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　二つ目の問題はタイヤの幅。
　みんカラを調べて見ても、EGシビックの中で幅が215mmのタイヤを履いている人はいなかったし、EG6と比べてステアリングの切れ角が効くEG3では、インナーフェンダーを取り外してもボディ内側と接触してしまいそうだ。
　となると、オーバーフェンダーの取り付けや、場合によってはホイールスペーサーも必要になるかもしれない。

　そんなに馬力があるわけでもないのに、そこまで手間をかけて太いタイヤを履かせるメリットは無い。細いタイヤを前提としたヤワなサスペンションでは轍にハンドルが取られやすくなる（以前205mmを履いていた時に経験済み）し、燃費も悪くなる。普通に考えても、デメリットの方がたぶん多いと思う。

　それでもRadial T/Aを履いてみたい。自家塗装のホワイトレターでは劣化が早いし、レターが円を描いていないので後付間たっぷり。
　それと、あえて流行から逆行して「引っ張らずに低扁平率でもないファットなタイヤ」路線に突っ込んで見たくもある。扁平率が60%だと、タイヤと路面の接地面がちょうどスクエアになるので、タイヤの縦のグリップと横のグリップをいい塩梅に引き出すことができるはずだ。

　スポーツ性能を求めて低扁平率化させる人は多いけども、引っ張りタイヤって運動性能的としてはメリットがあったりするのだろうか。タイヤ代が安くなること、タイヤの角が出っ張らないぶん車高を落とせるなどがあると思うけど、リスクがあるのは確かなはず。
　USDMなのかヘラフラなのか、はたまたキャルルックな路線にいくのか方向性が迷子になっているうちの車だけど、このままどんな方向に行ってしまうのだろうか。
　とりあえず写真を見る限り、今履いているホイールに175の組み合わせはやや引っ張り気味なことがわかるので、このホイールのまま215を履かせることは可能そうではある。