念願のRIDGERACER Unboundedが一昨日、ようやっと届いたので簡易レビュー。
今回は国外のスタッフが作っているので作風が今までと全く異なる。実在しないオリジナルでレースをするというのは変わりないけれど、今回はサーキットではなく公道オンリーの暴走レースなので、どちらかというとNeed for Speed: Undergroundに近い。PVをみたとおり今までとは全く違う方向のはっちゃけ具合で、ドリフトする以外にも敵車や建物の破壊でニトロを貯めるというモラルのなさ。Need for Speed: Undergroundでは木にぶつかっただけでも派手にクラッシュするところを、こっちでは橋脚を破壊できたりする程に車が頑丈。ぶつけると相手は無傷でも、べっこり凹むうちの車とは大違い。
そしてゲーム性。Need for Speedと違ってガンガンクラッシュできるわけだけど、むしろクラッシュしないと勝てないゲームだった。今までのリッジであればミスさえしなければ普通に一位がとれるけど、割と敵車が頑張っているので、そのまま走っているとニトロを使われなくても抜かされていくことが多い。抜かされてしまうとショートカットを使うかニトロを使わなければ挽回は難しいので、ドリフトや器物破損でニトロのPOWERメーターを貯めていくしかない。POWERメーターは敵車をクラッシュさせるか家に穴を開けるかするとすぐ貯まるので、ニトロを使う以上は何かしらを破壊しないと効率が悪い。たまにショートカットにはならないものの、ニトロで破壊することできるタンクローリーがあったりするが、タンクローリーを破壊してPOWERを稼ぐよりは敵車を破壊するほうが都合がいいので、タンクローリーはよほど余裕がある時か、ぼっちの時に八つ当たりするくらいしか使い道はなさそうだ。
また敵車がクラッシュしている間に順位が上がることもあるようで、三位の時に二位をクラッシュさせたら、いつの間にか一位になっていたこともあった。