デフオイル交換（トラスト 大容量デフカバー編）

デフオイルを交換しようと思って、ボルトの締め付けトルクはいくつだっけ？と過去の整備手帳を見てみたらなかったのでそんな理由で整備手帳作成（笑）
自分はトラストの大容量デフカバーを使用しているのでノーマルとは異なりますのであしからず。

デフオイルを交換するにはオイルを注入するフィラーボルト（上）とオイルを抜くドレンボルト（下）を外す必要があります。
外すときは必ずフィラーボルトから外しましょう。
オイルを抜いてしまってからフィラーボルトが外れないと大変なことに…

ドレンボルトを外すとオイルが流れ出てくるのでトレイで受けます。
なおデフオイルは粘度が高いため、事前にある程度走行してオイルを温めていた方がいいでしょう。
それでもしばらくポタポタと流れ出てきますが。

オイルが出たらドレンボルトを取り付けます。
左側がドレンボルト、右側がフィラーボルトです。
ドレンボルトはマグネット付きです。
なおワッシャーは必ず新品に交換しましょう。
ワッシャーはドレン用に外径20mm内径14mm厚さ1.5mm、フィラー用に外径24mm内径18mm厚さ1.5mmのものを使用しています。

自分はデフにクスコのタイプRSを使用しています。
デフオイルはクスコ純正の80W-140のものを使用しています。
なお大容量デフカバーを使用しているので純正0.8リットルに対し、2.3リットルほど入ります。
作業前に日なたぼっこさせて温めておきました（笑）

デフオイルを注入するにはオイルシリンジが必要です。
先端をフィラーボルト取り付け穴に差し込んでオイルを圧送します。
だいぶオイルシリンジがくたびれてるのか、オイルが漏れて作業中はオイルまみれに(^^;)

フィラーボルトの穴からオイルがあふれ出したら注入完了です。
フィラーボルトを取り付けます。
その後規定トルクで締め付けます。
ドレンボルトの締め付けトルクはデフカバーの取説に書いてなかったのですが、径がエンジンオイルのドレンと同じっぽいので39N/mで締め付けています。
フィラーは純正ボルトを使用しているため整備マニュアルにある45N/mで締め付けています。

車をウマからおろして作業完了です。
前後ホイールが違っていますがついでに行ったもので、これはある事を検証するため。
その話はおいおいしようかな（笑）