最初に記しておくが,かなりの長文であり、また内容に関しては興味のない人には面白みの無いものであると宣言しておこう^^;
それでも読んでみようという方は以下へどうぞ。
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自分の乗っている愛車は,BP5A-2.0GTである。標準状態でフロントには17インチブレーキが採用されている。
先代BHレガシィにおいてブレーキ容量への不満の声が大きかったためサイズアップしたものと思われる。
そのブレーキサイズ(17インチ)により,タイヤサイズも 「215/45/17」 となり,基本的にはこれよりも小径のタイヤを履くことは出来ない。(タイヤサイズはBHも同様)
しかしながら,自分は基本的には不必要な大径化(見栄え重視)はしない主義であり,バネ下重量低減の面でも,経済的な面でも,可能な範囲で小径化したいと考えている。
そのため,BPに
BH純正の16インチブレーキを移植し,タイヤ+ホイールも16インチ化してみたのは,今までのブログでも紹介してきたところだ。
結果は,BPレガシィ2.0GTは17インチブレーキ+タイヤの重量を想定したセッティングが施されており,単に小径化して軽くすればいい。というものではない。軽量化をするならば,軽量化した状態で最適なバランスを取るために,セッティングしなおす必要がある。
(単に軽くすればいいというものではない。)との考えにいたり,現在は純正状態に戻している。(ブレーキ・タイヤ共に17インチ)
そんな,タイヤ小径化による車の変化については,上記リンク先のブログですでに報告したところであるが,ブレーキ小径化については,まだ報告しておらず,またC型において「GT-Ⅱ」というグレードも発売されたこともあり,同グレードを検討される方の参考になればとも思い,ブレーキ小径化について記してみようと思う。
また,BP17インチブレーキを使いブレーキ容量UPを目論む人にも参考になるかもしれない。
さて,
インプレの比較対象は,以下のとおりである。
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・「BH純正フロント16インチ2POTキャリパー&ローター+STiスポーツブレーキパッド」(以下「16+STi」と記す。)
・「BP純正フロント17インチ2POTキャリパー&ローター+純正パッド」(以下「17」と記す。)
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○初期制動力
「16+STi」≒「17インチ」
街中で通常に使用するブレーキ力の範囲においては差異は感じられなかった。
○緊急制動力(制動力の立ち上がり)
「16+STi」>「17」
これは数値を取ったものではなく,体感であるので正確なものではない可能性があるが,ブレーキを「ドンッ」と踏込んだ時の制動力の立ち上がりは「16+STi」の方が上であった。
これは,ブレーキパッドの差であろうと推測される。
また,キャリパー内のブレーキフルード量が「16」の方が少ないため,ダイレクトに動くのではないか??とも推測している。
○絶対的制動力
「17」>「16+STi」
「17」は初期制動力の立ち上がりこそあまりよくないが,制動力が上がり始めてからはさすがにローター径が大きいだけのことはあり,減速Gが高まってくる。
しかしながら,「16+STi」が大きく劣るということではない。比較すれば「17」の方が少し手前に止まる。というレベルである。「16+STi」で峠を攻めても問題無い。
○耐フェード性
不明。
絶対的な耐フェード性は,ローター径の大きい「17」が有利であると予想されるが,峠道を攻めた程度では「16+STi」でも問題はなかった。
○コントロール性
「17」>「16+STi」
ロータ径の違いによるものと推測されるが,「17」の方がペダルストロークの小さな動きも反応してくれるため,細かなブレーキのコントロール性は圧倒的に「17」が上回る。
「16+STi」は微妙な操作を受付けにくい。
○ブレーキフィール
「17」>「16+STi」
これもローター径とパッドの差によるものだと思われるが,「17」がペダルストロークにリニアに反応し(急制動で無い場合),またブレーキパッドがローターに接する際のペダルに伝わる感触は滑らかである。一言で言うならば,「上質な効き」という感じである。
対する「16+STi」は限りあるローターサイズの中で制動力を上げようというものなので,パッドの摩擦係数がUPしている。そのため,パッドがローターに接すると,明らかに抵抗を感じる。足裏に微妙な振動が伝わってくる。まさにロータとパッドが削れている感触である。実際,「16+STi」の組合せは恐ろしくホイールが汚れる。
○安心感
「16+STi」>「17」
上記の流れから来ると,この結果はおかしいように思われるかもしれないが,ブレーキを強く踏込んだ時の感触が「16+STi」の方が安心感があるのである。
どこが違うのか?というと,「17」の時にグッとブレーキを踏み込むと,どこまでもブレーキが踏み込めるような,頼りなさというか,ブレーキが床まで踏み抜けるんじゃないか??というような不安感を覚えるのである。
「16+STi」の時は,ある程度踏込むと,ペダル位置は一定で止まり,制動力だけが高まっていく感触だったのだが。
これはキャリパー内のフルード量の差によるものだろうか??
○結論
「17」が自分にとっては最適。
自分がレガシィに求める物は,「GTカーとしての高い資質」であり「上質感」である。
つまり「疲れない車」であることが重要なのだ。
そういった意味において,ブレーキタッチが滑らかで,振動が無い「17」の方が好ましい。個人的には今後も「17」で行くことになるものと思う。
不満点は,「ペダルがどこまでも踏めるかのような感触」であるので,これを改善するために,ステンメッシュのブレーキラインあたりをいれれば満足のいくものになるのではないか??と思っている。
◎BP17インチブレーキでブレーキ容量UPを検討している方へ
絶対的な効きは「16+STi」でも充分であったので,+α的なブレーキの効きを求めるのであればパッド交換で充分であると思う。
ブレーキフィールを求めての「17」変更であるならばおすすめできる。
しかし,絶対的な効きを求めて「17」に交換して,パッド交換もしようと考えているならば,いっそのことブレンボまで飛んだ方がいいのではないか??と思う。
この「17」ブレーキシステム一式は恐ろしく重量があるので,運動性能の低下をもたらす恐れは充分にある。ブレンボであればバネ下重量の増加を抑えつつ制動力を上げることが可能であろう。
◎C型で追加されたグレード「GT-Ⅱ」グレードを検討される方へ
BHと比較すると,車自体の重量がかなり軽くなっているので,BH時代とは違って不満は出ないものと思われる。
装備等の違いに充分納得が出来るようであれば,買ってもよいと思う。
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多くの人にはあまり参考にならないブログになってしまったかもしれないが,せっかくの希少例(お馬鹿な例??<笑>)であるので,記録に残しておこうと思う。
長文へのお付き合いありがとうございました^^;