ルノー メガーヌ ルノー・スポール

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クローズドではなくあくまでもストリートでの愉しさを追求した作品 - メガーヌ ルノー・スポール

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クローズドではなくあくまでもストリートでの愉しさを追求した作品

おすすめ度: 5

満足している点
DASS、HCC、4CONTROLという3種の神器を備えたメカニカルシャシー。
不満な点
(致し方ないが)ターボラグ。
アダプティブクルーズコントロールの停止時の車間距離設定が異様に短い。
総評
「カネを積めば得られる愉しさ」ではなく、「知恵と工夫でしか得られない愉しさ」といった日本人的価値観をお持ちの方には是非。

こういうスポーツモデルで語られがちなスペック競争、タイム競争からすれば、他車に後塵を拝するだろうが、ルノースポールが提示してくれるものは、「そのハイスペック、本当に毎日愉しめますか?クルマの愉しさはもっと民主的だったりエモーショナルなもののはず。それを時代性に抗いながら絶やさず提示し続けます」という矜持であり、諸手を上げて共感する。

詳しくはこちらのブログにて↓
https://minkara.carview.co.jp/userid/1385559/blog/46921389/
デザイン
5
サイズは前モデルのメガーヌ3RSよりも数値上は大きくなっているが、なぜかコンパクトに見える。3RSよりもコンサバティブ(4ドア)なデザインにしたからだと思うが、プレスラインによる陰影や張り出したオーバーフェンダーによる主張がありながらも然程「ヤンチャで派手」な印象にしていなく、「分かる人にしか分からない」ところが良い。
走行性能
4
DASSと4CONTROLにより、異次元の旋回感覚。
「旋回力」と表現しないのは、明らかに旋回力は大きいとは思うが、自分の経験上その領域に一般公道で持ち込むのは余りにもリスキーでいまだに限界が不明だから。ルーテシア3RSでDASSを熟知しているが、それでもこのメガーヌ4RSだとサイドフォースによるスキール音は出すことさえも未だにできていない。

総合的判断の中で目を瞑ったが、ターボラグは如何ともしがたい。なにせFFなのに420Nm300PS。低回転域から加速しようと踏み込むと、ターボラグが発生し、ブーストが掛った後トラクションさせることなどできるはずもなく空しくホイールスピン。しかもトラコンはノーマルモードでも若干しか介入しないのでホイールスピンは止まらない。やむなくスロットルを自分で絞ってトラクションを呼び戻す。この一連がリニアリティをスポイルしまくり、大きなストレスである。
高回転維持状態だとラグもないが、上述の通り「限界が分からない」ので二次旋回の爽快感としてはどこかベールを被っている感覚。
乗り心地
5
詳細は納車ブログに記載したが、あえて選んだシャシースポールで満足している。「ストリートでの愉しさ」を提供してくれるルノースポールのコンセプトに沿うなら、シャシースポールの方が適している。

ずっと憧れていたHCCが贅沢にリヤにも装備。突然ギャップが現れるストリートでは、硬いシャシーもしくは柔らかすぎるシャシーだと安心してペースアップできない(現にALPINAでは底突き数回(泣))が、ギャップやジャンプまで熟すラリー競技由来のこの機構のお陰でガンガンペースアップできる。また、このお陰でサスペンションレートを下げることが可能になっており、街乗りでの快適性向上までも両立できている。
とにかく、ラリー技術を投入するという考え方からもルノースポールのストリートへの造詣が感じられたり、そもそもF1からラリーまで幅広く参戦していることの優位性をふんだんに活かすという戦略性も秀逸!
価格
5
自分のモデルはPhase2の初期型(≒中期型?)だと思われる。この前後は例えば装備面でやや不足があったり、追加装備があっても異様な高価格だったりするので、コストパフォーマンスが最も良いモデルと考えている。

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