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『日産ヘリテージコレクション』に行ったら、是非見てみたかったクルマがあります。
そのクルマというのは "NISMO GT-R LM" と "NISSAN R390 GT1" の ル・マン公認取得用ロードカー です！

【NISMO GT-R LM】

ル・マン24hのレースで上位入賞を狙うために SKYLINE GT-R(R33) を
大幅にモディファイして作製れたル・マン専用GTマシンが "NISMO GT-R LM" です。

【NISSAN R390 GT1】

NISMO GT-R LM でのル・マン24hレース参戦は1995年と1996年の２年間となり
これを引き継ぐマシンとして誕生したにが "NISSAN R390 GT1" です。

ル・マン24hレースには「GTクラスに出場する車両は一般公道を走行できる車両が存在しなければならない」という規定があります。
このため一般車両として登録・公認を取得するために作製されたのが、公認取得用ロードカーになります。

【NISMO GT-R LM ル・マン公認取得用ロードカー】

エンジンは直列6気筒DOHCツインターボの『RB26DETT』が搭載されており、公称スペックは
最高出力：224kW(305ps)/6,500rpm、最大トルク 373N・m(38.0kgm)/4,500rpm　となります。


ラジエータやオイルクーラー、そしてブレーキなどの冷却性能を高めるエアロパーツを
採用しているところが市販車と大きく異なる点になります。

【R390 GT1 ル・マン公認取得用ロードカー】

エンジンはV型8気筒DOHCツインターボの『VRH35L』が搭載されており、公称スペックは
最高出力：257kW(350ps)以上/5,200rpm、最大トルク：490N・m(50.0kgm)以上/4,000rpm　となります。


ヘッドライトは FairladyZ(Z32) と同じデザインなんですよね！

公認取得のために作製されたクルマなので、両車とも一般販売はされませんでしたが
もし市販されていたら R390 GT1 の価格は１億円くらいになっていたそうです！

ル・マン24hのレース参戦車両は何度か見る機会がありましたけど、公認取得用ロードカーは
なかなか見る機会がありませんので、今回ジックリと見てきました！！
（R390 GT1のレースカーはニスモのショールームの壁にも張り付いてますよね！）

その他にも『日産ヘリテージコレクション』で撮った写真をフォトギャラリーにアップしました！
こちらも見てみてください！！

　Photo Gallery 01
　Photo Gallery 02
　Photo Gallery 03
　Photo Gallery 04
　Photo Gallery 05
　Photo Gallery 06
　Photo Gallery 07
　Photo Gallery 08
　Photo Gallery 09
　Photo Gallery 10