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ek-10stとやまの愛車 [日産 マーチ]
日産・マーチR/スーパーターボに搭載のMA09ERT型エンジンについて
1
MA09ERTは、<br />
日産自動車が製造したレシプロエンジンの名称。日本の自動車史上稀にみられる複合直列過給機システム(ダブルチャージ)を採用した量産エンジンである。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
1 概要 <br />
2 緒元<br />
3 排ガス浄化装置、仕様覧 <br />
4 解説 <br />
5 過給作動各説明<br />
6 補足  <br />
<br />
-概要ー<br />
日産マーチターボK10ETに搭載された<br />
MA10ET型ターボチャージャーエンジンをベースにスーパーチャージャーを追加することにより、動力性能と全域高レスポンスの向上を図ったエンジン。スーパーチャージャーは、ターボチャージャーの働かない低回転域でのレスポンスと出力を向上し、高回転域では、ターボチャージャー(インタークーラー付)が出力の向上を図った。<br />
<br />
成り立ちは競技用エンジンで、始めは日産マーチターボのレース用車両に搭載(プロトタイプ)その後、1988年登場の競技専用市販車日産・マーチR(EK10FR型)に搭載。主にラリー競技で活躍。<br />
<br />
1989年、追加登場のマーチRのGT普及版でもある<br />
マーチスーパーターボに搭載された。このエンジンの排気量、930ccは、モータースポーツ競技のクラスレギュレーションに合わせグループAの1600cc以下のクラスとなるように<br />
過給機付エンジンの排気量換算係数、1.7を考慮してストックの987ccから930㏄へ変更した。全日本ラリー選手権では規定の過給機係数&#215;1.4で1600cc未満クラス、Bクラスでエントリー出来るようにしてある。<br />
<br />
<br />
-主要緒元-<br />
エンジン仕様 : MA09ERT型 <br />
空冷インタークーラー水冷直列4気筒エンジン <br />
総排気量 : 930㏄、 <br />
燃料室形状 : 半球形 <br />
弁機構 : OHC <br />
シリンダー内径&#215;行程 : 66.0&#215;68.0 <br />
圧縮比 : 7.7 <br />
圧縮圧力(kg/cm)(rpm) : 10・7/350 <br />
最高出力(ネット)(ps/rpm) : 110/6400 <br />
最大トルク(ネット)(kgm/rpm) : 13.3/4800 <br />
燃料消費率(ネット)(g/ps・h)/(rpm) : 255/1200 <br />
寸法〔長さ&#215;幅&#215;高さ〕(mm) : 705&#215;575&#215;680、 <br />
整備重量(kg) :M/T 約111kg(MT車)<br />
弁開閉時期・吸気開[上死点前](度)11 <br />
     ・吸気閉[下死点後](度)57<br />
     ・排気開[下死点前](度)51<br />
     ・排気閉[上死点後](度)17<br />
弁隙間・吸気[温間](mm)0.25<br />
   ・排気[温間](mm)0.30<br />
<br />
アイドル回転数(rpm)M/T750、A/T850<br />
点火時期/  ・バキュウムカット時(BTDC゜/rpm)-<br />
アイドル回転数・通常時(BTDC゜/rpm)M/T15/750<br />
(↑バキュウム進角無し)       A/T15/850<br />
<br />
整備目標値<br />
アイドルCO、HC濃度(%)(ppm)-<br />
アイドルCO、HC濃度(%)(ppm)0・1以下/50以下<br />
<br />
エンジンオイル[工場出荷時]<br />
標準/寒冷地仕様、7・5W-30(ターボ専用SF級)<br />
(※サービス上、推奨オイルはターボX7.5W-30(SG級)<br />
・使用エンジンオイルについて<br />
7・5W-30(ターボ専用SF級)<br />
     注、R発売当時<br />
7・5W-30(ターボ専用SG級)<br />
     注、スーパーターボ発売当時<br />
<br />
オイルパン容量[Hレベル](L)3・0<br />
オイルフィルター容量(L)約0・2<br />
SCオイル容量[Hレベル](L)約110<br />
※スーパーチャージャーオイル工場出荷時、<br />
     NOKクリューバ製シンテソMT150<br />
冷却水全容量(L)約4<br />
<br />
-排ガス浄化装置、仕様覧-<br />
燃料供給装置:ニッサンECCS <br />
始動補助装置:バイメタル式エアーレギュレーター<br />
吸気加熱方式:温水加熱<br />
点火装置  :無接点式<br />
CO、HC(NOx)低減装置:<br />
・触媒種類、三元(モノリス)<br />
・触媒コンバーターサイズ(容量L)、直付(0・5)<br />
減速時排気ガス減少装置:フェールカット装置<br />
空燃比制御装置:<br />
O2センサー+ECCSコントロールユニット<br />
点火時期制御装置/進角制御:電子式<br />
排気温度警報装置(設定温度℃):ヒューズ式(940)<br />
燃料蒸発(エバポ)ガス抑止装置:キャニスター式<br />
ブローバイガス還元装置:クローズ式<br />
<br />
-エンジン本体系寸法-<br />
・シリンダーブロック高さ<br />
 (クランクシャフト中心より)    H(mm)177<br />
・シリンダーブロック全長     Lb(mm)360<br />
・ボア間ピッチ           P(mm)79<br />
・シリンダーボア径         D(mm)66<br />
・ストローク            S(mm)34<br />
・クランクシャフト ジャーナル径  bj(mm)45<br />
・クランクシャフト ピン径     db(mm)40<br />
・クランクシャフト 全長      L(mm)398<br />
・ピストンコンプレッション ハイト  C(mm)26.5<br />
・ コンロッド中心間距離      Lc(mm)114・5 <br />
・シリンダーライナー肉厚         3・5<br />
<br />
・ピストン/ピストンピン<br />
スカート外径(基準径) (mm)65.967<br />
高さ         (mm)51<br />
コンプレッションハイト(mm)26.5<br />
冠部凸(凹)高さ    (mm)4.0<br />
冠部凸凹容積     (mm)17.5<br />
材質         アルミ合金<br />
ピン長さ       (mm)58<br />
外径         (mm)17.5<br />
ピンとコンロッドの嵌合方式:プレスフィット<br />
<br />
・ピストンとシリンダーブロックの選択組み付け<br />
ピストンクリアランス確保の為、工場出荷時は、<br />
シリンダーボアを各3グレードで選択している。<br />
<br />
・ピストンリング<br />
トップ   B&#215;T  (mm)1.5&#215;2.5<br />
    外周形状  バレルフォース<br />
    表面処理  窒化処理<br />
セカンド  B&#215;T  (mm)1.5&#215;2.9<br />
    外周形状  テーパー<br />
    表面処理  クロムメッキ<br />
オイル   B&#215;T  (mm)2.8&#215;2.8<br />
<br />
コンロッド/コンロッドベアリング<br />
コンロッド中心間距離(L)(mm)14.5<br />
     大端部径 (D)(mm)43<br />
     小端部径 (b)(mm)17.5<br />
      (プッシュ内径)<br />
     大端部幅 (B)(mm)20.0<br />
     小端部幅 (b)(mm)20.0<br />
ベアリング内径     (mm)40<br />
     幅      (mm)17<br />
ボルト  ネジサイズ  (M8) <br />
     首下長さ   (mm)44<br />
ASSY   重量    (gr)約390<br />
ピストンピンのかん合方式:プレスフィット<br />
<br />
・クランクシャフト仕様<br />
全長      L(mm)398・7<br />
ピン径    dp(mm)40<br />
ジャーナル径 dj(mm)45<br />
ストローク   S(mm)34<br />
<br />
・バルブ、バルブガイド及びバルブシート<br />
      インテークバルブ/エキゾーストバルブ<br />
バルブ径(mm) φ35      φ30<br />
ステム径(mm) φ7       φ7<br />
<br />
・バルブスプリング<br />
        インテーク/エキゾースト<br />
線径(mm)     3.8    3.8<br />
コイル平均度(mm) 23.8   23.8<br />
取付荷重(kg)   16.5   16.5<br />
自由長(mm)    40.6   40.6<br />
<br />
・オイルポンプ、トロコイドタイプの採用<br />
エンジン<br />
(オイルポンプ)回転数(rpm) 750 1000 3000<br />
吐出圧      (kg/c㎡) 約2 約3 約4<br />
レギュレーターバルブ開弁圧(kg/c㎡) 3.5~4.0<br />
<br />
・ターボチャージャー関連<br />
型式、      HT10<br />
A/R、       0.83<br />
最大過給圧(mmHg)、約700<br />
・スイングバルブ<br />
 コントローラー開弁圧(mmHg)約760<br />
<br />
注、異常過給圧上昇の場合は<br />
フェールカットを行うシステムを採用。<br />
<br />
   <br />
<br />
・メインベアリングキャップ、メインベアリング<br />
キャップは一体で連結する方式とし剛性をたかめた。<br />
・メインベアリングは<br />
クランクジャーナルオイルクリアランス確保の為<br />
工場出荷時はシリンダーブロックハウジングの<br />
内径とクランクジャーナルの内径の組み合わせにより<br />
6種類の厚みの中からベアリングを<br />
選択組み付け方式となる。<br />
<br />
・クランププーリー<br />
1段目、アイドラープリー又はエアコンを介して<br />
オルターネーター(ポリV4山)825㎜(ポリV3山)770㎜<br />
2段目、スーパーチャージャー駆動(ポリV4山)745㎜<br />
<br />
・カムシャフト仕様<br />
部位    インテーク/エキゾースト<br />
作動角(度)    62/62<br />
カムリフト量(㎜) 5.5/5.6<br />
中心角(度)    23/17<br />
オーバーラップ(度) 28<br />
<br />
・タイミングベルト、スプロケット仕様<br />
カム スプロケット歯数、36<br />
ウォーターポンプ スプロケット歯数、19<br />
クランク スプロケット歯数18<br />
ベルトテンショナー方式 スプリング式 <br />
ベルトテンショナー外径(㎜)Φ50.2<br />
タイミングベルト歯数 91<br />
<br />
<br />
<br />
-解説-<br />
基本構造はMA10ETと同じ水冷直列4気筒OHC、V型弁配置クロスフロー吸排気ポート、半球型燃焼室。燃料噴射システムはシーケンシャルインジェクション。最大の特徴はその過給システムにある。スーパーチャージャー(2葉のルーツタイプ)+ターボチャージャー(HT10)の「ダブルチャージ」。<br />
この複合過給機システムは市販車として日本初である。低回転域から高回転域まで全域にわたり、高トルク、ハイレスポンスが得られる究極の過給システムといえる。即ち、TCが効きにくい低回転域で主にSCが過給、低速トルクとレスポンスを向上させタイムラグなしの加速性能を引きだす。一方、TCは高回転域での過給を受け持ちハイトルクとハイパワーをもたらす。この両者はバイパス制御弁によって滑らかに繋がり、過給効果を最大に発揮。<br />
圧倒的な動力性能でドライバーを魅力する。<br />
最高出力110ps/6400rpm(NET値)、最大トルク13・3kgm/4800rpm。リッター当たり出力は実に118psをマークする。またパワーウエイトレシオ(車重&#247;出力での数値でその数値が小さい程、高い高性能車。スポーツカータイプで約8・0くらい)は7.0(STの5MTフロア車。Rは6.72)。<br />
<br />
<br />
-複合過給形式の吸入空気経路について-<br />
<br />
・スーパーチャージャー作動時 <br />
エアークリーナー→ターボチャージャー→スーパーチャージャー→インタークーラー→スロットルチャンバー <br />
<br />
・スーパーチャージャー非作動時、 <br />
エアークリーナー→ターボチャージャー→バイパスコントロールバルブ→インタークーラー→スロットルチャンバー<br />
<br />
-複合過給(直列装着)作動概要 -<br />
高回転域→電磁クラッチによる作動停止<br />
→バイパスコントロールバルブ<br />
(過給圧制御と共にsc停止時には全開、吸入空気抵抗低減)→インターク-ラー→T/C <br />
<br />
<br />
-MA09ERTの過給作動説明(概念)-<br />
<br />
スーパーチャージャー(SC)<br />
1、運転条件<br />
2、作動 <br />
3、電磁クラッチ <br />
4、バイパスコントロールバルブ <br />
5、作動説明 <br />
6、各ソノレイド作動説明<br />
<br />
(A)バキュームタンクソノレイド<br />
(B)バキュームコントロールソレノイド<br />
(C)バイパスコントロールソレノイド<br />
(D)ストッパーソレノイド<br />
<br />
<br />
1、アクセルペダルの踏み込みが少ない。<br />
 低速・軽負荷域(吸入負圧約-200Hg以下)<br />
2、非作動<br />
3、OFF<br />
4、全開<br />
5、・バイパスコントロールバルブの高圧室は<br />
  低圧室より圧力が高く差圧は200mmHg以下となるのでバイパスコントロールが全開となる。<br />
 ・吸入空気はSCをバイパスしてエンジンへ送り込  まれる。<br />
6、(A)バキュームタンクソノレイド、ON<br />
  (B)バキュームコントロールソレノイド、OFF<br />
  (C)バイパスコントロールソレノイド、ON<br />
  (D)ストッパーソレノイド、ON<br />
<br />
1、アクセルペダルを踏み込み過給を必要とする場合、加速、高負荷域等(吸入負圧約-200mmHG以上)<br />
2、作動<br />
3、ON (※SC電磁クラッチON条件)<br />
4、閉→全開<br />
5、・スロットルバルブ前後差圧が小さくなると、<br />
 バイパスコントロールバルブは閉の方向へ動き、<br />
  SCによる過給は高まる。(スロットルバルブ前後差 圧50mmHg以下で全閉となる)<br />
経過中作動、アクセルペダルを戻してスロットル<br />
バルブ前後差圧が大きくなるとバイパスコントロールバルブは開の方向へ働き、SCによる過給を低くする。<br />
  (スロットルバルブ前後差圧200mmHGで全開)<br />
 ・過給圧がバキュームコントロールバルブの設定  圧を越えた時、(大気通路゛閉″)には、<br />
 バキュームコントロールバルブが作動し、低圧室の<br />
 作動を下げるので差圧が大きくなり、<br />
  バイパスコントロールは開の方向へ動き、SCの  過給を低くし設定圧を越えない様にする。<br />
<br />
6、(A)バキュームタンクソノレイド ON→ON→ON、<br />
  (B)バキュームコントロールソレノイド OFF→OFF→ON、<br />
  (C)バイパスコントロールソレノイド ON→ON→ON、<br />
  (D)ストッパーソレノイド      ON→ON→ON、<br />
<br />
1、高回転域(エンジン4000rpm以上)2、非作動<br />
3、OFF<br />
4、全開<br />
5、バイパスコントロールバルブを全開とし<br />
 ターボチャージャーのみの過給とする。<br />
6、(A)バキュームタンクソノレイドON、<br />
  (B)バキュームコントロールソレノイドON、<br />
  (C)バイパスコントロールソレノイドOFF、<br />
  (D)ストッパーソレノイド ON、<br />
<br />
1、エンジン始動時<br />
2、非作動<br />
3、OFF<br />
4、全開<br />
5、・バキュームタンクからの負圧をバイパスコント   ロールの低圧室に加え、パイパスコントロー   ルバルブを開く。 <br />
  ・始動時の一定時間ストッパーソレノイドによ   り、バイパスコントロールバルブを開いた状態  で始動時の吸入空気量を確保する。<br />
<br />
6、 (A)バキュームタンクソノレイドOFF、<br />
 (B)バキュームコントロールソレノイドOFF、<br />
 (C)バイパスコントロールソレノイドOFF、<br />
  (D)ストッパーソレノイドOFF、<br />
<br />
補足、<br />
<br />
・矢印(→)は、エンジン回転数上昇を表す。<br />
※SC電磁クラッチ“ON”条件は下記条件が成立した時。<br />
 ・“START”スイッチOFF<br />
 ・スロットバルブスイッチ(アイドル接点)OFF<br />
 ・エンジン4000rpm以下 <br />
<br />
◆ダブルチャージシステムの作動説明(詳細)<br />
<br />
・1、運転条件<br />
・2、ソノレイド作動(アルファベット表記)<br />
 (A)バキュームコントロールソノレイド、<br />
 (B)バキュームタンクソノレイド、<br />
 (C)バイパスコントロールソノレイド<br />
 (D)ストッパーソノレイド<br />
・3、作動説明<br />
<br />
<br />
1、エンジン停止及び始動時、<br />
2、(A)OFF(B)OFF(c)OFF(D)OFF<br />
3、(1)エンジン停止前の最も低い吸入負圧を<br />
バキュームタンクにためる。<br />
  (2)エンジン停止又は、キースイッチOFF時バキュ  ームタンクからバイパスコントロールバルブ負  圧室に(1)でためた負圧でバイパスコントロール  バルブを開く。<br />
  (3)同時に(D)がOFFになりプランジャーが突出て<br />
  バイパスコントロールバルブを開いたまま保持   する。<br />
  (4)エンジン始動時は、(3)の状態のまま所定時間  (D)をOFFにし、バイパスコントロールバルブを  開いたままとすることにより始動時の空気量を<br />
  確保する。<br />
<br />
<br />
1、低速軽負荷時<br />
2、(A)OFF(B)ON(C)ON(D)ON<br />
3、スーパーチャージャー電磁クラッチOFF<br />
  スロットバルブ前後差圧大によりバイパス<br />
  コントロールバルブは全開となる。<br />
<br />
<br />
1、低速中負荷時<br />
2、(A)OFF(B)ON(C)ON(D)ON<br />
3、バイパスコントロールバルブ全開、<br />
  スーパーチャージャー電磁クラッチON<br />
<br />
<br />
1、低中速高負荷時<br />
2、(A)OFF、又はON(B)ON(C)ON(D)ON<br />
3、スーパーチャージャー出口圧力が上昇すると、<br />
 バイパスコントロールバルブが開き出口圧力は下 がり、 スーパーチャージャー出口圧力が上昇する と、バイパスコントロールバルブが閉じ出口圧力が上昇…、<br />
 この動作を繰り返す。<br />
<br />
<br />
1、低中速高負荷時「回転上昇中」<br />
2、(A)OFF(B)ON(C)ON(D)ON<br />
3、スロットルバルブ全開で<br />
スロットルバルブ前後の圧力差がなくなると<br />
バイパスコントロールバルブの<br />
高、低圧室の圧力が等しくなるので<br />
バイパスコントロールバルブは全閉となる。<br />
<br />
<br />
1、中速全負荷時<br />
2、(A)OFF、又はON(B)ON(C)ON(D)ON<br />
3、低中速高負荷時と同じ作動<br />
<br />
<br />
1、高速低負荷時<br />
2、(A)OFF(B)ON(C)OFF(D)ON<br />
3、バイパスコントロールバルブを全開にするために…、<br />
  ・バイパスコントロールバルブの高圧室には<br />
  最も高いターボチャージャー圧力を加える。<br />
  ・バイパスコントロールバルブの低圧室には大気  が加えられる。<br />
<br />
<br />
1、高速高負荷時<br />
2、(A)ON(B)ON(C)OFF(D)ON<br />
3、バイパスコントロールバルブを全開にするために…、<br />
  ・バイパスコントロールバルブでの高圧室には<br />
  最も高いターボチャージャー圧力を加える。<br />
  ・バイパスコントロールバルブの低圧室には<br />
  インテーク圧力を加える。<br />
<br />
<br />
備考<br />
・実車運転時体感、<br />
SC作動時は2000rpmより効きはじめ、<br />
(室内)サブメーター内に設置されている<br />
SCインジケーター(LEDランプ)が<br />
点灯、ブースト計指針が振れ、アクセルペダル開け閉めに追従してエンジンルーム内よりSCの「ウワーンッ」「カチッ」と作動音が繰り返し聞こえてくる。次にトルクアップ及び、シフト操作/回転数上昇と共に加給を行いながら、4000rpm以上でターボチャージャーに切り替わり過給作動する。<br />
<br />
 <br />
<br />
原文・主稿、<br />
・ダブルチャージクラブ<br />
・ek-10st とやま<br />
2006年12月17日執筆/ウィキペディアに生前分与投稿
MA09ERTは、
日産自動車が製造したレシプロエンジンの名称。日本の自動車史上稀にみられる複合直列過給機システム(ダブルチャージ)を採用した量産エンジンである。










1 概要
2 緒元
3 排ガス浄化装置、仕様覧
4 解説
5 過給作動各説明
6 補足

-概要ー
日産マーチターボK10ETに搭載された
MA10ET型ターボチャージャーエンジンをベースにスーパーチャージャーを追加することにより、動力性能と全域高レスポンスの向上を図ったエンジン。スーパーチャージャーは、ターボチャージャーの働かない低回転域でのレスポンスと出力を向上し、高回転域では、ターボチャージャー(インタークーラー付)が出力の向上を図った。

成り立ちは競技用エンジンで、始めは日産マーチターボのレース用車両に搭載(プロトタイプ)その後、1988年登場の競技専用市販車日産・マーチR(EK10FR型)に搭載。主にラリー競技で活躍。

1989年、追加登場のマーチRのGT普及版でもある
マーチスーパーターボに搭載された。このエンジンの排気量、930ccは、モータースポーツ競技のクラスレギュレーションに合わせグループAの1600cc以下のクラスとなるように
過給機付エンジンの排気量換算係数、1.7を考慮してストックの987ccから930㏄へ変更した。全日本ラリー選手権では規定の過給機係数×1.4で1600cc未満クラス、Bクラスでエントリー出来るようにしてある。


-主要緒元-
エンジン仕様 : MA09ERT型
空冷インタークーラー水冷直列4気筒エンジン
総排気量 : 930㏄、
燃料室形状 : 半球形
弁機構 : OHC
シリンダー内径×行程 : 66.0×68.0
圧縮比 : 7.7
圧縮圧力(kg/cm)(rpm) : 10・7/350
最高出力(ネット)(ps/rpm) : 110/6400
最大トルク(ネット)(kgm/rpm) : 13.3/4800
燃料消費率(ネット)(g/ps・h)/(rpm) : 255/1200
寸法〔長さ×幅×高さ〕(mm) : 705×575×680、
整備重量(kg) :M/T 約111kg(MT車)
弁開閉時期・吸気開[上死点前](度)11
     ・吸気閉[下死点後](度)57
     ・排気開[下死点前](度)51
     ・排気閉[上死点後](度)17
弁隙間・吸気[温間](mm)0.25
   ・排気[温間](mm)0.30

アイドル回転数(rpm)M/T750、A/T850
点火時期/  ・バキュウムカット時(BTDC゜/rpm)-
アイドル回転数・通常時(BTDC゜/rpm)M/T15/750
(↑バキュウム進角無し)       A/T15/850

整備目標値
アイドルCO、HC濃度(%)(ppm)-
アイドルCO、HC濃度(%)(ppm)0・1以下/50以下

エンジンオイル[工場出荷時]
標準/寒冷地仕様、7・5W-30(ターボ専用SF級)
(※サービス上、推奨オイルはターボX7.5W-30(SG級)
・使用エンジンオイルについて
7・5W-30(ターボ専用SF級)
     注、R発売当時
7・5W-30(ターボ専用SG級)
     注、スーパーターボ発売当時

オイルパン容量[Hレベル](L)3・0
オイルフィルター容量(L)約0・2
SCオイル容量[Hレベル](L)約110
※スーパーチャージャーオイル工場出荷時、
     NOKクリューバ製シンテソMT150
冷却水全容量(L)約4

-排ガス浄化装置、仕様覧-
燃料供給装置:ニッサンECCS
始動補助装置:バイメタル式エアーレギュレーター
吸気加熱方式:温水加熱
点火装置  :無接点式
CO、HC(NOx)低減装置:
・触媒種類、三元(モノリス)
・触媒コンバーターサイズ(容量L)、直付(0・5)
減速時排気ガス減少装置:フェールカット装置
空燃比制御装置:
O2センサー+ECCSコントロールユニット
点火時期制御装置/進角制御:電子式
排気温度警報装置(設定温度℃):ヒューズ式(940)
燃料蒸発(エバポ)ガス抑止装置:キャニスター式
ブローバイガス還元装置:クローズ式

-エンジン本体系寸法-
・シリンダーブロック高さ
 (クランクシャフト中心より)    H(mm)177
・シリンダーブロック全長     Lb(mm)360
・ボア間ピッチ           P(mm)79
・シリンダーボア径         D(mm)66
・ストローク            S(mm)34
・クランクシャフト ジャーナル径  bj(mm)45
・クランクシャフト ピン径     db(mm)40
・クランクシャフト 全長      L(mm)398
・ピストンコンプレッション ハイト C(mm)26.5
・ コンロッド中心間距離      Lc(mm)114・5
・シリンダーライナー肉厚         3・5

・ピストン/ピストンピン
スカート外径(基準径) (mm)65.967
高さ         (mm)51
コンプレッションハイト(mm)26.5
冠部凸(凹)高さ    (mm)4.0
冠部凸凹容積     (mm)17.5
材質         アルミ合金
ピン長さ       (mm)58
外径         (mm)17.5
ピンとコンロッドの嵌合方式:プレスフィット

・ピストンとシリンダーブロックの選択組み付け
ピストンクリアランス確保の為、工場出荷時は、
シリンダーボアを各3グレードで選択している。

・ピストンリング
トップ   B×T  (mm)1.5×2.5
    外周形状  バレルフォース
    表面処理  窒化処理
セカンド  B×T  (mm)1.5×2.9
    外周形状  テーパー
    表面処理  クロムメッキ
オイル   B×T  (mm)2.8×2.8

コンロッド/コンロッドベアリング
コンロッド中心間距離(L)(mm)14.5
     大端部径 (D)(mm)43
     小端部径 (b)(mm)17.5
      (プッシュ内径)
     大端部幅 (B)(mm)20.0
     小端部幅 (b)(mm)20.0
ベアリング内径     (mm)40
     幅      (mm)17
ボルト  ネジサイズ  (M8)
     首下長さ   (mm)44
ASSY   重量    (gr)約390
ピストンピンのかん合方式:プレスフィット

・クランクシャフト仕様
全長      L(mm)398・7
ピン径    dp(mm)40
ジャーナル径 dj(mm)45
ストローク   S(mm)34

・バルブ、バルブガイド及びバルブシート
      インテークバルブ/エキゾーストバルブ
バルブ径(mm) φ35      φ30
ステム径(mm) φ7       φ7

・バルブスプリング
        インテーク/エキゾースト
線径(mm)     3.8    3.8
コイル平均度(mm) 23.8   23.8
取付荷重(kg)   16.5   16.5
自由長(mm)    40.6   40.6

・オイルポンプ、トロコイドタイプの採用
エンジン
(オイルポンプ)回転数(rpm) 750 1000 3000
吐出圧      (kg/c㎡) 約2 約3 約4
レギュレーターバルブ開弁圧(kg/c㎡) 3.5~4.0

・ターボチャージャー関連
型式、      HT10
A/R、       0.83
最大過給圧(mmHg)、約700
・スイングバルブ
 コントローラー開弁圧(mmHg)約760

注、異常過給圧上昇の場合は
フェールカットを行うシステムを採用。

 

・メインベアリングキャップ、メインベアリング
キャップは一体で連結する方式とし剛性をたかめた。
・メインベアリングは
クランクジャーナルオイルクリアランス確保の為
工場出荷時はシリンダーブロックハウジングの
内径とクランクジャーナルの内径の組み合わせにより
6種類の厚みの中からベアリングを
選択組み付け方式となる。

・クランププーリー
1段目、アイドラープリー又はエアコンを介して
オルターネーター(ポリV4山)825㎜(ポリV3山)770㎜
2段目、スーパーチャージャー駆動(ポリV4山)745㎜

・カムシャフト仕様
部位    インテーク/エキゾースト
作動角(度)    62/62
カムリフト量(㎜) 5.5/5.6
中心角(度)    23/17
オーバーラップ(度) 28

・タイミングベルト、スプロケット仕様
カム スプロケット歯数、36
ウォーターポンプ スプロケット歯数、19
クランク スプロケット歯数18
ベルトテンショナー方式 スプリング式
ベルトテンショナー外径(㎜)Φ50.2
タイミングベルト歯数 91



-解説-
基本構造はMA10ETと同じ水冷直列4気筒OHC、V型弁配置クロスフロー吸排気ポート、半球型燃焼室。燃料噴射システムはシーケンシャルインジェクション。最大の特徴はその過給システムにある。スーパーチャージャー(2葉のルーツタイプ)+ターボチャージャー(HT10)の「ダブルチャージ」。
この複合過給機システムは市販車として日本初である。低回転域から高回転域まで全域にわたり、高トルク、ハイレスポンスが得られる究極の過給システムといえる。即ち、TCが効きにくい低回転域で主にSCが過給、低速トルクとレスポンスを向上させタイムラグなしの加速性能を引きだす。一方、TCは高回転域での過給を受け持ちハイトルクとハイパワーをもたらす。この両者はバイパス制御弁によって滑らかに繋がり、過給効果を最大に発揮。
圧倒的な動力性能でドライバーを魅力する。
最高出力110ps/6400rpm(NET値)、最大トルク13・3kgm/4800rpm。リッター当たり出力は実に118psをマークする。またパワーウエイトレシオ(車重÷出力での数値でその数値が小さい程、高い高性能車。スポーツカータイプで約8・0くらい)は7.0(STの5MTフロア車。Rは6.72)。


-複合過給形式の吸入空気経路について-

・スーパーチャージャー作動時
エアークリーナー→ターボチャージャー→スーパーチャージャー→インタークーラー→スロットルチャンバー

・スーパーチャージャー非作動時、
エアークリーナー→ターボチャージャー→バイパスコントロールバルブ→インタークーラー→スロットルチャンバー

-複合過給(直列装着)作動概要 -
高回転域→電磁クラッチによる作動停止
→バイパスコントロールバルブ
(過給圧制御と共にsc停止時には全開、吸入空気抵抗低減)→インターク-ラー→T/C


-MA09ERTの過給作動説明(概念)-

スーパーチャージャー(SC)
1、運転条件
2、作動 
3、電磁クラッチ 
4、バイパスコントロールバルブ 
5、作動説明 
6、各ソノレイド作動説明

(A)バキュームタンクソノレイド
(B)バキュームコントロールソレノイド
(C)バイパスコントロールソレノイド
(D)ストッパーソレノイド


1、アクセルペダルの踏み込みが少ない。
 低速・軽負荷域(吸入負圧約-200Hg以下)
2、非作動
3、OFF
4、全開
5、・バイパスコントロールバルブの高圧室は
  低圧室より圧力が高く差圧は200mmHg以下となるのでバイパスコントロールが全開となる。
 ・吸入空気はSCをバイパスしてエンジンへ送り込  まれる。
6、(A)バキュームタンクソノレイド、ON
  (B)バキュームコントロールソレノイド、OFF
  (C)バイパスコントロールソレノイド、ON
  (D)ストッパーソレノイド、ON

1、アクセルペダルを踏み込み過給を必要とする場合、加速、高負荷域等(吸入負圧約-200mmHG以上)
2、作動
3、ON (※SC電磁クラッチON条件)
4、閉→全開
5、・スロットルバルブ前後差圧が小さくなると、
 バイパスコントロールバルブは閉の方向へ動き、
SCによる過給は高まる。(スロットルバルブ前後差 圧50mmHg以下で全閉となる)
経過中作動、アクセルペダルを戻してスロットル
バルブ前後差圧が大きくなるとバイパスコントロールバルブは開の方向へ働き、SCによる過給を低くする。
  (スロットルバルブ前後差圧200mmHGで全開)
 ・過給圧がバキュームコントロールバルブの設定  圧を越えた時、(大気通路゛閉″)には、
バキュームコントロールバルブが作動し、低圧室の
作動を下げるので差圧が大きくなり、
  バイパスコントロールは開の方向へ動き、SCの  過給を低くし設定圧を越えない様にする。

6、(A)バキュームタンクソノレイド ON→ON→ON、
  (B)バキュームコントロールソレノイド OFF→OFF→ON、
  (C)バイパスコントロールソレノイド ON→ON→ON、
  (D)ストッパーソレノイド      ON→ON→ON、

1、高回転域(エンジン4000rpm以上)2、非作動
3、OFF
4、全開
5、バイパスコントロールバルブを全開とし
 ターボチャージャーのみの過給とする。
6、(A)バキュームタンクソノレイドON、
  (B)バキュームコントロールソレノイドON、
  (C)バイパスコントロールソレノイドOFF、
  (D)ストッパーソレノイド ON、

1、エンジン始動時
2、非作動
3、OFF
4、全開
5、・バキュームタンクからの負圧をバイパスコント   ロールの低圧室に加え、パイパスコントロー   ルバルブを開く。 
 ・始動時の一定時間ストッパーソレノイドによ   り、バイパスコントロールバルブを開いた状態  で始動時の吸入空気量を確保する。

6、 (A)バキュームタンクソノレイドOFF、
 (B)バキュームコントロールソレノイドOFF、
 (C)バイパスコントロールソレノイドOFF、
  (D)ストッパーソレノイドOFF、

補足、

・矢印(→)は、エンジン回転数上昇を表す。
※SC電磁クラッチ“ON”条件は下記条件が成立した時。
 ・“START”スイッチOFF
 ・スロットバルブスイッチ(アイドル接点)OFF
 ・エンジン4000rpm以下

◆ダブルチャージシステムの作動説明(詳細)

・1、運転条件
・2、ソノレイド作動(アルファベット表記)
 (A)バキュームコントロールソノレイド、
 (B)バキュームタンクソノレイド、
 (C)バイパスコントロールソノレイド
 (D)ストッパーソノレイド
・3、作動説明


1、エンジン停止及び始動時、
2、(A)OFF(B)OFF(c)OFF(D)OFF
3、(1)エンジン停止前の最も低い吸入負圧を
バキュームタンクにためる。
  (2)エンジン停止又は、キースイッチOFF時バキュ  ームタンクからバイパスコントロールバルブ負  圧室に(1)でためた負圧でバイパスコントロール  バルブを開く。
  (3)同時に(D)がOFFになりプランジャーが突出て
  バイパスコントロールバルブを開いたまま保持   する。
  (4)エンジン始動時は、(3)の状態のまま所定時間  (D)をOFFにし、バイパスコントロールバルブを  開いたままとすることにより始動時の空気量を
確保する。


1、低速軽負荷時
2、(A)OFF(B)ON(C)ON(D)ON
3、スーパーチャージャー電磁クラッチOFF
  スロットバルブ前後差圧大によりバイパス
  コントロールバルブは全開となる。


1、低速中負荷時
2、(A)OFF(B)ON(C)ON(D)ON
3、バイパスコントロールバルブ全開、
  スーパーチャージャー電磁クラッチON


1、低中速高負荷時
2、(A)OFF、又はON(B)ON(C)ON(D)ON
3、スーパーチャージャー出口圧力が上昇すると、
 バイパスコントロールバルブが開き出口圧力は下 がり、 スーパーチャージャー出口圧力が上昇する と、バイパスコントロールバルブが閉じ出口圧力が上昇…、
 この動作を繰り返す。


1、低中速高負荷時「回転上昇中」
2、(A)OFF(B)ON(C)ON(D)ON
3、スロットルバルブ全開で
スロットルバルブ前後の圧力差がなくなると
バイパスコントロールバルブの
高、低圧室の圧力が等しくなるので
バイパスコントロールバルブは全閉となる。


1、中速全負荷時
2、(A)OFF、又はON(B)ON(C)ON(D)ON
3、低中速高負荷時と同じ作動


1、高速低負荷時
2、(A)OFF(B)ON(C)OFF(D)ON
3、バイパスコントロールバルブを全開にするために…、
  ・バイパスコントロールバルブの高圧室には
  最も高いターボチャージャー圧力を加える。
  ・バイパスコントロールバルブの低圧室には大気  が加えられる。


1、高速高負荷時
2、(A)ON(B)ON(C)OFF(D)ON
3、バイパスコントロールバルブを全開にするために…、
  ・バイパスコントロールバルブでの高圧室には
  最も高いターボチャージャー圧力を加える。
  ・バイパスコントロールバルブの低圧室には
  インテーク圧力を加える。


備考
・実車運転時体感、
SC作動時は2000rpmより効きはじめ、
(室内)サブメーター内に設置されている
SCインジケーター(LEDランプ)が
点灯、ブースト計指針が振れ、アクセルペダル開け閉めに追従してエンジンルーム内よりSCの「ウワーンッ」「カチッ」と作動音が繰り返し聞こえてくる。次にトルクアップ及び、シフト操作/回転数上昇と共に加給を行いながら、4000rpm以上でターボチャージャーに切り替わり過給作動する。

 

原文・主稿、
・ダブルチャージクラブ
・ek-10st とやま
2006年12月17日執筆/ウィキペディアに生前分与投稿
カテゴリ : エンジン廻り > エンジン > その他
目的修理・故障・メンテナンス
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難易度★★
作業時間30分以内
作業日 : 2006年12月17日

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