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先日は、MyフォレSHにも、やっと自作の「リアタイヤ用ディフレクター（整流板）」を取り付けましたが、その「リアタイヤ用ディフレクター」の前面に、小さな「リアサイドスポイラ」を取り付けると、更なる走行風の偏向効果が得られるようです。

画像：マツダの特許出願から・・・イラストの車種は「RX-8」（前期）かな？
図の中の”20”は「リアタイヤ用ディフレクター」で、”40”は「リアサイドスポイラ」です。側面下部107の側方を流れる走行風が後輪ホイールハウス104の側面に付着しやすいので、「リアサイドスポイラ」を設ける事で走行風を整流する効果が高い。との事です。

この「リアサイドスポイラ」は、「リアタイヤ用ディフレクター」に「リアサイドスポイラ」を設けたことにより、「リアサイドスポイラ」の前方と、「リアタイヤ用ディフレクター」と「リアサイドスポイラ」との間に、それぞれ走行風の淀（よど）みを生じることになる。「リアサイドスポイラ」の前方に走行風の淀みが形成されること（領域Ｓ１）に加えて、「リアタイヤ用ディフレクター」の前方にも走行風の淀みが形成される（領域Ｓ２）。淀みが２段階で形成することで、淀み全体の幅、前後長を拡大でき、リアサイドスポイラＡを越えて車両後方へ流れる走行風を、より効果的に車外方向へ大きく偏向できる。これにより、後輪の側面へ付着することを防止できる。

以上のことから、小型化を図りながら、車両の下部側方を流れる走行風の偏向効果が得られる。との事です。。。

時間が有ったら、「リアサイドスポイラ」を製作して装着してみますかね。。。(＾＾;;取り付けられそうだったらの話ですが。。。

実際にRX-8の実車をじっくり拝見したことが無いので、この「リアサイドスポイラ」の有無すら良く分かりません。。。実際に取り付けられた車体って、あるのだろうか？（・_・;;


【公報種別】公開特許公報(A)
【公開番号】特開2008-280015(P2008-280015A)
【公開日】平成20年11月20日(2008.11.20)
【発明の名称】リアサイドスポイラ
【出願番号】特願2007-128530(P2007-128530)
【出願日】平成19年5月14日(2007.5.14)
【氏名又は名称】マツダ株式会社


こちらは日産の特許申請です。
この特許は、小さい板をディフレクターの前に装着することで、車輪が受ける走行風圧を低減させて、車輪に発生する抵抗を小さくする車輪の風圧抵抗低減装置を提供する。と言うもので、この特許は”圧力低減”のみに言及していますが、先ほどのマツダのと一緒で、どちらも１枚板よりも2枚板にした方が空力効果は向上する訳ですから、考え方は同じですね。（多分・・・）





【公開番号】特開2007-55425(P2007-55425A)
【公開日】平成19年3月8日(2007.3.8)
【発明の名称】車輪の風圧抵抗低減装置
【出願番号】特願2005-242737(P2005-242737)
【出願日】平成17年8月24日(2005.8.24)
【氏名又は名称】日産自動車株式会社