腐れブラジル野郎の置き土産　その1

T31あるあるの爆弾がついに発生。
コンビニへの縁石段差で
「ゴッ」という音が鳴り、
それから加減速旋回とあらゆる挙動で
ゴリゴリ・ガツガツといった
不愉快極まりない接触音が
響くようになった。

左前輪の下から見上げた状態。
フロントクロスメンバーASSYの
ゴムが経年劣化によって摩耗し、
潰れや脱落することで
本来あってはならない「遊び」が
生じたことが原因だ。
この症状は2000～2015年辺りに生産された
(糞ルノーの資本が入った)日産車全体の
低能な設計者が後先考えずに
引いた図面の賜物であると言える。

フロントクロスメンバーの四隅上部に
取付られているゴム部品だけを
供給すれば良いものを、
何をどうトチ狂ったのか
クロスメンバー全体をASSYにしているため
正規の修理となると
部品代だけで5万～、工賃で5万～の
計10万～(定価)となる。
で、馬鹿なフロントが安易に工賃を
値引いたりすることで
サービス工場の作業負荷に対して
実入りがよろしくないという
誰得スパイラルに陥るのだ。

作業は右前輪側へ。
まずはボルトを外すのだけど、
対辺18mmとかいう頭の悪い仕様だ。
(レンチセットに入っているのは
17mmか19mmなのだから
どちらかに合わせれば良いものを‥)
結構な締め付けトルクなので
1/2ソケットレンチを使うと良い。
面倒臭い？奇遇だね、俺もだよ。

長いボルトを外した状態。

使うのはモノタロウで売っていた
ウレタンブッシュ‥通称パイナップル。
型番はUWB-60-30-10で、
内径が30mmの厚さが10mmの樹脂だ。

で、こいつをボルトに入れてやる。
ボルト先端のネジ部分には
ネジロックを塗っておこう。

ボルトの緩めや締め付けには
インパクトレンチがあるとマジで楽。

クロスメンバーの軸内にある
外径30mm弱のシャフトに
パイナップルを当て込んで
ボルトを締め付ける。
インパクトである程度締めたら
トルクレンチ(95N.m)にて
しっかりと締め付け確認を
しておこう。