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今日は2台とも日産でＡＴＦ交換してもらいました。

グロリアは現在42万キロで、前回交換から5万キロ走行。
さらにミッション交換より16万キロ走行。

シーマは現在22万キロで、前回交換は不明。

どちらも交換後の変化は良くも悪くもありません。
しいて言えば走り出し直後のアイドリングが高めでしたが、水温が低かったせいでしょう。

カーショップ等（メーカー系ディーラー以外）では過走行車や交換暦不明なＡＴＦ交換は断られるケースが多いと聞きます。
その理由は、ＡＴ内部に長年蓄積した汚れやスラッジが新油の清浄作用によって剥がれて循環→コントロールバルブ等の細い通路に詰まってしまい、結果焼きつきやトルコン滑りの原因になるのだとか。

僕はいつも行きつけの日産ディーラーでやってもらってますが、故障のリスクを説明されたりとか断られたりしたことがありません。

ＡＴＦを交換したからと言って調子がよくなったり不具合が解消されることは稀なことだと思います。
特にＹ31等の【RE4(5)R01(3)Aミッション】でよくある1速→2速の変速ショックが社外のＡＴＦ（化学合成油）にすると改善するというのは、ほとんど一過性のものだと思います。
どちらかというと交換するのはミッションの延命のためだと思ってます。

日産は社外ＡＴＦを薦めず、残油との混合を避けるよう言います。
一方カーショップやオイルメーカーは国際規格に準じてるから問題ないと言い、合成油という点でも純正より性能がいいと言いますね。

どちらも一理あると思いますが、僕は純正派です。
一度シェルのＡＴＦを入れたことがありますが、問題は起きませんでした。

以前はカーショップでも純正ＡＴＦをラインナップしてましたが、最近は置いてないようです。

交換暦が不明なＡＴの方は、一度日産で交換してみては？
リスクについて事前に説明があれば自己責任でしょうけど。

ちなみにＹ31の純正指定ＡＴＦは“フルードＤ”というタイプで、先代Ｙ３０（Ｅ４Ｎ７１Ｂミッション）までは“フルードＣ”でした。
アルファベットが後ろに進むにつれて規格（デクスロンⅡとかⅢとか？）が上がるので、ＣよりＤのほうが上級なのですが、ＡＴはデリケートな機械ですから指定のフルードで間違いないと思います。
（そのデリケートさで言うと、ＡＴの組み立ては素手でするとか？軍手の毛が混入してもトルコン滑りを起こすってほんとう？）