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2026年01月08日 イイね!

DUCATI SSの整備【99】アイシング解消とさらなる可能性

DUCATI SSの整備【99】アイシング解消とさらなる可能性寒波到来を待ち伏せて、キャブレターヒーター作動の確認をしました。

●スターターワンウェイクラッチの滑り
寒くなって、冷間始動時のワンウエイクラッチ滑りが頻発するようになってきました。次回オイル交換の際に部品交換になると思います。

できるだけ始動性を良くしたいので、セルモーターを回す前に、イグニッションスイッチON/キルスイッチOFFの状態で1分間ほど待機して、ヒーターでキャブレターを少しでも温めて燃料の霧化を促進し、できるだけ少ないクランキングで始動させたいためです。

※エンジン始動しない状態で点火系通電状態で待機することは、点火コイルに負担が掛かり好ましくないので、待機時は必ずキルスイッチで点火系の通電を遮断した状態にします

まだ試していませんが、自宅で始動する場合はヒートガンなどでキャブレターを温めてから始動しても良いと思います。

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●寒中試運転
すでに外気温は5℃前後で、ヒーター作動温度は6℃として始動前からヒーターON。
ちょうど帰還したご近所のマニア氏(本職はハイテク制御関係エンジニア)に、キャブレターヒーター取り付けの旨説明。結果は事後報告しますということで、エンジン始動。

始動前にアイドリングアジャストスクリューを半回転ほど締めこんでおき、はじめの20秒ほどはチョークレバーを少しずつ戻すようにしないと失火するが、
ヒーターのおかげかチョークを戻した後、アイドリングの安定が使用前よりも早いようで、走りだしてもむずかることがない。

    ◆    ◆    ◆

いつものテストコース、しばらくは3000rpmあたりを使って暖機しつつ走行。
油温が40℃程度になってから少しずつ回転を上げていくが、なかなか油温が上がらない。
負荷を掛けないようにスロットル開加速度をできるだけ低くして走っていると、心持ちギヤチェンジの際など低開度域でのエンジンのツキが少し緻密で滑らかになっているようにも感じられる。

先行車がいなくなったところでゆっくりと5000rpmあたりまで引っ張ってみる。
次の先行車に追いついてスロットルOFF、そのまましばらく惰性走行となるが、以前(昨年春ごろ)なら毎回不調になっていた地点を過ぎても不調の兆しはない。

油温60℃あたり、徐々に負荷(スロットル開加速度)を大きくしていき、
速度が乗ったところからスロットルOFF、という経験上アイシングの不調が起こりやすいパターンを意図的に繰り返し試してみるが、拍子抜けするほど全くの快調。設定温度を5℃に下げてみる。

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燃焼状態のバロメーターでもある排気音にも注意しているが、比較的暖かい日中に乗った前回とは違って、低速域からの吹け上がりはやや音が重い感じ。
筆者にしみついている”ドゥカティらしい音”と比べてリズム(ビート)が単調に聴こえる。

まだ高回転域までは回していない状態で、ひとまず点火プラグをチェックすると、
いつもよりも電極や碍子が煤け気味になっていて、やはり加熱されることで空燃比に影響があるようだ。
まだ暖機が終わらない状態(油温60℃台)なので、とりあえずパイロットスクリューをマイナス溝一本分程度ずつ締めこんでおく。

    ◆    ◆    ◆

腕利き四輪メカニック氏を訪れ、今のところ効果があるようだ、と仕組みやあらましを説明がてら報告した後、流れが速く交通量も多い幹線国道へ合流。

路面が荒れている区間もあり、とりあえず流れに乗って走るが、先頭からの信号発進で頑張って並走してくるクルマもあるので、ご期待に応え(?)開度1/2程度まで使い、引き離しつつ排気音を聴かせて差し上げる(笑)

吹け上がり方は違和感がないが思いのほか滑らかで、負荷を掛けた際の音質も以前とは違って聴こえる気がする。
ドゥカティ特有の甲高い音成分が減っているような感じ。音からくる高揚感も低め(笑)

どこかで停車してプラグチェックなどしたいが、まだ交通量の多い時間なので店を広げるのも憚られ、
右折車の存在を考慮すればいたずらにペースを上げてリスクを大きくしたくもないので、高速道路に乗り入れることにする。

    ◆    ◆    ◆

路面は冷え切っているはずだが、油温は70℃台後半まで上がっていたので、ランプを慎重に上がって先行車との間合いを取り、合流地点手前から一気に加速!

そのまま追い越し車線に入り先行車を抜いたところで左車線に戻り、5速××××rpmで巡航。
次のインターまでの間にあるパーキングエリアを使ってプラグチェック。
駐車エリアでエンジンを切り、惰性で二輪パーキングまで転がしていくが、無音なので気付かない人が出てこないかと慎重に進む。

早速点火プラグをチェックすると、思いのほかきれいに焼けている。
あくまで想像だが、フロートチャンバーが加熱されて霧化が促進されているのではないだろうか?

まだ夕食時だが、駐車中のトラックの中にはすでにシェードを立てて仮眠しているらしいクルマもいて、心苦しいがパイロットスクリューを調整してみる(アイドリング状態で)。
幹線道路沿いよりは静かで、民家も近くにはないので落ち着いて調整できる。

アイドリング回転数をできるだけ下げておき、開け始める瞬間にストールするところまでパイロットスクリューを締めこんでいくが、
驚いたことに半回転以上締めてもストールする気配がない。


すでにパイロットスクリュー調整は方法論として体得している自負(慢心?)があるので、現状の戻し回転数絶対値はあまり気にはしていないが、1回転近く締めこんだのではないだろうか?
(後日確認してみます)

アイシングの症状が皆無となり、点火プラグの焼けも良好と、想像以上(期待通り)の成果に気を良くして、パーキングの食堂、豚丼セットでささやかな一人祝宴(笑)

パイロット領域は流れのいい時間帯の高速道路本線上では殆ど使わないので、とりあえず次のインターで高速を降りた後、必要に応じて再調整することにして、仮眠中のトラックに気兼ねし、そろそろと出発。進入路からは殆ど全開加速(笑)

外気温は3~4℃台で高速走行は寒いのは事実だが、現代の防寒ウエアやヒーターグリップの効果は思いのほかで、昔のような辛さはない。
むしろドゥカティ特有のホットなフィーリングに、つい心は熱くなってしまうほどで、路面温度を考えれば自制が必要だ。

    ◆    ◆    ◆

一般道に降りるとパイロット系の再調整が必要かな?と想像していたが、まるで違和感はない。

そのまま帰宅するつもりだったが、大手中古車店展示場がまだ明るいので、店前の路肩(歩道の隅)で便乗して各部チェックをさせてもらうことにする。

街乗りペースでの点火プラグの焼けをチェックするが、特に薄すぎる様子もなく、アイドリングの状態も至って安定している。
一応パイロット再調整するが、アイドル時の吸気音が大きくなっている。
MHRやF1のデロルト(+ファンネル)を思い出させる音質で嬉しくなる。

パイロット調整前、出られそうで出られない状況が続いた「非優先の坂道丁字路右折発進時」を除いては、今日は一度もストールしていないことに気付く。

僅かな路面の勾配でも気になる対向車のライトの眩しさに、そういえば、と思い出し、
以前走行中ぶれているようだったので、出走前に角度調整ねじを少し締めこんでいた自車のLEDヘッドライトはまぶしくないだろうか?と、少し離れたところから目視してみると、少々まぶしいので少し下向きに。他山の石である。。。

    ◆    ◆    ◆

●ハンドリングと乗り方
せっかくなのでテストコースをもう一周(笑)
以前しつこく試行錯誤を繰り返したハンドリングだが、ひじを突っ張らせないよう曲げることを意識し(セルフステアを妨げないため)、低めに身構えたスタイルで乗っていると非常に自然で好ましい。
上向き気味のレバー角度は、こういう乗り方でこそシックリくる。

特に速度を上げない、ゆっくりとしたペースでのリーン開始時など、バイクの動きが運転手の意思に連動しているようで、
リーン開始時の抵抗感からくる不安も、ふらつきを誘発するような神経質な挙動もなく、
「飛ばしたい」という個人的欲求以外に、スローペースによるストレス、走行特性への不満はない。

    ◆    ◆    ◆

750F1では到達できなかった境地で、今思い返せばもっといろいろと試せたのに、という、バイクやショップに対して申し訳ないような気持ちも湧いてくる。それがあって今があるのだが。。。

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帰宅後、再度点火プラグをチェック。以前よりもきれいに焼けているようだ。
排気音からの想像で、次回は出先で手を付けられなかったジェットニードルの高さ(クリップ位置)変更を試してみようと思う(リーン方向)。

一つ懸念は大幅に締めこんだパイロットスクリュー。
一般論として、冷間時は燃料をリッチな状態とした方が掛かりやすいのはチョークや加速ポンプ、昔のドゥカティならばティクラーを使うことでも想像が付くところ。

完全冷間での再始動は試していないので、次回すんなりと始動できるかどうか一抹の不安があるが、まあその時は半回転くらい戻してやればよいだろう、と気楽には構えている次第。

    ◆    ◆    ◆

今回も焦点のぼけた冗漫な長文となってしまいました。
結論は、キャブレターヒーター導入の結論は「思いのほか好ましい」

しばらく推移を観察し調整を加えていきますが、霧化の状況が改善されるようならば、不具合ない限り、通年常時加熱しても良いかもしれない。

となればサーモスイッチは不要ということになりますが、どうなるか楽しみです。
関心おありの向きは、遠慮なく何なりとお尋ねください。

Posted at 2026/01/09 21:25:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | 整備日誌 | 日記
2026年01月06日 イイね!

DUCATI SSの整備【98】発熱体&サーモスイッチ装着・動作確認

DUCATI SSの整備【98】発熱体&サーモスイッチ装着・動作確認フューズボックス端子の外し方が理解できたので、視界が確保できる昼休みを使って作業開始。

●フューズを増設する分の結線。
スペアフューズが入っている部分も端子(ターミナル)が入っているのでありがたい。
但し30年も経過しているので、酸化している。黒ずんでいる部分は真鍮ブラシで磨いておきます。
(カメラのレンズに埃が入って見苦しいのはご容赦ください)
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耐久性を考えると芯線と接する部分はめっきが残っているものが好ましいので、新品の端子金具を入手すべく検索してみたが、
同じ平型フューズ用でも現車のものとは微妙に形状が異なり、特にロックの形状や向きが違っているので使えるかどうかわからない。

そこでできるだけ未使用品を温存すべく、使用中の端子金具の芯線かしめ部分をペンチで開いて、もう一本のコードを抱き合わせてかしめ直してみたが、
経年で硬化しているのか(?)大変に苦労した。

一つは再利用に成功したが、かしめの強度に不安があったので、ステンレス針金で縛り上げ補強しておいた。
もう一つは、かしめ直す際に破断してしまったので、諦めてスペアフューズが入っていたターミナルを使用した。

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●フューズボックス裏側(配線を1ヶ所追加したところ)
この後、発熱体とサーモスイッチは別系統にすべきと気づいて、もう一ヶ所追加した。

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●キャブレターヒーター(発熱体)装着状態
上の写真中央付近、エアクリーナーボックスとのすき間の、赤い配線カバーが見えるのが装着された状態。
二基のキャブレター(フロートチャンバー)それぞれに装着し、並列にフューズボックスとサーモスイッチに結線。

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●サーモスイッチ(通電前なので表示は見えない)
結線しやすく、動作確認や設定のためのボタン操作がし易いメインスイッチ脇に仮設置することにする。
あくまでも試作としての仮の姿だが、メモ書きと合わせて実際以上に雑然として見えるのは不本意。
真っ黒なパネルに本当に表示が出るのか?と内心は疑心暗鬼(笑)

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●通電状態
はじめは表示が出ず少し焦ったが、予備のハーネスから使いまわした追加箇所のフューズ(それぞれ7.5A)を、別のものに交換してみたところ、めでたく通電。
苦手意識が強い電気工作。表示が出た時の安堵感と、「当然だ」という思いと、
「してやったり」という思いが交錯して複雑な心境であったが、
直前にアドバイスいただいた、電気のエキスパートたる友人T氏への感謝の念が自然と湧いてくる。

上の赤い表示が現在の気温、下の青い表示が作動設定温度。
この時点では作動しているのかが判らず、「パイロットランプが必要かも?」と追加作業に身構えたが、
作動スタイル(設定数値を上回った際/下回った際のいずれで作動するか?を選択)と、設定温度(とりあえず5℃)を調整し、念のため再起動(メインスイッチOFF→ON)すると、数字表示の右側が赤く光って作動状態表示となった。

キャブレターの発熱体に手を触れていると、じわじわと温かくなってくるのが確認できた(^^)
いそいそとミラーや外装を取り付けて、早速実走テストに出かけるが・・・・・・
日差しがあって期待したほど(?)寒くなく、発熱体作動による機能確認(=アイシング防止)テストとしては残念ながら未完了。。。

改めて後日、寒波到来を待ち伏せして(?)テスト走行を行うこととする。乞うご期待!

Posted at 2026/01/08 23:24:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 整備日誌 | 日記
2026年01月05日 イイね!

DUCATI SSの整備【97】(備忘録)フューズボックス端子外し方

DUCATI SSの整備【97】(備忘録)フューズボックス端子外し方キャブレター加熱用の発熱体とサーモスイッチを接続するため、
フューズボックスに新しい系統を作ろうと思いましたが、端子金具の外し方がわかりません。

結線して作動を確認したかったので、防寒具完全武装で深夜まで屋外作業をしていましたが、
暗がりでは見づらく、疲れたのでひとまず中止。

翌日、車両を引っ張り出して続きを行おうとしたところ、ポツリポツリと雨が降り出しました。
予定を変更、温かく明るい屋内で、スペアのハーネスを使って分解方法を調べることにしました。

拡大鏡で見るが、端子金具がどこで引っ掛かっているかがわかりづらく、
Web検索してみると、皮肉にもなかなかキーワードに引っ掛からず(笑)
あれこれキーワードを変えながら検索して、ようやく見つけました。
”pozio@ぷっさん”様に感謝!
***********************************

忘れないように、改めてフューズボックス端子の外し方を記しておきます。
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抜け止めポイントを押す工具。斜めの角度が押しやすいと思います。

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現車フューズボックス裏側を今までよく確認したことがありませんでしたが、
給電側は、一段目(いちばん右の赤く太い線=セルモーター)の系統(=容量が多い順に配置されている)から順に次の段に送られています。
この方式ならば、増設もそれほど難しくないような気がしてきました。

以前グリップヒーターやETC受信機を増設した際は、すでに加工されていた既存の回路に便乗しましたが、
せっかくヒューズボックスにはスペースが用意されているので、トラブル発生時の問題切り分けをしやすくするためにも増設して効果的に使いたいと思います。

Posted at 2026/01/05 23:03:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 整備日誌 | 日記
2026年01月05日 イイね!

DUCATI SSの整備【96】アイシング対策(4) 発熱体取り付け工作

DUCATI SSの整備【96】アイシング対策(4) 発熱体取り付け工作前回検討のように薄型発熱体とサーモスイッチを使って、一定気温以下の場合にキャブレターを加熱できるように作業します。

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【取り付けスペースの確認】
上の写真、フロートチャンバー底面=キャブレター装着時に車体前方(写真右側)になる側に取り付けます。
幸いなことにスペースは問題なさそうです。
※フロートチャンバーを取り外す前に、念のためガソリン実液面を確認してみた。
 点火プラグの焼けが良好だった側にフロート高を合わせただけだったが、二基とも基準線と一致。
 ちなみに下の写真のドレンホール(中央よりの方)に透明ホース(内径6mm)を接続して、
 横から差し込まれるドレンプラグを緩めてフロートチャンバーの基準線と液面を比較する。
 基準線より液面が高(低)ければ、フロート高を高く(低く)して調整する(過去記事参照)。

【フロートチャンバーの加工】
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●サンダーとやすりで切削加工。この後、残したボスをさらに切削した。
写真左側のように、オイルライン取り付け台座ボスを削りとった平面に発熱体を取り付けます。
右側加工前のように、燃料実液面を確認するための線が浮き出しになっているので、
切削前に左右にポンチを打っておき、加工後に鋸刃で溝を入れておきます。

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●取り付けのためのねじ穴加工。
大した軸力は必要なく、着脱を繰り返した際の耐久性を考えてM4とする。下穴径は3.5mm。
フロートチャンバー底面は合わせ面と平行でないので、ボール盤のテーブルを傾け、面に垂直に穴を掘ります。(肉厚になっている部分。当然穴は貫通させない)
※テーブルが小さいので工作物位置決めに制約があり、テーブルを横に振ると角度が変わってしまうため、何度も水準器で水平を確認して慎重に位置・角度決め。
※穴の深さを一定にするため、ストッパーで最大切り込みストロークを予め決めておく。

【余談】
自慢では全くないが、筆者のボール盤は30年ほど前に、ホームセンターで1万円以下(!)で買った安物。
テーブルの高さを決めるクランプの精度が悪く、切り込みの負荷を掛けるとテーブルが下がってしまい、且つ傾いてしまう始末。
やむなくテーブルの下にコンクリートブロックや廃バッテリーなどを入れて”スペーサー”にして使用(笑)
粗悪品ではあるが、無いよりはマシで、使用頻度も知れているのでいまだに使い続けている。
元は十分に取ったような気がしているが、本格ボール盤は三相200V仕様が多く、ステップアップに二の足を踏んでいる(三相電源はあるのだが)

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●掘った穴にタップでねじを切りますが、止まり穴(貫通していない穴)のため、タップ先端のテーパー部分が邪魔をして(突き当ってしまうため)奥までねじを切ることができません。
ホームセンターに止まり穴用の「スパイラルタップ」を買いに行ったところ、先端テーパー部の長さはあまり変わらないことが判明。
ならばとM4タップは手持ちが2本あるので、セット売りの安物の方の先端を切断し(写真上側)、
先端部分で穴の奥までねじを切れるようにしてみました。
タップ切断部は当然バリ取り、ねじ山修正しておきます。

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●ねじ切り加工完了。タップ先端をねじ部ギリギリまで切ってしまったため、立て始め1条目が難しくなってしまった。。。
結局通常のタップで突き当るまでねじを立てた後で、加工済みタップを慎重に噛み合わせて続きを切る、二度手間になってしまいました。合計4か所しかないので大したことはありませんが。
後日、タップ先端を1~2mmほどテーパー加工しておきます。

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●発熱体を取り付けてみた。
ジャンクボックスから拾いだしたら穴のピッチが偶然ピッタリだった(笑)ので、
仕入れた何か中古品についてきた、曲げられた「穴あきステー」を平らに伸ばして使用。
人に見られたくない部材だが(笑)、試作品かつ見えないところなので良しとする。

この後は車両への装着と、結線・通電動作確認である。
果たして期待通りに作動するのか? 乞うご期待!

Posted at 2026/01/05 15:53:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 整備日誌 | 日記
2026年01月02日 イイね!

DUCATI SSの整備【95】アイシング対策(3) キャブレターヒーター検討

DUCATI SSの整備【95】アイシング対策(3) キャブレターヒーター検討フロートチャンバー保温カバーだけではアイシングを防ぎきれないので、
何らかの方法で燃料、あるいはキャブレターを加熱することを考えてみます。

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キャブレター最終型に近いモンスターは、オイルラインに分岐が設けられ、フロートチャンバーに接続されてエンジンオイルでキャブレターを加熱するようになっています。
写真に見える切り替えタップは、夏季はキャブレターを経由するラインを塞いでオイルクーラーに直接流すようにするためのものです。

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■電熱ヒーター
●カブ用キャブレターヒーター(写真右側)
調べてみたら、厳寒期でも稼働させられるカブなどは、キャブレターヒーターというものが備えられているようで、サーモスイッチで一定気温以下になると作動するようになっているみたいです。
現物検討のため、安価な社外互換品を入手してみたところ、本体は真鍮製、M8雄ねじが切られていて、キャブレターボディに深くねじ込むようになっているようです。
気になるのは25Wと書かれている消費電力で、キャブレター二基にそれぞれ取り付けると合計50Wにもなります。ハロゲン球ヘッドライトと同等の消費電力です。

●ヒータープレート(写真中央)
検索してみたら、ヒータープレートという発熱体が見つかりました。
家電品DIY用らしく、防水(耐水)性に少々不安がありますが、12Vで加熱温度が70~80℃となっているので、オイルラインを接続するのに近い温度帯にできると思います。
現物を取り寄せてみると、20mm×35mm×5mmの薄型長方形で消費電力は2~5W。
二基作動させても最大10Wで、グリップヒーターと同時に常時作動させても問題なさそうです。

冷間始動前に作動させれば燃料が霧化しやすくなり、始動を助けることもできるかもしれません。
反面、燃料が加熱されることで空燃比に影響が出るかもしれません。

●サーモスイッチ(写真左側)
黒い箱状で、通電すると正面にLED表示が光るようです。コードが出ているのがサーミスタ(温度センサー)。
メーター周囲に配置しておき、設定気温以下で作動するようにできるはずです。
ギボシソケットを増設しておいたグリップヒーターと同じ系統のヒューズボックスを使ってもいいと思います。
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■取り付け方法
●キャブレター連結の位置決めダボ穴連装時燃料連通用の貫通していない鋳込み穴を使い、丸棒に雌ねじを切ったアダプターを介し、カブ互換品ヒーターをねじ込むことを考えましたが、
正確に機械加工するのが難しく(上の写真フロートチャンバー合わせ面近くの光っている穴)、ガタついてしまっては熱伝導率も下がってしまいそうで、ヒーターの消費電力が大きいこともあり、ひとまずボツ。
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●フロートチャンバー取り付けねじに共締めする金具を作り、チャンバー側壁へのヒータープレート取り付けを考えましたが
よく見ると底面内側中央は階段状に分厚くなっていて、外側にはオイルライン接続用のボス台座が加工されずに残っています。
ボス台座を削りとって面を平らにし、肉厚の部分にM5程度の雌ねじを深めに2ヶ所立てて、ボルト座面またはベークライト板でヒータープレートを押さえつけるように取り付けたいと思います。
肉厚な底面に取り付ければ、フロートチャンバー全体、さらには接合面からキャブレターボディにも熱が伝わりそうなので、薄い壁面にとりつけるよりも温度分布上も都合がいいと思われます。

サーモスイッチは走行中に表示を確認できるよう、ヒューズボックスに近い計器パネル周辺に取り付け、
サーモスイッチ~ヒータープレートおよび電源(ヒューズボックス)間は延長コードを介して接続したいと思います。

極寒の中での作業及び試運転が楽しみ(?)です(笑)
Posted at 2026/01/03 00:55:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 整備日誌 | 日記

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