ハイキャスロッド交換　その１

右リアのハイキャスロッドにガタがありましたので、交換しました。

ハイキャスロッドASSY
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ダストブーツはまだ使えそうでしたが、勢い片方だけ注文してしまいました^^;

ダストブーツキット
48203-39F25

ハイキャスロッド交換の前に、今のトーを確認しておきます。

ジャッキアップ＆ウマで車体を持ち上げ、測定する高さが同一になるように、エンジンオイル4L缶を使いました。

その高さで、タイヤの縦溝などを目印にして測定します。

タイヤ前側：1497mm
タイヤ後側：1498mm

ジャッキアップ状態で、リアのトータルトーはほぼ0（ゼロ）でした。

ハイキャスロッドのゴムダストブーツをめくると2面幅があるところ（インナーソケット）があり、ここを30mmのモンキーレンチで掴みます。

ただ、真下にハイキャスのオイルラインがあり、少々邪魔です。

ハイキャスオイルラインはそのままでも作業できなくはないですが、こちらのボルトを外すことで、少しだけ遊びを増やすことができます。

外して作業した場合には、作業後の締め忘れにご注意を！（→自分への忠告）

インナーソケットを廻す際、反対側を掴んでいないと、左右で共回りしてしまいます。

そこで、写真の様に反対側も、モンキーレンチで固定することで、インナーソケットにトルクをかけることができます。

今回は、運よく右リア側が緩んでくれましたが、もし反対側が緩んでしまうと、ストロークストッパーを外して、パワーシリンダー突起部の二面幅を掴みやすくするなど、工数が増えてしまいます。

インナーソケットが緩みましたので、次はアウターリンク（アクスル）側を外します。

ここを切り離すには、タイロッドエンドプーラー、ボールジョイントプーラーなどが必要で、私は持っていないのですが、ショップにお願いし、借りることができました。

トルクをかけていくと、パキーーーン！と綺麗に外れました*^-^*これで、ハイキャスロッドを取り外すことができます。

ここで、ハイキャスロッドを下す前に、先にアウターリンクのボルトを少しだけ緩めておきました。

このボルトは、車上で緩める方が力をかけやすいと思います。

しかし、完全に緩めてしまうとロッドの長さが変わってしまうので、緩めるだけにしておきます。

上が新品、下が取り外したものです。

新品は、ジョイント部分がかなり固い感じですが、取り外したものはクニャクニャです＾＾；

ただ、ガタのある取り外したロッドを手で引っ張ってみましたが、そのくらいの力ではガタを感じることはできないようです。