カウルカバー塗装(その1)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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写真では分かりづらいと思いますが,ワイパー下の樹脂製のカウルカバー,白っぽく退色して残念感滲み出てます... どの車でも,お決まりの劣化ポイントですよね.最初はいろいろ売っている「復活材」で対処しようかと思ったのですが,退色の程度で効き具合も違うみたいだし,恒久対策でもないので,塗装してみることにしました.塗装は苦手なのですが,この純正品は海外サイトで2万円弱で売っているので,大失敗したら大人しく新品を輸入すればよいと考えました.PC様で買ったらいくらするんだろう??? ちなみに,ワイパーアームの水色のテープは,外した時に位置や左右を間違えないためのマーキングです.アームは左右同じかもだけど...
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では,早速取り外します.カウルカバーは中央付近にあるトルクスのネジ1本,両サイドの樹脂のカバー下にある10㎜のナット2個,それからバッテリー裏側の樹脂のクリップ2本で固定されています.それ以外に,ウォッシャーノズルのコネクタ2個とホース1本,ワイパーアーム2本も外す必要があります.けっこう面倒です.まず,カウルカバーの中央付近を止めているトルクスのネジを外します.写真はもう外した後ですが,助手席側ワイパーアームの青いテープの下側にある穴にトルクスのネジが刺さっていました.次にワイパーアームの根元のプラスティックのキャップを持ち上げて外します.これは簡単です.写真は外した後ですが,写っているこの13㎜のボルトを外すとアームが外れます.再装着時にアームの角度を間違えないよう,念のためにブレードの位置をガラスにマーキングしておくと良さそうです.
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同様に運転席側のアームも外します.但し,運転席側はフロントフードを開けないとラチェットが入りませんでした.それから写真中央の樹脂のカバーを外します.写真は外した後ですが,両サイドの爪2つで止まっているので,引っ張れば比較的簡単に外れます.外すと写真のように10㎜のナットが出てくるので,これも外します.運転席側はナットに加えて板状のスプリングも入っていました.
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次に助手席側の樹脂のカバーも同様に外して,10㎜のナットも外します.写真はナットを外した後ですが,こちらはスプリングはなく,ナットだけでした.以前にバラした人が入れ忘れたのかと思い,オーダーしようと調べてみたら,なんとスプリングは最初から運転席側だけでした.なぜだろう???
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今度はバッテリー裏の樹脂のクリップ2本を外します.写真は外した後ですが,このようにバッテリーが邪魔で,非常にアクセスしづらい場所です.
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運転席側のクリップ付近の拡大です.これはまだクリップを外す前ですが,クリップを外すには,後述するクリップ外しのような工具が必須と思います.クリップを外したら,写真右側のコネクタと,三又のホースも引き抜きます.
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これは助手席側のクリップ付近の拡大です.こちらもクリップ外しなどで外して,左側のコネクタも外します.
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引き抜いたクリップや外したネジやナットと樹脂のカバー,使った工具です.クリップはピンが刺さって広げるタイプなので,まずピンを抜いてから,それからクリップを引き抜く必要があります.ピンは固着していたのですが,シリコンスプレーを吹いたらスムーズに抜けました.
写真はありませんが,これでカウルカバーが引き抜けるようになったので,フロントフードとの干渉に気を付けつつ,キャビン側上方に引き抜きます.その2に続きます.
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