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2016年09月28日 イイね!

上高地の知らない世界

上高地の知らない世界

先々週のシルバーウィークは2泊の予定で上高地に行きましたが、天気が悪くて行って泊まっただけで終わり、再度24、25日と行ってきました

外人も多く訪れる有名な上高地ですが、自分の勝手な思い込みや聞き違えがあるかもしれませんが、知っているようで知らない上高地のディープな楽しみかたを、少し書いてみました

新聞、TV等で知っている方は知らないフリをしていて下さい(^^;🙌🙌

「ウエストンのレリーフ」

バスを降りて河童橋を渡り少し行くと、左手の岩にウォルター・ウェストンのレリーフがあります



このレリーフが埋まっている岩盤が、世界一若い地表に出た花崗岩です。この岩盤に名前が付いていまして皆さんご存知の滝谷の名が付いた、滝谷花崗閃緑岩と言いますが、槍の頂上と同じ地質だとかいわれてます

レリーフのある花崗岩を触れば槍の頂上に行った気分を味わえるかもしれない

                                   2012年撮影

 でも槍に登る鉄梯子のスリルは味わえません
 槍の山頂では、数年前にタレントの〇〇も某メーカーのカップ麺の撮影で物議がありましたね



「徳沢の桂」

キャンプ場にある、大きなカツラの木です
秋になると葉が黄色くなり見事な樹です

上高地のバスターミナルから徳沢までは2時間くらいかかるので、観光客には一般的ではないかもしれません

中央の樹がそうですが少し色づいてます



直径1mを超えますが中が空洞になっています
今まで何人の登山者を見てきたのかな

シルバーウィーク行った時には貼り紙がありませんでしたが、先週に行ったら「老木のためシーズン終了後に伐採する」と書かれてました
腋には若木が生えてきているので、世代交代ですね

あまり目に触れないように環境省の小さな貼り紙がありました
今の若い人たちはあまり興味ないのでしょうか、樹の下ではテントを張ってました

100年後に見て見たいですが、ムリですね(^^;



「清水川」

上高地のバス停を降りて小梨平に向かうと最初の木橋があります
川を見ると深緑の梅花藻が水中でユラユラ揺れてキレイな流れ



ここで、皆さん写真を撮ってますね

イワナも泳いでます
この川はこんなに流量があるのに、なんと延長が200mしかありません

ここが水源です
水温と気温の温度差で靄が発生してます


背後の六百山に降った雨が地下水となって、ここで湧き出します
湧いているところから10mも下ればせせらぎの音が聞こえ始めて水量が見る間に増えている光景は不思議な感覚を思えます

大雨でも濁ることなく、日照りでも枯れることないので上高地の飲料水になっています

下の写真は18日の土砂降りの後に河童橋から撮りましたが、右から梓川に流入
する清水川の水は濁っていません
徳沢を出るときは梓川は濁っていませんでしたが、2時間の間で上流域でかなりの雨量があったと思われます


バスターミナルを降りてビジターセンターの山側散策道を通れば清水川の全貌がわかります
残念ながらこの裏道を歩く人はほとんどいません




「奥又白池」

ここが上高地に来た一番の目的の場所です
奥又白池=アルプスの瞳とか言われてます
沢渡から日帰りで行けると思いますが、安全策で徳沢に前泊です

夜は星も見えて晴れそうです


テン場のテント群です
焼肉のいい匂いがしてます




ルートはこんな感じです
バリエーションルートなので中畠新道からは鎖、ロープは一切ありませんが危ないところはないです
ただし濡れている岩場は注意しないと

日帰りだと、ここに徳沢~ターミナルの往復4時間弱が加算されます


パノラマルートと中畠新道の分岐にはペンキで書かれた転石が目印です
以前より赤ペンキが擦れてオクマタの字がよく見えません



中畠新道から奥又白池までの標高差約570mですがほぼ直登の急こう配の尾根道が始まります
木の根っこ、枝、岩を手で掴みながら標高を稼いでいきます



右側の岩場に小さく見える、緑のレリーフのある所を目指してトラバースして
樹林帯の中を三点支持で登ります

左側の沢は松高ルンゼです
素人のオレには登れない沢です





こんな沢を滑落すれば考えるだけで恐いです
1時間も登ると少し開けてきて前穂高の北尾根が見えてきます




正面少し左のザレた奥が5,6のコルと言われるところです
涸沢からのルートがあるようですが、死ぬほど怖い滑落しそうな崩落地を2か所通過するそうです



中畠新道を3時間弱登ると、着いたかなと思わせる雰囲気の目印があり、「奥又白池」にひょいと出ます





絶景です
水深は2~3mあります
昔は夏場にここで泳いだ人もいるとか

鞍部にはテントを張った跡や焚火の跡がありました





前穂の岩場が見えます
ガスッていて山頂までは見えません
左奥に明神岳が見えてます

もう少し晴れていれば水面に映る山々が見えたのに




もう2500m超えのところは紅葉が始まってます

今年の紅葉は日照不足、水不足で色づきが良くないようです
ナナカマドは葉が紅葉しないで落葉しているのも多く、赤が足りない紅葉です



バスの時間があるので30分ほど楽しみ下山です
ここから4時間あればターミナルまで行けます


                          次回は番外編へ続くかも期待しないでお待ちください(^_^;)
Posted at 2016/09/28 20:07:34 | トラックバック(0) | 風景、季節 | 日記
2016年09月19日 イイね!

RX3の思い出とクルミの木

RX3の思い出とクルミの木
少し前ですが11日の日曜日に毎年恒例の旧車イベントがあり、見学に行ってきました

昭和の懐かしいクルマが並んでいましたが、どちらかと言えば駐車場に並んでいるイベントを見に来ている方たちのクルマのほうのが、興味あるというイヤな野郎です

ここの旧車イベントではメッタに見ないRX3=サバンナ
こんな機会が無ければ出会うチャンスはほとんど無いです
小諸市のGSにお勤めの方だと思うがGSの隅っこに駐車してましたが、最近見なくなりました




大昔の事ですが、自分が勤め始めた会社の駐車場で一番最初に目についたのが色も同じガンメタのサバンナでした
あの当時としてはテールランプもかっこよく



こんなワークスみたいなオーバーフェンダーは付いてませんでしたが、自分より3歳年上の先輩のクルマでした

ググってみると昭和46年~53年まで製造されていたようです




まだその当時は電車通勤でしたので、食い入るように見ていたら、「シートに座ってももイイよ」と言われて、シートに乗ってステアリングを触ったりエンジンをかけた瞬間に、あの独特な唸るファンが回っているようなエンジン音が、未だに耳にこびりついてます

友だちが乗っていた、2TGやL20とは聞き分けのできる別の音でした





その日は運転は出来ませんでしたが、後日運転してみると軽くスムーズに吹き上がるローターリーエンジンの印象は強烈でした
今見るとフロントグリルが個性的ですね
ヘッドライトは4灯でこの頃2灯式もですが、シビエ、マーシャルのハロゲンヘッドライトに変えてました
ハイワットの球を入れて車検が通らなかったりしました
今じゃ車種別にライトは違うし、ガラス→プラに変わりましたので黄ばんだりして余計な出費が
マツダのロゴがやけに懐かしく感じたサバンナでした


クルミの木

話しは変わりますが、長野県人は見慣れているので別として、クルミの木や実を見たことあるでしょうか

自分の生まれた家にはでかいクルミの木があって、秋になると業者が買い付けに来ていました
そういえば、アンゴラ兎の毛も買いに来ていたなぁ

長野県はクルミ生産県の全国トップでh26年の生産量の8割近くあります
全国で生産量182tなので、消費を考えると輸入品はかなりの量(35000t)となっています


(若い樹は滑らかな肌で品種にもよるみたいですがきれいです)

長野県のなかでも東御市が生産量がトップなので、日本一ですね

資料によると、東御市のくるみの生産量についてですが、東御市におけるクルミの生産量は長野県産142トンのうち29トンと推計しています。この数値は栽培面積の推計値47ヘクタールをもとに推計したもので、JAや農家が販売したものと自家消費したものをすべて含んだ量であります。

以前に比べるとアメリカシロヒトリの被害での伐採や台風での倒木で



かなり減っていると思われます
成熟しないうちは周りを仮果で覆われています






東御市には,くるみ街道と付けられた道まであります



クルミは秋になると大きな葉が黄色に紅葉します

しかし、虫に食べられたり、葉と葉が擦れて黒ずんでしまったりで
下の写真のようなキレイな色にはなかなかなれずに




葉の色が変わり始めると1週間ほどで落葉してしまいます

自分で命名した「過保護なクルミ」は一昨年の紅葉はとてもきれいでしたが、写真が見つかりませんでした


下は去年の10/15に撮ったイマイチな紅葉でしたが、あと1か月ないですね







とある、小高い丘の上にクルミの木が1本
夕方しか時間が取れず、曇って夕焼けが望めなかった9/10撮影

東から西へ
牧草と夏にはじゃがいもの花が咲いていた畑を従えて



クルミの樹形は丸く独特です

西から東へ
蕎麦の花が満開でした
浅間山には少し雲が



翌11日の夕方に再度行ってみたら、少し夕焼け

傍ではトラクターで麦を植える用意なのか耕していました




エノコログサに夕陽があたり夕闇せまる時



今年は葉がかなり食害になっているようです




実際にみると「なんだー」と思うかもしれないけど、この風景はイイかもよ
Posted at 2016/09/19 15:20:22 | トラックバック(0) | 風景、季節 | 日記

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何シテル?   05/25 17:46
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