【製品開発】 NEOPLOT(ネオプロト) マスターシリンダーストッパーNEO
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すでにWRX S4 & レヴォーグ用として開発を進めている「NEOPLOT マスターシリンダーストッパーNEO」ですが、開発当初よりWRX STI(VAB)用としても、共通化することで進めてきました。
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GR/GV系 WRXシリーズとは全体的には似ていますが、「似て非なるもの」で、GR/GV系 WRXシリーズ用「NEOPLOT マスターシリンダーストッパーNEO(品番:NP11610#)」は適合しませんでした。
またS4やレヴォーグとは、ブレーキ配管の違いやパワステホースの関係もあり、共通化が難しい一面もありましたが、何とかチャレンジし共通化のメドが立ちました。
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製品のデザインを行っていく上で、一番重要で正確なデータを取らないといけないのが、もちろん「ブレーキマスターシリンダーの中心」位置。
ここの前方への動きを制限することで、強力な減速が必要とされる場面でのブレーキングに、かなりの効果が期待できることになりますので、3次元測定器を使い車両データを取っていきました。
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ブレーキマスターシリンダー真正面の画。
マスターシリンダー中心とストッパーの中心もほぼ一致しており、一次試作としては満足のいく仕上がりでした。
この時点で、ブレーキペダルを踏んだ時のブレーキマスターシリンダーの動きの方向も把握し、最適なデザインによる耐力を実現するようにしました。
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左が一次デザイン、右が二次デザイン。
一次デザインを修正するカタチで、干渉部分の回避、強度検討による肉厚の増加、デザインのブラッシュアップを行いました。
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一次試作で干渉したブレーキパイプとの接近箇所は、二次デザインにうまく反映しクリアランスを確保できました。
ブレーキパイプひとつ取っても取付状態の違いから、車体によって個体差がありましたが、概ね良好な結果としました。
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ここまでは、3Dプリンターで造ったモックアップで設計寸法値の確認やデザイン検証・評価を行ってきましたが、次はジュラルミン材による量産試作での検証、取付確認を行っていきます。
予定では7月末くらいに量産試作が完成し、その後の作業が順調に進めば、9月下旬くらいには商品のリリースができると思いますので、もし「ブレーキマスターシリンダーストッパー」を検討してみえるのでしたら、もう少しお待ちいただければと・・・、心よりお願いを申しあげる次第です<(_ _)>
カラーラインナップは、今までの NEOPLOT マスターシリンダーストッパーNEO シリーズ
http://www.plotonline.com/car/neoplot/lineup02.html と同様、「ブルー」「シルバー」「ピンク」となります!
価格については、もうしばらくお待ちくださいm(__)m
それでは量産試作が完成しましたら、次回ご案内したいと思います!
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