カムシャフト交換

～冬休みの宿題 その4～

ヴィヴィオのSOHCエンジンのロッカーアームは昔ながらのスリッパー式ロッカーですが、プレオ以降のロッカーアームはローラーロッカーアームに変更されてます

スリッパー式とローラーロッカーではカム山への当たり方が違うので似たようなバルタイのエンジン同士でもスリッパー式とローラー式でカム山の形状が全く異なっています(ヾ(´・ω・｀)

このスリッパー式にローラーロッカー用カムを組むとカムの作用角が増えてハイカムになるとの事なので、

先人の皆さまがやっている内容を参考にさせて頂いてこちらのプレオRMやニコット用の13015KA521という品番の新品カムを用意しました(*´ω｀*)

ちなみにカムの箱のラベルは未だにFUJI heavyになっていたので製造が随分と前の様ですｗ(現在はSUBARU corporation)

Vベルト、クランクプーリー、タイベルカバー、タイミングベルト、カムプーリー、ディスビ、タペットカバー、ロッカーアームを外し、カムシャフトキャップを外側から順に緩めて外すとカムシャフトが取れます(ノ`･ω･´)ノﾄｯﾀﾄﾞｰ

新品カムを載せてカムキャップを内側から順に締めて基準値の0.9Kg-mでトルクレンチを使って締めます

適当に手ルクレンチで締め過ぎるとネジ山なめてヘッドAssyがあぼーんするのでトルクレンチはちゃんと使いましょうｗ
(SOHCヘッドはネジ山の上にガイドの様なカラーが圧入されているのでリコイルは難しそうです)

ロッカーアームを組んだらバルブクリアランスを調整します

基準値
IN:0.15±0.02mm
EX:0.20±0.02mm

の中に入る様にシックネスゲージを使って調整します( ｀・ω・´)ﾉ

ちなみにﾜﾀｽはIN:0.14mm、EX:0.19mmになる様に調整しました
(測定中の画像はありませぬ)

後は元通り組めば完成です(*・∀・*)ノ

点火時期は今まで基準値の10°でハイオクガソリン入れてましたが、10°だと全体的に少しかったるい感じがしたので約15°に調整すると結構6000rpmから上が良く回るのと、全体的にトルクが出てる様な感じがしますヾ(oﾟωﾟo)ﾉﾞ

社外Romｶﾞ欲ｽｨ…(´ 3｀)

とりあえず暫くこれで乗って見ようと思います(`･ω･´)ﾉｼ

走行距離:201712Km