
だいぶ遅いアップですが、お盆休みの08月13日~15日に3回目の立山連峰の名峰「薬師岳」に行ってきました
《1》自宅から登山口(13日~14日)
《2》登山口~山頂(14日)
《3》山頂~薬師岳小屋(14日)
《4》薬師岳小屋~自宅(15日)
にまとめてみたのでお時間のある時に読んでください
《1》自宅から登山口(13日~14日)
今回も福井小僧と一緒なので、13日21時に自宅を出発
途中の道の駅「奥飛騨温泉郷上宝」で1時間ほど寝るが、外気温が22℃しかないのに、エンジンをかけて冷房しているクルマが多いこと、うるさくて寝れずに( ˙^˙💢 )クソッ
今回は薬師岳に登るのでルートが2つありますが、
有峰林道に入り(06時00分ゲートopen)折立から登るか、飛越トンネルから4時から登るか(折立より登り2.5h増し)
しかし誰もこの暗闇のガスッている中を登っている人がいません(-.-)
ぅ~ム、霧雨状態だと考えちゃいますね
軟弱なので、ゲートとトンネルの間を行ったり来たり(^^;
下のように飛越トンネルから登る予定が…
時間とともに気持ちは楽な折立登山口に変わり、北の俣斜面にある池塘は見れずに終わりました
2013/8/14に通過した時の写真です
結局、このルートで登ります
睡眠不足だからしょうがないか、なんて理由をつけたりして
有峰林道ゲートの前でしばし仮眠です
トンネルから富山側はガスッていませんね、県境の小さな山を越えるだけでこの天気の変わりよう
5時頃から工事用車両が出入りして、落石を取り除いたりしています
ゲートは開きますが中にはぜったい入れません(^_^;)
林道は20時まで通行可能です
ぴったり6時にゲートは開き駐車場へ行きますが、駐車場まで約20kmくらいの林道を有峰湖に沿いながら走ります。駐車場に着くとガードマンに誘導されて臨時駐車場の奥へ案内されますが、約500mの登山口まで歩きです
8/11の「山の日」には、折立の駐車場は臨時まで含めて500台も駐車したそうです。遠くに駐車した人は3km近く登山口まで歩いたとガードマンが申していました。
そして、今朝早くに駐車場にクマが出たそうな🐻
スバルは多くなく、Xトレイルが多いです。全国各地から四国ナンバーまで駐車していました
となりのCX5のおっちゃんも薬師岳へですが、結局小屋まで来れずに太郎平小屋泊りのようでした
《2》登山口~山頂(14日)
久しぶりの折立登山口がナツカシイ~
登山口にはキャンプ場もあり、車で来れば前泊して早めに登ることができますので時間に余裕がある方はそのほうがいいかも、ただしここはスマホの圏外です
山頂までの標高差約1600mか、ありますね
今年から登山届の出すところが変わり、ここではなく太郎平小屋に出します
今日は何人くらい山に入っているのでしょうか
この、ヒノキは登山路にありますが、半分枯れた状態ですが、直径2mくらいありそうです
以前に登った時は気づきませんでしたが、ここまで太いのは初めてみました
下から見上げてみましたが、虫食いだらけですが風格ありますね
ドンドンと標高を上げていきますが、樹林帯は三角点(標高1869m)まででその先は見通しの効く整備された道ですが、一部が壊れ歩きずらいところがあります
空の青が濃いですねー
ここまで来ると、左手正面に薬師岳が見えてきました
五光岩ベンチ(2189m)です
正面にド~ンと今日行く薬師が見えてきましたがまだ遠い
視覚的に山容が女性的な感じがします
少し山肌が赤っぽいです
空には富山の「きときと空港」が近いせいか、飛行機雲がやたら多い
まだ遠い正面の稜線に太郎平小屋があります
1800m超えると現れるベニヒカゲが、ベンチに付いた人の汗を吸っています
高山蝶と言われているチョウですが、ビロードのようなシックな茶色に橙色斑が鮮やかです
そばに寄ってもストローを伸ばしてお食事に夢中です
青い空に映えますね~
稜線に出て五郎平小屋でお昼です
大勢の人はどっちへ進んで行くのでしょうか
この人たちがみんな薬師小屋なら、1つの布団に二人です
今の時間(11:30)からすると、下る薬師沢で泊りか薬師岳方面です
手前左の平らな台地がが雲の平です、その奥のギザギザな山が水晶で右手の雲がかかっているのが鷲羽、その看板の後ろが三俣
小屋で850円大盛りラーメンを頼みましたが、スープが熱くない(^_^;)
メニューはラーメンかカレーです、ゼイタクは言ってられません
大盛りは食べ過ぎで午後の歩きがツラかった
ラーメンの正面奥が薬師岳ですが、まだあと3時間くらいかかりそうです
太郎平の湿地を少し歩くとテン場の薬師峠に到着
カラフルなテントの花ですが、女子一人もいますねー
ここで「水を持参」の張り紙を見逃しました
薬師小屋は天水なので、雨が降らないと売ってもらえる水もありません
チングルマのヒトデのような穂が風で揺れてます
奥に見える稜線が古い話ですが、昭和38年1月の愛知大学山岳部の薬師岳遭難の
東南尾根です
ガスッて来ましたが薬師小屋に着きました
前回来たときは、古い小屋でしたが新しくなっていました
気温15℃歩いていないと寒い
小屋の周りは建て替え以前からあった風よけの石積
明日は天気が崩れるということなので、部屋にいましたがこれから(14.時30分)山頂を目指します
正面の形のいいお椀を伏せた上にポチッと何か見えますね
タタミ1畳くらいの屋根の無い避難小屋です
あそこまで40分くらいか、近いようで遠い
ガレ場をくねくねのツヅラ道ですが、下って来る人が見えます
ガスッて避難小屋が見えません
ここを超えると山頂手前のカール地形ですが、薬師岳の国指定特別天然記念物「薬師岳の圏谷群」になっています
3か所ありますが、氷河期に想いを馳せます
カール地形は何ともいえない歴史が詰まっているようで、好きです
以前に行った、中アの南駒ヶ岳は誰も歩いていなくて独り占めでした
一番手前の圏谷です
陽が射している少し赤い山が赤牛岳です
この山肌から名前が付けられているんですね
ようやく山頂に立ちました
思わず声が出る
「グッグッ~ヮワーやった」
西の空を見ればガスが下から湧いてきて、夕焼けは望めそうもありません
残念だ
薬師岳は名前のとおり、信仰の山です
こんなに立派な薬師如来を祀った祠もあり、北からガスが上がってきているが戸のガラスにはまだ蒼い南の空を映している
三角点の標柱が写っています
小僧も4人しかいない山頂でご機嫌です
ちょうど、ブログのトップ画の奥の地点です
夕飯が17:00なので急いで下ります
つづく