道から奥又白池までの標高差約570mですがほぼ直登の急こう配の尾根道が始まります
木の根っこ、枝、岩を手で掴みながら標高を稼いでいきます



右側の岩場に小さく見える、緑のレリーフのある所を目指してトラバースして
樹林帯の中を三点支持で登ります

左側の沢は松高ルンゼです
素人のオレには登れない沢です





こんな沢を滑落すれば考えるだけで恐いです
1時間も登ると少し開けてきて前穂高の北尾根が見えてきます




正面少し左のザレた奥が5,6のコルと言われるところです
涸沢からのルートがあるようですが、死ぬほど怖い滑落しそうな崩落地を2か所通過するそうです



中畠新道を3時間弱登ると、着いたかなと思わせる雰囲気の目印があり、「奥又白池」にひょいと出ます





絶景です
水深は2~3mあります
昔は夏場にここで泳いだ人もいるとか

鞍部にはテントを張った跡や焚火の跡がありました





前穂の岩場が見えます
ガスッていて山頂までは見えません
左奥に明神岳が見えてます

もう少し晴れていれば水面に映る山々が見えたのに




もう2500m超えのところは紅葉が始まってます

今年の紅葉は日照不足、水不足で色づきが良くないようです
ナナカマドは葉が紅葉しないで落葉しているのも多く、赤が足りない紅葉です



バスの時間があるので30分ほど楽しみ下山です
ここから4時間あればターミナルまで行けます


                          次回は番外編へ続くかも期待しないでお待ちください(^_^;)
Posted at 2016/09/28 20:07:34 | コメント(17) | トラックバック(0) | 風景、季節 | 日記
2016年09月19日 イイね!

RX3の思い出とクルミの木

RX3の思い出とクルミの木
少し前ですが11日の日曜日に毎年恒例の旧車イベントがあり、見学に行ってきました

昭和の懐かしいクルマが並んでいましたが、どちらかと言えば駐車場に並んでいるイベントを見に来ている方たちのクルマのほうのが、興味あるというイヤな野郎です

ここの旧車イベントではメッタに見ないRX3=サバンナ
こんな機会が無ければ出会うチャンスはほとんど無いです
小諸市のGSにお勤めの方だと思うがGSの隅っこに駐車してましたが、最近見なくなりました




大昔の事ですが、自分が勤め始めた会社の駐車場で一番最初に目についたのが色も同じガンメタのサバンナでした
あの当時としてはテールランプもかっこよく



こんなワークスみたいなオーバーフェンダーは付いてませんでしたが、自分より3歳年上の先輩のクルマでした

ググってみると昭和46年~53年まで製造されていたようです




まだその当時は電車通勤でしたので、食い入るように見ていたら、「シートに座ってももイイよ」と言われて、シートに乗ってステアリングを触ったりエンジンをかけた瞬間に、あの独特な唸るファンが回っているようなエンジン音が、未だに耳にこびりついてます

友だちが乗っていた、2TGやL20とは聞き分けのできる別の音でした





その日は運転は出来ませんでしたが、後日運転してみると軽くスムーズに吹き上がるローターリーエンジンの印象は強烈でした
今見るとフロントグリルが個性的ですね
ヘッドライトは4灯でこの頃2灯式もですが、シビエ、マーシャルのハロゲンヘッドライトに変えてました
ハイワットの球を入れて車検が通らなかったりしました
今じゃ車種別にライトは違うし、ガラス→プラに変わりましたので黄ばんだりして余計な出費が
マツダのロゴがやけに懐かしく感じたサバンナでした


クルミの木

話しは変わりますが、長野県人は見慣れているので別として、クルミの木や実を見たことあるでしょうか

自分の生まれた家にはでかいクルミの木があって、秋になると業者が買い付けに来ていました
そういえば、アンゴラ兎の毛も買いに来ていたなぁ

長野県はクルミ生産県の全国トップでh26年の生産量の8割近くあります
全国で生産量182tなので、消費を考えると輸入品はかなりの量(35000t)となっています


(若い樹は滑らかな肌で品種にもよるみたいですがきれいです)

長野県のなかでも東御市が生産量がトップなので、日本一ですね

資料によると、東御市のくるみの生産量についてですが、東御市におけるクルミの生産量は長野県産142トンのうち29トンと推計しています。この数値は栽培面積の推計値47ヘクタールをもとに推計したもので、JAや農家が販売したものと自家消費したものをすべて含んだ量であります。

以前に比べるとアメリカシロヒトリの被害での伐採や台風での倒木で



かなり減っていると思われます
成熟しないうちは周りを仮果で覆われています






東御市には,くるみ街道と付けられた道まであります



クルミは秋になると大きな葉が黄色に紅葉します

しかし、虫に食べられたり、葉と葉が擦れて黒ずんでしまったりで
下の写真のようなキレイな色にはなかなかなれずに




葉の色が変わり始めると1週間ほどで落葉してしまいます

自分で命名した「過保護なクルミ」は一昨年の紅葉はとてもきれいでしたが、写真が見つかりませんでした


下は去年の10/15に撮ったイマイチな紅葉でしたが、あと1か月ないですね







とある、小高い丘の上にクルミの木が1本
夕方しか時間が取れず、曇って夕焼けが望めなかった9/10撮影

東から西へ
牧草と夏にはじゃがいもの花が咲いていた畑を従えて



クルミの樹形は丸く独特です

西から東へ
蕎麦の花が満開でした
浅間山には少し雲が



翌11日の夕方に再度行ってみたら、少し夕焼け

傍ではトラクターで麦を植える用意なのか耕していました




エノコログサに夕陽があたり夕闇せまる時



今年は葉がかなり食害になっているようです




実際にみると「なんだー」と思うかもしれないけど、この風景はイイかもよ
Posted at 2016/09/19 15:20:22 | コメント(22) | トラックバック(0) | 風景、季節 | 日記
2016年08月31日 イイね!

苗場のブルーを見た

苗場のブルーを見た
08月20日~21日と長野、新潟の県境にある苗場山に行ってきた
未明に家を出て更埴JCを飯山方面へ折れる
飯山ICで降りてR117に乗り、しばらく走ると西大滝ダムで日の出を迎えた

今日の天気予報は晴れのち雨、か☔⤵︎
今日で誰が雨男か、はっきりする(笑)



北上しながら日の出を見ていたが、たいした朝焼けは無く太陽が昇り始めて、千曲川の水面に朝日が射しヒカリ輝き始めた

おやっ、「晴れそうだ」

R117を津南から右手に折れ秋山郷を目指す
今日は小赤沢から苗場山を登る

大昔、栄村小赤沢は仕事で足掛け2年を過ごした思い出ある場所だ

あの当時で、既に廃校になっていた秋山小学校の宿直室に4人で寝泊りして、メシと風呂は近くの秋山館にお願いして昼間は仕事をし、夕方になると中津川で釣りをして、月曜日の夕方は津南町まで往復2時間かけて「少年ジャンプ」を買いに🚗💨
小学校の中に床屋の椅子と鏡があったのには、ビックリした

夕飯が済み宿直室にいると、体育館ではバトミントン、バレーを地元の人たちがしていたなぁ

1年も同じ釜の飯を食うと、歳の差はあっても一体感が生まれる、不思議なものだ

春にはネガマリタケの味噌汁と、煮物が来る日も来る日も卓上に出た
秋には自分たちで取ったキノコが味噌汁に、あの当時植林地に切り倒れているブナから、取りきれないほどニョキニョキ顔を出していた

思い出の小学校の所に行くとあの見なれた小学校は無く、新しい村の複合施設が建っており





でも、あの頃と変わらず秋祭りを見た苗場神社はその当時のままだ




あの当時とは世代が変わっているだろう秋山館には、たぶんオレの事はわからないと勝手に思い、ちょっと恥かしいような怖いような気持ちで悪いとは思ったが、顔を出さず登山口に向かう

来る途中にある、新潟県の逆巻温泉にも数か月旅館暮らしをしていたが、確か道の右下にあったはずだが、道路改良で建物が無くなっていた





小赤沢登山口は100台ほど駐車出来るが、今日は20台くらいか



長岡、長野ナンバーが多い

鎖も必要ない場所に丁寧に鎖が10か所ほど設置してある登山道を
4~5時間登ると苗場の台上にひょっこりと出る



登る時は晴れていたのに、苗場のテラスはガスって霧雨が身体に纏わり付く

時間があるので赤倉山のほうに歩いてみたが、雨足は強くなるばかりだ




そのうちに土砂降りになり、急いで小屋に向かう
歩きながらワタスゲの自生している場所を確認したが、すでに白い綿毛の季節は終わっていた
この台地のどこにでもあるというわけでもなく部分的にしか自生していない

予約しておくと500円引きの2食付き8800円だ
ここの小屋は入った時からカレーの香りがしていたので、毎日カレーの小屋だろうなと勝手に思っていたが、隣のおばちゃんがググったらカレー、サラダが食べ放題とか

そういえば、北アの五竜山荘もカレーだったな



もう、味は忘れてしまったけど
具はコチラの方がたくさん入っている

ポテサラは取り放題だが、お代わりする前に無くなって食べ放題ではなかったね
マヨネーズの味はほとんどしない、身体にイイ薄味

ここは天水なので、食器を洗わないように使い捨て容器だ

17時30分に夕飯を食べると、暗い部屋の中ではやることが無い
窓から外を見れば


かなり降っている
明朝は晴れるのかな
小屋ではスマホは圏外だが、FMラジオは良く聞こえる

今日は空いていて良かった👌90人定員のところに40人らしい、いびきの合唱も聞かなくて済みそうだ

午前1時に目が覚めて窓から外を見ると、今夜は満月に近いの夜ではあるが雲の切れ間から星が少し見えた




しかし、3時頃外に出るとかなりガスっていて、ご来光は見れるのかな




このあと、また雨が降り始めてご来光は見れずに、朝食を食べて雨具を着こんで小屋を出た
ここのトイレもバイオトイレだが、北アルプスのバイオトイレとは発酵方式が違うのか

トイレの中が暑くない

このヒュッテで下山したあとの♨「楽養館」の入湯券が100円引きで買える




苗場山は信仰の山
露岩には梵字みたいのが書いてあったり、記号みたいのが刻んである



雨の中を小赤沢に向け下るが、空を見上げると太陽がガスの中から見え隠れし始めた







天空を覆っていて雨を降らせていた雲、ガスが瞬く間に飛んでいき暗い空から青空に劇的に変わった

嬉しくなる空の色だ






高層湿原に木道が通り、その先には雲が取れると日本海も見れるようだ





青空が水面に映りスゲのミドリと池塘のアオ

ピートが溶け、水にタンニンが溶け込んでいるのか、少し薄いブラックウォーターの池塘に



空のアオが映えるね



ズンズンとアオい所にめがけて歩く




グっファァァァァ

最高

山を下る直前にオレは雨男じゃないとわかった(笑)

苗場山2145mは以前に和田小屋から登ったが、こっちもいいなぁ
山頂の台上に池塘がある、苗場、平が岳、巻機は好きです

小赤沢にある鉄分で茶色の楽養館の風呂に入り



K502号(旧奥志賀スーパー林道)を通ったら



未来のオリンピック選手を目指して練習している小学生の姿を見ながら帰宅
ガンバレ🎿
Posted at 2016/08/31 19:53:36 | コメント(18) | トラックバック(0) | 山、池、湿地、虫 | 日記
2016年08月26日 イイね!

気まぐれな薬師岳 (後編)

気まぐれな薬師岳 (後編)前回からの続きです

時間があるときに見てやってください

《3》山頂~薬師岳小屋(14日)






4人だけの山頂で景色を楽しんだ後は、かなりガスが巻いて身体にもパラパラと小雨が当たって来たので急いで下ります





山頂から振り返れば、薬師岳と北薬師の間には圏谷があります

ここが一番すばらしい見事なカール地形
で、まだ残雪が少しあります



30分も駆け足で下れば小屋に到着です

小屋の飲料水は天水なので、外には大きなタンクがあり屋根の雨水が全て溜まる仕組みになっています

今日の夕飯は17:30からですが、水は売っていないので手持ちの水の節約のためお茶を7杯くらい飲みました
暑くて汗がダラダラです
1人1つしか買えない200円のSUNTORYのクーも買って



夕飯はアジフライ、ケチャップで「ヤクシ」と書いた卵焼き、冷奴です

山小屋泊りの楽しみの一つの食事ですが、各山小屋独自の美味しい料理が出ます
自分が泊まったなかでは、船窪小屋、朝日小屋が美味かった



小屋には昭和38年1月に愛知大学生が東南尾根に迷い込んで大量遭難があったことを知らせる写真が貼ってあります
薬師の東南尾根にはこんな暗い歴史もあります




2006/7/30に撮った写真がありますが、左の写真は薬師の避難小屋から伸びる東南尾根です。奥にはヤリも見えてます。右の写真は左端が避難小屋で右に伸びる東南尾根を写した写真です

なだらかな尾根ですが途中からかなりの傾斜で黒部川に下がっていきます







駐車場のある折立の登山口左手に慰霊碑があります



この遭難を機に富山県は山岳警備隊が組織されました

今年から長野県では登山届が義務付けられました
今までは山岳保険の加入の有無は書く欄に無かった気がしますが、
オレは30年くらい前に、知り合いの勧めで日本山岳協会の保険に入ってます

山岳保険はネットでググッればいろいろありますね





ヘリが1回飛べば80万くらいかかるとか言われてます
民間のヘリが飛んで来れば乗りたくないとか、バカな話も聞きます

山を歩いてかなりの年数になりますが、いつ何があるのか見当もつきません
自分だけが注意していても防ぎきれないこともあるし
目の前の人が滑落したり、行き倒れになっている人、そんな光景を見てきた山はとても死が近い場所です

気休めの保険かもしれませんが入っていないよりマシです

逸れてしまいました


この晩はガスッて星も見えず部屋の中が30℃近いなかで眠りにつきます
途中誰かが暑くて2回窓を開けたと小僧が言ってましたが、1時間くらいしか寝ていないオレは爆睡ですぅ




《4》薬師岳小屋~自宅(15日)



山小屋の朝は早いです
早いひとは3時頃から出発の準備が始まるので寝ていられません

外に出てみると



ガスで何も見えません(-.-)
それでも太郎平小屋から登ってきた登山者がヘッデン点けてぞくぞく登っていきます
これではご来光は無理っぽいです
昨日山頂だけは登っておいて良かった

夕陽も見れずにご来光もダメか

白馬から続く雨模様はオレか小僧のどちらが雨男なのか(笑)



ここの小屋は蚕棚ではなく、雑魚寝タイプです
布団が5個並び、掛け布団はなぜか6個ですが座席表みたいな絵があり損をするのは真ん中付近で寝る人は背中が布団のスジで、オレと小僧でした
端の人はゆっくり寝れます
ここの小屋はスマホはバリ3です

晴れそうもないので下ります
途中の薬師のテン場に張り紙見つけました



見逃してましたねー

水は1.5㍑あったので余裕で足りましたが、小僧は残りが無く焦ったようです

晴れ間が出るのなら、北の俣に登り黒部源流域を小僧に見せてやりたかったのですが、太郎平で予報を見るとどうも70%か、下り坂です




小屋の従業員もオリンピックをみてくつろぎタイムです
珈琲(400円)を飲んで少し休んでから下山です

ちゃんと豆からのドリップですが、白馬のが美味かった



下山してから、ダムカードが目に入ったので有峰ダム管理棟でダムカードをゲットしました
アンケートに答えないともらえません




小僧がポケモンを立ち上げたら、有峰に道場があるようです
トレーナーはまだ2人しか来ていないとか、薬師岳の山頂にはレアポケモンは居なかったようです
有料道路の道場がねらい目とかわけのわからないことをほざいてました



途中、山之村牧場でソーセージやソフトを食べ







上宝村の寸志200円の湯「荒神の湯」に入り

     



旧道の安房峠を久しぶりに通りました
混雑時は通過に2時間くらいかかりましたね
よくミンカラでも出てくる県境のところ




今見てもすごいヘアピンカーブが20近くあり、これではバスがすれ違い出来ないわけですね
峠にあった茶屋は更地になっていました

ハイドラしているクルマが数台通過です




途中の道の駅「風穴の里」では自転車の乗っている若者に逢いました
こんな元気な若者と話をするのが好きなオレと小僧は話しかけてみました

自転車男「8/15現在で神奈川から出発して25日目で東北、北海道、そしてまた東北に、、昨日は碓井峠で寝た」そうな

福井小僧「大学生?歳いくつ?」

自転車男「25です 今しかないと思って会社辞めて全国一周をしてます」だって

福井小僧「オレとタメじゃん」

ジジィ「とても同じ歳にはみえねぇな(笑)」

最近は自転車で日本一周している人はあまり見かけませんね



自転車男「今日はここで泊って明日は安房峠を越えて富山に」

安房トンネルは自転車では通れないので、さっきオレたちが通ってきた旧道をチャリで登るとは

話は尽きなかったですが、別れたあとに余っていた食料を食べてもらえれば良かったなと気がつきました
今頃関西、中国地方で自転車をさっそうと乗っているかな

若いっていいなぁ


このあと小僧に電話がかかってきて、長野で飲み会があるからと



松本駅で小僧を降ろし一人で帰宅です
今年のお盆は薬師で終わりました、ガスッている薬師は初めてでした
それもまた想い出


絵日記みたいな話しが逸れたグダグダした内容となってしまいました(終)
Posted at 2016/08/26 19:38:01 | コメント(11) | トラックバック(0) | 山、池、湿地、虫 | 日記
2016年08月22日 イイね!

気まぐれな薬師岳(前編)

気まぐれな薬師岳(前編)だいぶ遅いアップですが、お盆休みの08月13日~15日に3回目の立山連峰の名峰「薬師岳」に行ってきました


《1》自宅から登山口(13日~14日)
《2》登山口~山頂(14日)
《3》山頂~薬師岳小屋(14日)
《4》薬師岳小屋~自宅(15日)



にまとめてみたのでお時間のある時に読んでください





《1》自宅から登山口(13日~14日)


今回も福井小僧と一緒なので、13日21時に自宅を出発
途中の道の駅「奥飛騨温泉郷上宝」で1時間ほど寝るが、外気温が22℃しかないのに、エンジンをかけて冷房しているクルマが多いこと、うるさくて寝れずに( ˙^˙💢 )クソッ


今回は薬師岳に登るのでルートが2つありますが、
有峰林道に入り(06時00分ゲートopen)折立から登るか、飛越トンネルから4時から登るか(折立より登り2.5h増し)
しかし誰もこの暗闇のガスッている中を登っている人がいません(-.-)

ぅ~ム、霧雨状態だと考えちゃいますね
軟弱なので、ゲートとトンネルの間を行ったり来たり(^^;

下のように飛越トンネルから登る予定が…


時間とともに気持ちは楽な折立登山口に変わり、北の俣斜面にある池塘は見れずに終わりました


2013/8/14に通過した時の写真です




結局、このルートで登ります

睡眠不足だからしょうがないか、なんて理由をつけたりして





有峰林道ゲートの前でしばし仮眠です
トンネルから富山側はガスッていませんね、県境の小さな山を越えるだけでこの天気の変わりよう

5時頃から工事用車両が出入りして、落石を取り除いたりしています
ゲートは開きますが中にはぜったい入れません(^_^;)
林道は20時まで通行可能です



ぴったり6時にゲートは開き駐車場へ行きますが、駐車場まで約20kmくらいの林道を有峰湖に沿いながら走ります。駐車場に着くとガードマンに誘導されて臨時駐車場の奥へ案内されますが、約500mの登山口まで歩きです

8/11の「山の日」には、折立の駐車場は臨時まで含めて500台も駐車したそうです。遠くに駐車した人は3km近く登山口まで歩いたとガードマンが申していました。

そして、今朝早くに駐車場にクマが出たそうな🐻



スバルは多くなく、Xトレイルが多いです。全国各地から四国ナンバーまで駐車していました

となりのCX5のおっちゃんも薬師岳へですが、結局小屋まで来れずに太郎平小屋泊りのようでした




《2》登山口~山頂(14日)

久しぶりの折立登山口がナツカシイ~

登山口にはキャンプ場もあり、車で来れば前泊して早めに登ることができますので時間に余裕がある方はそのほうがいいかも、ただしここはスマホの圏外です

山頂までの標高差約1600mか、ありますね



今年から登山届の出すところが変わり、ここではなく太郎平小屋に出します
今日は何人くらい山に入っているのでしょうか

この、ヒノキは登山路にありますが、半分枯れた状態ですが、直径2mくらいありそうです
以前に登った時は気づきませんでしたが、ここまで太いのは初めてみました



下から見上げてみましたが、虫食いだらけですが風格ありますね





ドンドンと標高を上げていきますが、樹林帯は三角点(標高1869m)まででその先は見通しの効く整備された道ですが、一部が壊れ歩きずらいところがあります

空の青が濃いですねー




ここまで来ると、左手正面に薬師岳が見えてきました


五光岩ベンチ(2189m)です
正面にド~ンと今日行く薬師が見えてきましたがまだ遠い
視覚的に山容が女性的な感じがします



少し山肌が赤っぽいです

空には富山の「きときと空港」が近いせいか、飛行機雲がやたら多い

まだ遠い正面の稜線に太郎平小屋があります



1800m超えると現れるベニヒカゲが、ベンチに付いた人の汗を吸っています

高山蝶と言われているチョウですが、ビロードのようなシックな茶色に橙色斑が鮮やかです
そばに寄ってもストローを伸ばしてお食事に夢中です

青い空に映えますね~


稜線に出て五郎平小屋でお昼です
大勢の人はどっちへ進んで行くのでしょうか
この人たちがみんな薬師小屋なら、1つの布団に二人です



今の時間(11:30)からすると、下る薬師沢で泊りか薬師岳方面です



手前左の平らな台地がが雲の平です、その奥のギザギザな山が水晶で右手の雲がかかっているのが鷲羽、その看板の後ろが三俣



小屋で850円大盛りラーメンを頼みましたが、スープが熱くない(^_^;)
メニューはラーメンかカレーです、ゼイタクは言ってられません

大盛りは食べ過ぎで午後の歩きがツラかった




ラーメンの正面奥が薬師岳ですが、まだあと3時間くらいかかりそうです


太郎平の湿地を少し歩くとテン場の薬師峠に到着
カラフルなテントの花ですが、女子一人もいますねー



ここで「水を持参」の張り紙を見逃しました
薬師小屋は天水なので、雨が降らないと売ってもらえる水もありません


チングルマのヒトデのような穂が風で揺れてます


奥に見える稜線が古い話ですが、昭和38年1月の愛知大学山岳部の薬師岳遭難の東南尾根です


ガスッて来ましたが薬師小屋に着きました
前回来たときは、古い小屋でしたが新しくなっていました



気温15℃歩いていないと寒い
小屋の周りは建て替え以前からあった風よけの石積




明日は天気が崩れるということなので、部屋にいましたがこれから(14.時30分)山頂を目指します



正面の形のいいお椀を伏せた上にポチッと何か見えますね



タタミ1畳くらいの屋根の無い避難小屋です
あそこまで40分くらいか、近いようで遠い

ガレ場をくねくねのツヅラ道ですが、下って来る人が見えます



ガスッて避難小屋が見えません


ここを超えると山頂手前のカール地形ですが、薬師岳の国指定特別天然記念物「薬師岳の圏谷群」になっています

3か所ありますが、氷河期に想いを馳せます

カール地形は何ともいえない歴史が詰まっているようで、好きです
以前に行った、中アの南駒ヶ岳は誰も歩いていなくて独り占めでした

一番手前の圏谷です


陽が射している少し赤い山が赤牛岳です
この山肌から名前が付けられているんですね

ようやく山頂に立ちました

思わず声が出る   「グッグッ~ヮワーやった」






西の空を見ればガスが下から湧いてきて、夕焼けは望めそうもありません

残念だ

薬師岳は名前のとおり、信仰の山です
こんなに立派な薬師如来を祀った祠もあり、北からガスが上がってきているが戸のガラスにはまだ蒼い南の空を映している


三角点の標柱が写っています

小僧も4人しかいない山頂でご機嫌です



ちょうど、ブログのトップ画の奥の地点です

夕飯が17:00なので急いで下ります
                                                      
つづく
Posted at 2016/08/22 20:34:52 | コメント(16) | トラックバック(0) | 山、池、湿地、虫 | 日記

プロフィール

「@ノン・ダンディ さん、あまりハッスルするとヤバいですよ笑」
何シテル?   05/25 17:46
2019年01月16日のみんカラのシステムの変更で私個人の事情なのですが、タイムラインの流れが早くて、全て見切れません。 そろそろギブアップです?? ...

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H27年2月14日予約  4月1日に納車になりました。 皆さんよろしくおねがいします ...
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