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Ｙ３０ネタが連続しますが、実はドアロックの改装前にメーター換装もしてました。
すでにＷＹ３０のページのトップに画像が出ているので、気付いている方もいらっしゃるかと思います。

ＷＹ３０（セダン）とＰＹ３０（ＨＴ）とでは、メーターカプラは同じでも配列が全く違うので諦めてる人も多いと思います。
ですが、配線図を見て（メーター裏の基板からも解析できます。）配列を１本ずつ入れ替えれば換装は可能です。
私の場合メーター裏の基板を解析して、画像のような対照図を作って作業しました。

配線（ピン）ごとに色をつけてあるので、同じ色の場所のピンを抜いて同じ色のある位置に差し替えるだけです。
何箇所か違うカプラーに移動する線もあって、コードが足りない分は継ぎ足します。
ＩＧＮ電源のコードは１本足りないので、元の１本から分岐させました。
タコメーターのパルスは助手席足元にある、ＥＣＵから引きました。
オドメーターはメーターを分解してカウンターを止めている金具を緩めて、同じ距離に合わせました。

配線の処理に手間取りますが、約４時間弱で作業終了しました。

私もやりたいっ！！という方がいらっしゃいましたら、サポートしますよ。

Ｙ３１型以降はキーでロックを解除すると全ドア開錠するのですが、Ｙ３０型は全ドア開錠しません。
そのため一旦運転席ドアを開けてからパワーウインドー・メインＳＷに手を伸ばしてアンロックボタンで開錠しなければならず、今まで不便に思ってました。

きっかけはＷＹ３０のドア内部のロック検出ＳＷ（接点）が壊れて、部品を外して見た時でした。
Ｙ３０用はロックの方向しか接点が無いのに対して、Ｙ３１用はロック／アンロックの両方向に接点があります。
しかも取り付け位置とロックノブが繋がる位置が同じだったので、これを使ってみようと自分で回路を考えてみました。
それが画像の回路図です。

リレーは１Ｔという５極のタイプを使用しました。
このリレーは、作動時と非作動時とで電気の流れる方向を変えることができます。
例えばデイライトの回路のようにライト（もしくはスモール）が点いてない時にはデイライトに電気を流し、ライトを付けたときはリレーが作動してデイライトへの電源をカットしたりということも出来ると思います。

今回はロック検出ＳＷは中古で、リレーは純正品を使用しましたので３０００円くらいかかりましたが、カーショップ等で汎用品を買えばもっと安く済むと思います。
念のため純正の品番を書いておきます。
　　25230-C996A　ﾘﾚ-,1T　　　　　　　　　　　\1,838
　　B4345-0MFB1　ｺﾈｸﾀｰ ｱｯｼｰ 5P 　　　　　　 \1,134　
　　80580-25V06　ｽｲﾂﾁ ｱﾂｾﾝﾌﾞﾘ-,ｵ-ﾄ ﾄﾞｱ ﾛﾂｸ　\7,382

キー1回で全ドア開錠は少しコツが要りますが、便利になりました。