ヒーターコック交換の巻♪

今回の整備は、写真赤丸の部分（ヒーターコック）の交換作業になります。

バンド類に若干のサビが見られます。

果たしてバンド類を切ったり割ったりせずに作業が完了するでしょうか。

何せ、２１年落ちの車ですから・・・

まずは赤矢印のバンドをプライヤー等を使い、黄矢印の部分からずらします。

次に、緑矢印の部分の板状のロックを外し、青矢印のコントロールワイヤーを水色矢印のヒーターコックレバーから外します。

画像２の黄矢印のホースを丁寧に外すと、赤矢印の本体取付けボルトが現れます。

このボルトと画像２の水色矢印の上の６mmのボルトを外せば、本体がフリーの状態になります。

赤矢印のバンドが外せれば、取り外し完了だったんですが、しばらく眺めていましたが、簡単には外せなさそうだったので、その奥の黄矢印のバンドをずらして、ヒーターホースごと外すことにします。

ここを外すと恐らく、まっ茶っ茶の水が出てくるんだろうなぁ。

と考えながら作業を続行します。

赤丸が外れた本体。

予想的中！

まっ茶っ茶の水が出てきました。(黄矢印部分）

ヒーターコアは大丈夫だろうか・・・

今回の作業で頭をかしげたのが、赤矢印のバンド。

緑矢印を右回りにねじ込むと、黄矢印部分が絞られる構造。

果たして、緩めることは出来るのだろうか・・・

もしかしたら、再使用不可の部品なのかもしれません。

画像６の緑矢印の部分を左回りに回すと、黄矢印の部分が多少たるんだ状態になりますが、緩むまではいきません。

錆びているし雑に作業してバンドが切れたらまずいので、ここは丁寧に力を加えて、ゆっくりと引き出す作戦に。

結局は丁寧に強引な作業をした訳です(^_^;)

その結果、無事に外れました！

外したヒーターホースの内側も錆でかなり汚れていたので、きれいにお掃除。

ほんとは交換した方がいいんだろうな・・・

あとは、今までの逆の作業で組み込んで終了。

無事に交換が終わりました。

エンジンを始動し、エアコンの温度調整のツマミを動かし、ヒーターコックがきちんと動いているかの作動確認をして作業終了です(^o^)ｖ

あれだけまっ茶っ茶の水を見てしまった今、今後、水回りのトラブルが発生する予感がします。

普段のメンテナンスを怠るとこうなりますので、皆さんも普段からお車のメンテナンスには気を使いましょう！

作業の課程でもっと効率の良い方法があるかもしれませんが、あくまでも自己流の作業なのでご勘弁くださいm(__)m