ふくろうのブログ一覧

昔ほど本は読まなくなったし、読む速度も遅くなっています。
そんな私が最近はまって、シリーズを１週間で読んでしまったものを紹介しましょう。

口入屋用心棒　　ーー 書き下ろし長編時代小説 ーー

主人公　湯瀬直之進（３０石、小普請組、２８歳、めっぽう腕が立つ）が、
逃げられた妻を江戸に探しに来たところから物語は始まる。
この男めっぽうもてるのだ。妻女も美人である。
この手の時代劇によくあるストーリーで、
商人が襲われているのを助けそこから話が広がっていく。

　第１巻　逃げ水の坂
　第２巻　匂い袋の宵
　第３巻　鹿威しの夢
　第４巻　夕焼けのいから　（　いから　が変換できません）
　第５巻　春風の太刀
　第６巻　仇討ちの朝

今までの例を見ると、時代小説がテレビシリーズ化されると面白みがなくなることが多いのでこれも心配しています。もっとも一番テレビドラマ化しやすい軽めの小説です。
作者は、鈴木英治と書けばあとはだいたい想像できるのではないでしょうか。深いことを考えずにストーリーを楽しむ娯楽時代劇（小説）として読むといい気分転換になります。
妻女の千勢が気持ちを魅かれていく殺し屋も興味深い人物設定になっています。
直之進も口入屋「米田屋」の双子の姉妹に気持ちが動いていきます。
なかなかそれも面白い．．．
出版社は双葉文庫、１冊７００円弱。

東名を利用していると玉突き衝突をときどき見かけます。安全な車間距離を取っていなかったり、注意が他にいっていたりしてブレーキが間に合わなかったのだろうと思っていました。
自分の運転技術と乗っている車の性能を考えて十分な車間距離をおくように努力しています。車間距離が短いときは程よく緊張して注意を払って運転するようにしています。

こうするといいよこうしているよという運転方法があれば是非教えて欲しいものです。

※写真は、大雨で増水し溺れかけた場所で楽しそうに泳いでいるはるちゃんです。

今日は黒のフォルクスワーゲン、女性ドライバーに車間10～15mに接近され、中央道の分岐付近まで10数分お供にしてきました。途中、大型トラックが２台追い越し車線に車線変更し、軽くブレーキを入れたところパッシングしていました。帰宅ラッシュの少し前の時間でしたが、適度に込み合い流れていました。前の車との車間が空くとスピードをあげて詰める運転をしているので、どの程度ついてくるのかなとバックミラーで確認していると、ある程度のスピードを越えるとそれ以上スピードを出すことはないようです。それなりにパトカーや安全運転に気を遣っていられるのでしょうが、パッシングするようでは車間距離の取り方は下手なんでしょうね。少しくらい車間距離をとっても結果はそう違わないものです。どうしてもということであれば、運転技術を見せて走行車線から追い越していかれたら如何なものでしょう。
高速走行ではお互いの信頼感がないと運転しにくくなります。予測の上に安全を見積もって運転している場合、安全係数といってはなんですが、安全性の幅をどのくらい持たせるかは個々に違いますが、物理学上の安全性と神経生理学上の安全性、心理学上の安全性、車の特性、自然環境など総合的な判断が必要のように思います。
私は結構まじめに考えて研究誌ながら運転しています。

１週間ぶりに田舎まで車を走らせる。
インフルエンザでお墓の改修工事の確認が遅れていたので、行ってみると石垣の工事をしている。
このお墓には安政年間の１５０年ほど前のお石塔しかない。
それまではもっと山奥に住んでいたのでしかたがない。しかし、今ではお墓の位置も屋敷跡もどこにあるかわからない。とりあえず幼い頃から教えられていた木曽古道の近くにある昔の居住地を見に行く。
現在の住民のほとんどの人は知らないと思うが、古の時代の城跡（砦のようなものだったと思う）がある。そこに一族の集落があった。戦国以前のお話だから石積みしか残っていない。昭和の始め頃、郷土史に興味を持たれた方が調べた記録も、大火があったため、いまは町の資料としても残っていないかもしれない。
どのくらい古い話かというと、中山道の木曽宿の一つにある本陣、そこの人（家）は戦国時代に戦に破れ落ちのびてきた人たちで、その人々を助けて受け入れた当時の家々が暮らしていた土地が今日ちょっと立ち寄った山の中にあった。江戸以前のお話になる。その当時１３軒の名のある家があったが、今もこの地に暮らしている家は少ない。またその史実を知っている方もほとんどいない。歴史のカーテンの向こうに消えていってしまっている。

さて、この季節になると熊が冬眠からさめてくるので、山深く入っていくことは難しい。残念だけれどもこの春はあきらめて、冬枯れの季節になった時、しっかり準備をして足を踏み入れて、先祖の地を訪れてみたい。私は正確な位置を教えられていないので、山を歩いて探してみるしかなさそうだ。戦前の調査資料でも見つかればもう少し楽ができそうな気もする。

この地に立って、きっとこんな風景をご先祖様は見ていたのだろうなあと思った。
木曽駒ヶ岳の麓は、凛としていた。木曽川を越えた西の高台から東を見るとなだらかに開けた台地がある。その辺り一帯に遥か昔の城か砦、その後は集落があった。子供の頃から知っていても車という文明の利器があって初めて訪れることができたような気もする。
まあ、もっとも４０年以上昔、小学校の遠足で一回行った覚えだけがある。その頃なら戦後の開墾のおかげで木も低く、野原になっていた記憶がある。いまは写真のように木が生い茂っている。
写真の左手奥の方向に城跡があると思う。見つけられたら楽しいだろうなあ。

（写真には写っていないところの方が多い。ここは何か工事をする予定らしく、200mくらい開かれていたので車で乗り入れてみた。）

どこかでインフルエンザＡ型を拾ったらしい。
８日（月）は朝から具合が悪く、ちょっと体調が悪いと思っていた。OUTBACKは朝からアライメント調整でネッツトヨタに入庫中。
田舎のお墓の修理があるため、その準備の『魂抜き」の行事が10時から予定されている。片道２時間の遠乗りコースを慎重にに運転しながら、自宅にも寄らず、道の駅などで顔や足を洗いつつ往復する。

ともかく身体がだるい～。

ネッツトヨタに寄ってオイル交換と撥水処理をした後、かかりつけのクリニックに直行する。
午後の診察には少し早く車の中で待つ。
受診すると、インフルエンザを疑われ検査を実施すると、判定まで普通15分くらいかかるところを３分で結果が出て即隔離される。
この時点で『３８．８度』ある。

家に帰りタミフルを服薬し、隔離部屋を作り、寝ることにする。
流石に『３９．４度』まで熱が出る。

今日で３日目、まだ体調が悪い。夕方になると頭痛がひどくなる。薬づけ状態なのでなんとなく調子がいいのかもしれない。例の怖い思いはしていないけれど、怖い夢は見た。調子が悪いときは仕方がないけれど、家族にももらせない秘密は誰しもある。
下手によこで看病でもされようものなら、心配で眠れなくなってしまいそう。（汗

明日の仕事もお休みした方が良さそう...
新聞を見ると、インフルエンザの流行は峠を越したらしい。
最後の最後になって捕まってしまったらしい。
それにしてもかなりの熱があったにも拘らず（推測のお話）、よく運転していたな...

皆さんも気をつけましょう。