ラジエーターファン片側全開！

先週中禅寺湖まで紅葉を見にゆき、久々に遠出＆いろは坂で少しエンジン回しました。油温は120度くらいまで上がったと思いますが、気温が10度くらいだったこともあってか、インパネの水温計は例によって80度のままで、ODB2で読んだ値は95度くらいでした。まぁ、正常の範囲内でした。それで帰り道、なんかラジエーターファンの音が異様に大きいので確認すると、運転席側は全く回っておらず、助手席側がけたたましい音を立てて全開状態です。油温や水温は正常なるも、こりゃ明らかにおかしいので、なるべく大人しく走って帰宅しました。段階制御の996とは違って997 のファンは無段階制御なのですが、リアのエンジンコンパートメント側のファンはしょっちゅう全開で回るものの、フロントのラジエーター側については、今まで全開で回ったことは、ほとんど見たことないと思います。

それでガレージトップギアさんの動画とか見ると、片側のファンが故障すると、コントローラーが反対のファンを全開にするようです。ファンとコントローラーとの間にはヒューズもないようで、どちらかが壊れていることが濃厚です。。。部品代はどちらも数万だし、ファン交換ならバンパーも外すので、作業も大変そうです。ただ、海外のフォーラムを見ると、同様の症状が出たものの、結局ファンが何かを噛んでいただけだった！といったケースもあったので、ともかく確認してみます。

しかし、この車はファンへのアクセスが、とっても悪いんですよね。。。写真のタイヤハウス内のカバーを外すしかないので、とりあえずジャッキアップします。本当はまずタイヤを外すべきなのですが、タイヤを装着したまま、なんとかカバーの固定ネジを外して隙間を作り、手を入れることができました。

それでファンを回そうとすると、引っ掛かりがあって回りません。でもちょっと力を入れると、カシャっと音がして、スムーズに回るようになりました。実は、以前からこの運転席側のファンのみ、回転時は何かが軽く引っかかっているような音がしていたのですが、それが悪化？して、回転を阻害していたのかもしれません。。。

その後エンジンを始動して確認すると、無事、回るようになっていました。。。大事には至っておらず、一安心です。ただ、引っかかっていたものが木の枝とかなら良いのですが、何かの部品が腐食して外れ、それが引っかかっていたのなら、また不具合が出てくるかもしれません。引き続き、注意する必要がありそうです。