NBロードスター　サイドブレーキ調整

NBロードスターの再度ブレーキを調整したので、その調整方法を紹介したいと思います。
あくまで、素人整備ですので、参考にして作業をされる方は自己責任でお願いします。

実は私のこのNB、サイドブレーキが全く効いておらず、ちょっとしたテーパーの坂でも停まることができず、車止めがないと転がってしまうという何とも危険な状態でした(^^;

なので、この人を停まれるようにしたいと思います。

※写真撮影に失敗してボヤボヤになってます。ご了承くださいm(_ _)m

まずは、センターコンソールを外しましょう。
これについては、こちらを参照ください。
↓
https://minkara.carview.co.jp/userid/1405184/car/1029052/2377782/note.aspx

頑張れば外さなくてもできるかもしれませんが、外した方が楽そうなので、私は外しました。

赤〇印のネジを外して、サイドブレーキを覆っているプラスチックのカバーを外します。

外すとこんな感じ。

リヤをウマに載せて、後輪タイヤ(左右)を外します。

※また写真がボヤボヤですみません。

サイドブレーキを解除した状態で、赤〇印の調整ネジを緩めます。
ブレーキワイヤーが外れない程度に、緩めます。
私は10mmのスパナで緩めていますが、10mmのボックスレンチがあれば、そちらの方が作業はしやすいと思います。

リヤブレーキの赤〇印のボルトを外します。
写真は運転席側ですが、同様に助手席側も外します。
12mmのメガネを使ったと思いますが、寸法をあまり記憶してません(^^;

写真がアップ過ぎてわかりにくいかもしれませんが、次の写真で大体わかるかと・・・

こちらは、ブレーキ裏側から撮影した写真になります。
赤〇印が先程のボルトを外したところです。
中に調整ネジが見えます。

4mmの六角レンチを使って、調整ネジを回します。

①一旦、締まるところまで締め込みます。
そんなにきつく締めなくていいです。
この状態だブレーキが効いてローターが動かなくなっていると思います。

②ここから、3～4回転くらい調整ネジを緩めます。
今度はローターがフリーになり手で回すことができる状態になっていると思います。

③これを運転席側、助手席側の両方で行います。

運転席に乗り込み、フットブレーキを踏み込みます。
ブレーキが固くなるまで何回か踏み込みます。
既にいきなり固いかもしれません。
2,3回踏み込んでみて固ければそれでOKです。

青〇の部分にグリスが塗ってあるのですが、グリスが黒ずんでたりするので、ついで作業ですが、できる限りでいいので綺麗に一旦拭き取って、新しいグリスを塗布しておきましょう。

サイドブレーキをボタンを押したままでいいので降ろしたり、引いたりを繰り返します。
50～60回くらい繰り返してください。
そうするとブレーキワイヤーの引きシロが少しずつに小さくなってくるのがわかると思います。
最後はサイドブレーキを解除した状態にしておきます。

再びリアのブレーキ側の作業に戻ります。
※写真は先程の写真を流用しています。

①4mmの六角レンチで一旦締め込み、ローターが回らないことを確認します。
強く締めなくていいです。

②この状態から1/3回転程戻します。
ブレーキが効いておらず、ローターが手で回ることを確認します。

③8項で外したボルトを取り付けます。

④反対側のブレーキも同様に調整して、ボルトを戻します。

運転席に乗り込み。緑〇印の調整ネジを締めるまたは緩めて、サイドワイヤーの引きシロを調整します。
NBロードスターの場合は7～9ノッチくらいで調整するようになっているみたいですが、そこは個人のお好みでいいかと思います。
ですが、11項の作業を行った時点で大体7～9ノッチくらいの引きシロに調整されているはずですので、実際は殆ど調整は不要かと思います。

サイドブレーキを引いた状態で後輪のローターが回らないこと。
サイドブレーキを降ろした状態で後輪のローターが回ることを確認します。

それが確認できたら、あとは外したものを逆の手順で取り付けて、車をウマから降ろして完了です。

停まれなかった坂にサイドブレーキだけで停まることができました!!

NAロードスターもほぼ同じ手順で調整ができるかと思います。