カウルカバー塗装（その２）

カウルカバーを外して中性洗剤で洗って脱脂し，ラバー部分にマスキングテープを貼りました．

この樹脂の材質はPPだと思うので，通常の塗料は使えません．正しくは，バンパープライマーを下塗りしてから，艶消しの黒で上塗りすべきと思います．しかし，今回はデイトナから出ているバイク用の「樹脂ブラック」なるものを使ってみました．これはPPであっても下塗り不要で，直接PPの地肌に塗装できるようです．バイク用ってあるけど，車だと何か違うのだろうか...

マスキングはラバー部のみならず，ウォッシャーのノズルにも行います．

3回くらい重ね塗りしました．

写真のようにけっこういい感じとは思うのですが，一部，若干むらのような見え方もする部分もあります．今回はサボって表面処理しなかったのですが，1000番くらいの耐水ペーパーで表面状態を整える必要があったかもです．このあと，艶消しのクリアを吹くとより耐久性が上がりそうですが，私は普段，車にはカバーをかけているし，この部分はカバーにも当たらないので，そこまでは行いませんでした．

完全に乾いてから，組付けは逆の手順で行います．やはり写真では分かりづらいですが，けっこう自己満足できてます．逆にワイパーの塗装の方が薄く見えるようになったので，今度はそちらが気になりだしました...

ついでに，「樹脂復活材」も買って，カウルカバー以外の部分に塗ってみました．内部なのでそれほど退色は進んでいませんでしたが，写真では見えづらいものの樹脂部分が全体的に締まった感じなりました．このフード下については直射日光も雨も当たらないので，それなりに持つのでは？と期待している次第です．

今回「樹脂復活材」としては，Pro Staff製ブラックコートを使用してみました．