アルカン ガレージジャッキ修理-1(作業準備)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
アルカン ガレージジャッキ2t
Model NO、ALJ2T修理作業記録として
2021年10月09日
2
遡る事8月7日 AM5:30からの早朝メンテナンスの為にGRX133をこんな感じでリフトアップさせ、リッジドトラックで固定して作業していました。
フロントフロアパネルフロントブレース取付け(GRスポーツの補強ブレースNO.2の部分)とCPM ロアーレインフォースメントに交換作業でした。
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作業終了後、リッジドトラックから車輌を下すために車輌を再度上げようとしましたがジャッキポイント接触後から上がりません。負荷が掛かると油圧が抜けるようです。
注意してジャッキを見ますと、後ろ側から見てデュアルピストンの右側(細いシリンダ側)が戻ってきていませんでした。
*画像は、10月9日の分解途中の物です。
指で押さえているシリンダーの動作不良でした。
当時は、ジャッキオイルもありませんでしたので、該当のシリンダーをクレ556で潤滑させる事でシリンダ動作が1次的にスムーズになり無事に車輌を下すことが出来ました。
ちなみに色々試行錯誤した結果や朝食ゆっくり取ったことで、時間が費やされていました。
おかげで当日の10時以降からの作業予定は2件ともキャンセルして頂きました。お盆休み/夏季休暇期間前に作業依頼をしてあったのですが、申し訳なかったです。
その為に、早朝の涼しい時間から作業しましたが、こんな結果になるなんて。
ちなみにMH23SワゴンRでは、車重が軽いのと最高位置までリフトアップさせることないので使用できていました。
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みんカラ等のWebにて検索してみますと、同じような現象対応されている方々がいらっしゃいましたので参考にさせて頂きました。
デュアルピストンのOリングと油圧オイルの不具合(劣化/汚れ/量不足)が該当すると判断しました。
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先ずはOリングの手配です。
AmazonにてOリング専門店様より
右側の細いシリンダ用を2個。
Oリング 4D P12 桜シール【材質:FKM-70(バイトン)】【サイズ: P規格 (線径φ2.4mm x 内径φ11.8mm)】
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同じく左側の太いシリンダ用を2個。
Oリング 4D P18 桜シール【材質:FKM-70(バイトン)】【サイズ: P規格 (線径φ2.4mm x 内径φ17.8mm)】
手配購入しました。
材質により色々種類がありましたが、耐熱性や耐油性、耐薬品性などに優れた材質と運動用とのことでFKM-70(バイトン)を選びました。
他の材質より少し高額でしたが、1個数十円単位の違いでしたので選びました。
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ジャッキオイルとしては、粘度ISO VG32が手に入り易かったのでカインズホームにて購入しました。
株式会社エーゼット
AZタービンオイル300ml。
精製度の高いベースオイルに各種添加剤を配合した高級潤滑油。
タービン、油圧機械、圧縮機、工作機械、送風機等の軸受潤滑の他、高級汎用潤滑油として使用可能です。との事です。
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不具合発生日 8月7日
Oリング発注 9月10日
修理作業日 10月9日
どうみても緊急性がなかったので、作業への取り組みが遅いですね。
MH23Sでは、きちんとジャッキアップ出来たのでなおさらです。
残暑厳しいのと予定の関係で、9月中に作業できずに10月9日作業です。発生より2ヶ月後に完了です。
その間は、MH23S作業でしか使用したので問題なかったのです。
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