ECU ケースに RAM(電波吸収材料)シートを貼り増し

先日 ECUケースに RAM(電波吸収材料)シートを貼ってみたらすごく効いたので、ECUケースがノイズの影響を受けていることは確実であろうと判断しました。

であるならば、どう見てもノイズ源は ECUケースの目の前にある DIコイルですよね？(苦笑)

ところで、DIコイルは当然ながら前方のシリンダーにも付いていて、そちらに面している側には前回は何も対策していません。

今回は前方のシリンダーある DIコイルに面している側にも対策してみることにしました。

ということで、いきなり完成後です。(^^;

コネクター部の前方を覆うように RAMシートを貼りました。

赤く着色した部分が今回貼り増しした場所です。

ECUケースは一応ケースに覆われていますが、コネクターが挿さる部分は内部に向けて口を開けている形です。

コネクター側に十分なシールド対策がされていない場合は内部の回路基板が無防備になってしまうように思えたので、DIコイルに面している側を結構しつこくカバーしてみました。

ふと、隣にあるヒューズボックスも気になったのでカバーを開けてみたところ、配線立ち上がり部の無防備な面が気になったので、ハーネスの立ち上がり部分から貼っておきました。

走ってみたら、更に劇的に効果が出ています。

アクセル操作に伴うエンジンのギクシャク感は更に低減されました。

また、今回の施工で顕著に違いが出たのはアイドリングストップの挙動の変化です。

いままでは交差点で止まっても、そこから更に力を入れてグイッとブレーキペダルを踏み込まないとアイドリングストップしなかったのですが、施工後は交差点で止まると普通にストンとアイドリングストップするようになりました。

オーディオの音が妙に濃いというか厚い感じになったのは、ヒューズボックスの電源ハーネス立ち上がり部分に貼ったのが効いているように思います。

まだまだ効果を積み増す余地はありそうですが、ECUケースの放熱も大事ですので、ECUケースのフェンダーに面している側には一切貼らないつもりです。

ここまで効くのならば、根本的対策としては銅板買ってきて ECUのエンジン側に面した側を仕切る衝立を設けた方が良いのかもしれませんねぇ...(^_^;