☆ぱるん☆のブログ一覧

『私、もう疲れた…』お嬢があたしにそう言ってきた。

何かあったの？と聞くと彼女からとんでもない言葉が…『私、疲れた。もう、逝ってもいいかな…消えたい』

ま『あんた…ふざけんな。なめてんの？いい加減にしな』あたしは胸を掴んで睨んだ。

嬢『私なんて居なくなればいいんだ…』

ま『…お前、本当にふざけんなよ。甘ったれんじゃねぇよ』バシッ!!!!!!!!!
嬢『痛っ!!!!!!』

ま『軽々しく、逝くとか言うなよ。何で自ら落とそうとするわけ？あんたばかりが辛いと思ってたら大間違いだから。あのね、あんたより辛い人沢山いるんだからね。五体満足で生まれてきただけでも有難いと思え!!それにお母さんだって悲しむでしょ。軽々しくそんなこと言うなよ。悲しいじゃん…』

嬢『ごめんなさい…私バカだね』

ま『それに前にも言ったよね？何かあったら言えって。出来ることはするよって。１人で抱え込まずに吐けって。あたしが居るじゃん』

嬢『姉御…』

ま『もうそんなこと言わないって約束して。あたし、事故で亡くしてる友達いるから。悲しまない人がいるもんか。あんただってお母さん亡くしてるんだから気持ち分かるでしょ？』

嬢『うん…。何か気分悪くさせてしまったね…わかりました。もぅ言わない。弱い自分に負けて逃げてたかも』

ま『人間誰しも弱音を吐く時あるさ。でも、それを理由に落として幸せになれる？なれないよね？あんたはそんな逃げる奴じゃないはずだよ』

嬢『止めてくれてありがとう』

ま『うん。この話は終わりにしよう。お母さんも悲しむから。気を取り直して…行っちゃいますか？』

嬢『いいの？うん、行く!!』

ちと痛いことしてしまったけど、大事な友達だからつい出てしまった…すまん。わかった欲しかったんだよ。命の重さをさ…。献血し始めたからその大事さもわかってるから…。

てなわけで、久しぶりのドライブしてお茶してきたとさ。おしまい。