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灸太郎くんのブログ一覧

2016年04月22日 イイね!

燃費計測データ改ざん事件 ― 真の三菱自動車の実力を見たい ―<追記あり>

燃費計測データ改ざん事件 ― 真の三菱自動車の実力を見たい ―<追記あり>.
昼寝をしたせいか(?)昨夜は寝つけなかったので夜通し働いていた、
偽装働き者?の灸太郎くんです(笑)

↑書きかけで寝てしまったので、一日ずれました…

三菱を巡る騒動、いちクルマ好きの目線で、
あまり堅苦しくならずに「傍目で」記しておこうと思います。

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三菱が、燃費データ計算のための走行抵抗係数を
国の定める基準とは別のやり方で作成した、とのことで、
またもや”大炎上”していますね。

そもそもカタログデータの燃費の数値を根拠にしてクルマを買うとは思えませんが。
係数が5分や1割違っても結果に大差はないでしょう。
もちろん計算の根拠が各車まちまちというのでは好ましくはありません。

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ただ、それ以上に問題なのが、実態とかい離した測定方法を、
まるで”国は正義”かのように押し通すことではないでしょうか?

交通量が一定でない一般道路で再現性のあるデータをとるのは難しいとは思いますが、
一定の基準となるコースを高速道、郊外、市街地と時間帯・曜日も合わせて設定し、オブザーバー同乗の上、複数回の実測値を平均すればよいのでは?

季節要因も無視はできませんから、年に一度程度、一斉に店頭販売車両から抜き打ちで同クラス車両を集めて実走実験でもすればよいように思います。

国際的にはどのような基準で測定・公表しているのか、
関心外(笑)のことなので存じませんが、
ISOなどの国際ルールを策定し、全てのメーカー同じ土俵で比較できるようにしてほしいものです。

まぁ、いろんな基準が並立していることで、
グレーゾーンみたいな部分があるのは
”一部のマニア向け車両”を製造・愛好する層には
救いになる部分もあるかもしれませんが。。。

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別の業界?でも、分裂を機に警察が組織弱体化を狙っている”菱”系団体ですが(笑)

自動車業界のほうでも”菱”を巡って再編の動きが出てもおかしくないですね。

外資系の会社が
「大迷惑被ったが、負債は親財閥が負担してくれれば従業員のため救済合併してやってもいい」
とか言いだしても不思議はない気がしますね。

これは根拠がありませんが、先日のF1チーム買戻しや、対レッドブルエンジン供給交渉のしたたかさからしても、十分あり得ると思います。

軽自動車を仕入れて売っても、(業界基準では)利幅は知れているでしょうから。

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クルマ好きとして、ここはスバルやマツダを見習って、
三菱マニアばかりでない一般の”クルマ好き”にアピールできる
三菱らしいクルマを目指してほしいものです。

歴代の三菱500、コルト、ミニカ、ギャラン、ランサー、GTO等々
いろいろと面白いクルマもあったわけですが、
歴代モデルチェンジやラインアップ、宣伝の仕方を見ると、
世間の需要・要望、あるいはメーカーの独自性よりも、
造る側(あるいはグループ)の都合優先的な、
ある種の風通しの悪い”独自性”みたいなものを感じます。


近年でも復活コルトや、” i ”など、作り手の気迫や意気込みを感じるクルマでしたが、
なぜか世間に猛アピールするわけでもなく、何となく埋もれてしまった印象で、
とても勿体ないと思いました。
(三菱ファンにも意識されていないようなのが何とも…)

一時期”マツダ地獄”(=他社(車)への乗換では下取り査定が低く、「損切」しないとマツダ車以外に乗り換えられない)

などという言葉もあったそうですが、今回の騒動、

”三菱地獄”なんてことにもなりかねない訳で、
マニア以外(…)の車両オーナーさんには大変お気の毒な話だと思います。

それもメーカーとして存続できれば、という話になるわけでして…

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↑上の段、いろいろ書いていて気付いたのですが、
いわゆる三菱ファンの嗜好とをまとめると

「男らしさ」 「技術優先」 「バッヂへのこだわり」 「伝統の重み」

があるように思います。

ここまでならZや箱スカ命の演歌系(?)日産ファンと大差ないように(笑)思うのですが、
三菱ファン特有の事項としては

「無骨でも実質重視」 という価値観がありそうで、
(グループ外の)傍目を意識しないメーカーの姿勢とある意味重なる部分だと思います。

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思いつくまま書いてきましたが、この先の展開、

テスラ・マヒンドラ等新興勢力と組んで、
既存自動車技術をバックアップする形になれば大いによろしいかとも思いますが、
先に挙げた「バッヂ」「伝統」が邪魔をする可能性が大いにあるので、

三菱グループからの独立

が再生・復活の必須事項だと思います。

グループ商社や銀行の「天下り先」に甘んじていては先は見えないように感じます。


<追記>
上乗せ申告した分の燃料費返金などと言う話が出ているようですが、
今回の不正申告車両以外にも現実に販売されている車両の全て(と言ってもいいでしょう)が通常使用でカタログ燃費に届くことがないうえに燃料消費率を保証していない以上、ばかげた話だと思います。

もし裁判所なり日産なりが三菱に強要するのだとすれば、購入者の名において全ての自動車メーカーおよび監督官庁に対しても請求されるべきではないでしょうか?

聖書の一節に「罪のないものが石を投げなさい」と記されているように。
.
Posted at 2016/04/23 08:29:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車雑感 | クルマ
2016年04月14日 イイね!

なぜ近年F1がツマラナイ、といわれるのか? ― 禁断の理由とは? ―

なぜ近年F1がツマラナイ、といわれるのか? ― 禁断の理由とは? ―.
今日は雨もスッキリ上がって、暑いほどの陽気。
朝以外、日が当たらない職場は快適でした(笑)

F1サーカス一座、今週末は上海、中国GPですね。
アロンソの出走可否が気になります。

もしダメでもバンドーンがいるし♪
ってのが、今やロン デニスの本音だったりして?(笑)

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それはさておき、2013シーズンからエンジン規定が変わり、
V8、2400ccとされていたのが、
ターボ付き1600CC+回生エネルギー(電力)のハイブリッドとなりました。

新規定になった緒戦から不評なのが、
タービンで熱エネルギーとともに回収されてしまったエンジン音。

それとともに
「メルセデスGP(現メルセデスAMG)一人勝ちでツマラナイ」
の大合唱が始まりました。

その前のシーズンまで、ベッテル+レッドブルが無敵の4連覇を成し遂げたわけですが、
まるでそんなことは忘れられたかのように。。。

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新規定導入に機を合わせたかのように、
当時の限定的な利用の回生エネルギー(KERS)や
追い越し用可変フラップDRSを使いこなしているようには見えず、
期待に届かない成績に終わった現役復帰後のM. シューマッハーが再度引退。

その後釜に納まったのが、マクラーレンの不振(とロン デニスの小言)に業を煮やしたL. ハミルトン。
メルセデスに買収されて以来、決勝ではまるで勝負にならなかった前年までとは打って変わって、
水を得た魚のように破竹の快進撃を開始しました。

が、まるで盛り上がらないF1人気、
各GPで観客減少が伝えられました。

あろうことか、最強軍団メルセデスのお膝下、ドイツGPまでも閑古鳥が鳴き、
挙句に開催までがキャンセルされる始末。

「今まで(ドイツ人の)ベッテルがさんざん勝ち続けたから」とか
「レース前から勝敗見えてるから」
「音の迫力がない」
「GP2と速さが大差ない」

などなど、いろんな理由が飛び交っていました。

シーズンごとに「こうすればレースが面白くなる」とばかりに
アイデアが浮かんでは消え、という状況ですが、決め手は無いようですね。

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今更ながら、はたと理由に気が付きました。

報道メディアは恐ろしくて書けないでしょうから(笑)
この際、代わりにハッキリ書きましょう。

「メルセデス(AMG)がF1で勝っても、誰も嬉しくもない」

明日刺されるかもしれません(笑)

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どうでしょう? 思い当たりませんか?

後年のカウンタックばりのマルチチューブラーフレーム、
三菱に先んずること40余年、シリンダー直噴式燃料噴射等、
同時代のフェラーリやジャガー生産車など足元にも及ばない、
技術的にハイレベルな内容のガルウイング「300SL」が
クラシックカーオークションでは意外に相場が上がらないこと。

また直接若年層やレースファンに向け、
ダイレクトにスポーツ性をアピールする車種がないことなど含め、
フェラーリやレッドブル、マクラーレンなど他チームとは全くファン層が異なっています。

「オレ様」的言動のハミルトン、速いが印象の薄いロズベルグを揃えた
妙にクセのある?ドライバーラインアップも一因かもしれません。

現行ラインアップにもスポーツ性の高い車種はいろいろあれど、
F1で勝って売れ行きが伸びる性質のものには見えませんね。

AMGにしても、BMW MやアウディRSとどちらにするか迷うものではなく、
イメージ含めた指名買いでしょう。

唯一、メルセデスの活躍にファンが沸き立ったのは、
三つ巴(四つ巴)時代のDTMくらいではないでしょうか?


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歴史上、レースファンの目から見たメルセデスベンツの存在は

「負けることは許されない」とばかり、
ライバルを完膚なきまでに叩きのめし、レースをつまらなくする張本人。
”憎まれ役”に近いように思います。

ナチス時代や、戦後の50年代、撤退するまでの無敵ぶり。
メルセデスが撤退していなかったら、フェラーリやジャガー、ポルシェなどの名声も
今とは変わっていたことでしょう。。。

もっともメルセデスの肩をもてば、
精鋭部隊が目標を漏れなく遂行しただけ、
他チームが勝手に負けただけ
(!)のことで、
常勝時代の北の湖同様(笑)、当事者には当たり前のことなのでしょうね。

フェラーリはじめ、他チームにはぜひとも実力でメルセデスを打ち破ってほしいところです。


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本記事の趣旨とは少し異なりますが、こんな記事がありました。
http://www.topnews.jp/2016/04/14/news/f1/137749.html

「メルセデスはエンジンサプライヤーに戻るべきだとジャッキー・スチュワート」

マクラーレンとの不協和音もあって、単独チーム参戦となったようですが、
(渡りに船のブラウンGP(旧第三期ホンダF1チーム)買収)
このままチームとして勝ち続けても、パワーユニット技術の向上を除いては、
同社にとって今以上に得られるものは無いような気がしますね。

歴史上、忘れられた場面で登場し、
都度「俺たちが本気でやればこんなものよ」
と実力を見せつけて去っていくのはある意味クールでもあります。


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現行パワーユニットをたたえるブログを書いたばかりで、
それも同社の技術力無しに今のハイレベルに到達することはなかったと思いますし、
決してアンチメルセデスのつもりはありませんが、
メルセデスAMGの撤退(パワーユニット供給者への転身)が(あれば)
結果としてF1を盛りたてることになるようにも思います。


心あるメルセデス ファンの方の熱い反論を心よりお待ちしております(笑)


冒頭の写真は、メルセデスAMG公式ページから(無断で)お借りしました。
お目こぼしいただけると幸いです。
.
Posted at 2016/04/15 00:06:31 | コメント(5) | トラックバック(0) | モーターレーシング | クルマ
2016年04月13日 イイね!

少し以前ですが、訃報です ― 神田重巳氏、ご逝去 ―

.
ポピュラー音楽界同様、
自動車愛好者にも訃報が続きます。

https://www.ajaj.gr.jp/kanri/view_bbs.php?id=19

技術評論家/著述家の神田重巳さんが亡くなられたそうです。

***************************************

CG誌はじめ四輪誌、二輪誌やモータースポーツ誌でも
技術読み物を多数執筆なさっておられました。

二玄社刊、世界の自動車「ロータス」、「クーパー ローラ エルヴァ」は
当方何度となく読み返したものでした。

大著「HONDA F1 1964-1968」でも車両解説をご担当されていました。

氏の文章から、たくさんのクルマの成り立ち、仕組みなど学びました。

複雑すぎない時代だったのもあるでしょうが、
ご自身で咀嚼・消化されたうえでの氏の技術読み物、
物理や数学の素養のない者(=わたし自身)にもわかり易く、
技術者やクルマ、同行の士への敬意や親しみをも感じさせる、
読んで楽しい素晴しいものでした。

二輪評論家、いわたげん氏の兄上でもあられます。


***************************************


安らかに休まれますよう、お祈りいたします。


今回も「イイね!」はご遠慮ください。
Posted at 2016/04/13 15:11:14 | コメント(3) | トラックバック(0) | 自動車雑感 | 日記
2016年04月09日 イイね!

訃報 ― 片山義美氏、ご逝去 ―

.
こんばんは。本日二本目のブログです。

「イイね!」は無しでお願いします。

********************************************

突然の訃報です。

キャロルでの日本グランプリ参戦以来、
マツダロータリーの歩みと切っても切れない名ドライバー、
片山義美氏が亡くなられたそうです。

http://www.as-web.jp/domestic/8649

四輪デビュー以前は、スズキファクトリーチームの
世界GPライダーでもあられました。

********************************************

GT-R 対 RX-3の”死闘”、
「木の実レーシング」六甲トレーニングなどなど、
数々の伝説的エピソードを残しておられますね。

安らかに休まれますように。

Posted at 2016/04/09 01:13:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | モーターレーシング | クルマ
2016年04月08日 イイね!

人類に貢献し得るF1用ハイブリッドパワーユニット <追記あり>

人類に貢献し得るF1用ハイブリッドパワーユニット <追記あり>.
こんにちは。次の仕事にかかるのにどうも集中できなくて…
サボって書き始めました(笑)

F1、今年は僅差の好レースが期待できますね。

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日頃思っていることをうまく代弁してくれている記事を見つけました。
(タイトル画像はF1公式サイトより)

http://ja.espnf1.com/mercedes/motorsport/story/218481.html?CMP=OTC-RSS

思い込みかもしれませんが、電力会社の大規模発電、
どれくらい日々効率化されているのでしょうか?

技術の粋を集めたように見えるも、実際には大きな(大きすぎる)リスクと
後の世代への”ツケ”を増やし続ける原子力発電所なども
所詮は「お湯を沸かしてタービンを回す」いわば”やかん”の熱源の方式にすぎません。


先日、文科省が噴飯ものの「新組織」の元で継続要求の「もんじゅ」など、
50年前の設計(!)、いまだ運転の目途さえ立たない状況で、
具体化の道筋の中でのトラブルの連続(まともに動かない)で、
「勝手に名前を使われた!」と文殊菩薩もさぞご立腹では?

何ごとにも「国益最優先」の安倍首相はどうなさるおつもりか。

そちらはさておき、リンク先の文章、画像で全文掲載しておきます。

(ESPN F1サイトより)

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<この段追記>
消防ポンプ用エンジンに端を発し、レースエンジンに発展した
コベントリー クライマックスとは逆に、
レースエンジン転じて産業用等パワープラントとしても大いに有望では?
ほんの少し使用回転域を下げるだけで耐久性・信頼性も格段に高くなるはずです。

*********************************************

所詮は大メーカーの参入を目論んでの
打算から始まった(いいすぎか?)現行F1パワーユニット。
運用開始から二年での大成果です。

この素晴らしさを世間にアピールしていくことこそ、
元締めのFOM(興行主)やFIA(管理団体)の重大な仕事ではないでしょうか。

排気音がどうの、テレビ放映料がどうの、タイヤがどうの、などと
ツマラナイことをつついているより大きな利益が関連業界全体に及ぶと思うのです。

********************************************

あ、わたしはただの業界部外者ですけどね(笑)

Posted at 2016/04/08 16:46:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「DUCATI SSの整備【73】SS800との乗り比べ印象記 http://cvw.jp/b/1333960/48560984/
何シテル?   08/07 18:30
灸太郎くん(キュウタロクン)です。 職業・思想・信条・立場など違えど 共通の話題で交流できるのは良いですね。 記述は残ることを意識しています。 ...
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