これまで経験したトラブルの中で重症と感じ 「 又 乗れるようになるのだろうか ・・・ 」 と思えたのは 1 に書きました ECU のアイドリング不調 が治まるまで と 2 のクランク角センサ の不良がほぼ 原因と特定されるまでの 2 回だけでしたが 岡崎に来てからもマイナー なトラブル は ちょこちょこ 有りました 。
4 年半 55000 km 程 経過の際
6 月にジムカーナ 形式のドライブレッスン に参加したした際のこと
( S2 エリーゼ ・ エキシージ にはドア をリモコンでロック 出来る機能がついていますが 自分の場合この機能は信用していない為 ドアロック は左右とも必ず キー で行うようにしています。
間違ってリモコンボタンを押してロックしてしまうことも ゼロ では有りませんが 、 自分からこれでドアロック をすることはしないようにしています )
自分達のグループ の走行が終わり駐車エリアに戻った際のこと 、 エンジン を切って降りようとするとドアノブを動かしてもドア が開きません 。
なにかの拍子にリモコンでの ロック 状態にしてしまったみたいでしたので ボタン を押してロック を解除します 。 するといつものように解除時の動作音はしたのですが ・・・ 相変わらず運転席の ドア は中から開けられません 。 レッスン で 20 分ほど走り続けた後で汗も掻いていたのと当日は梅雨時で雨も降っていて湿度も高く ヘルメット を被っていたことも有り ジタバタ しているうちに フロント や窓ガラス が真っ白になっていき 頭も カァー となってしまい かなり慌てることに 、 最後はドア 後方に出ている リモコンロック時に上下する部分を指で引っ張り上げようやく脱出 出来ました ( 通常この上下する部分は指で引っ張ってもなかなか動きません )
後でACマインズさんで調べてもらうとドア内部の 運転席側 ロック機構が 解除側のみ壊れていて ロックは出来ても解除が出来ない状態になっていました 。 修理するかとなった際 自分はこの機能をずっと使用していないことも有り 左右ドア とも配線を抜いてもらい リモコンロック が作動しないようにしてもらいました 。 ちなみに 助手席側のリモコンは正常だったのでそちらから出れば良かったのですが 、 焦って慌てていたせいかそれには全く気づきませんでした 。
そして 3 ヶ月程 した後かの頃 こんなトラブル も有りました 。
とあるツーリング に参加した際のこと 朝の出発時から問題無く走行し 休憩場所の道の駅に立ち寄り
その後 出発時間になった為 車に戻り キー を捻ると ・・・ 全く セル が回りません !
2 ~ 3 度試しても駄目だったので 車を降りて暖機中の 幹事さんに連絡し 出発は中断となりました。
ツーリングにはロータスオーナー も多数参加されていたので自分の車に皆さん集まり エンジンルーム を開け
ヒューズボックス をチェック し 皆さんの豊富な知識の中から原因を当たってもらいますが らしき原因は見当りません 。 バッテリー 自体も 駄目になるようなタイミングでも無かった為 自分も困ってしまいました。
一度皆さんに押してもらって押しがけを試みますが始動せず 念の為に バッテリー をケーブル で繋いでみようと ある オーナーが バッテリーのカバー を外した際
「 あっ ! 」 という声が聞え 、 原因が判明しました 。
エキシージ の物では有りませんが イメージ として
プラス端子の矢印にあたるあたりに上下完全に クラック が入り 先端の ネジはしっかりしまっているもののクラック の為に金具が広がって端子との間に隙間が出来 端子に金具部分が触れていない状態になっていました 。
こうしたトラブルは珍しいとは言えないのかもしれませんが自分としては 「 こんなことも起こるのか 」
と驚いてしまった事例でした 。 とりあえず応急で金具が端子に触れた状態でビニルテープ で固定し
ツーリング は途中離脱してACマインズさんへ向かい金具を交換することになりました 。
( 帰る途中で 又 停まったらどうしようと ヒヤヒヤ でしたね )
バッテリー に関しては 別の機会にこんなことも
ACマインズ前の ガレージ内で ある時出かけようとキー を捻ると カチッ カチッ カチッ という音がしてセルが回らず ・・・ 不覚にも バッテリー を上げてしまいました 。
この時 までに 2年半 程使用していたバッテリー でしたが 原因は前日までの数日間 夜ガレージ内で作業していて BGM 代わりに カーオーディオ を聞いていて エンジン をかけず しばらく走行もしていなかった
・・・ という 全く初心者でもやらないような ものでした 。
幸い 前の ACマインズさんが営業時間内だったので 事情を話して手持ちのバッテリー と ケーブル を借りてきました 。 繋ぐ順番に注意して プラス とマイナス を接続し キー を捻ると ・・・ カチッ カチッ と音がするだけで状態は先程と変わりません 。 クリップ の接触が悪いかと何度か挟み直してみましたが変わりませんでした 。
そのうち その日の作業が終了し 自分がバッテリー を返しにこないので心配されたのか I 工場長と メカの H さんが見に来られてチェック をしてもらい 原因は上がったバッテリー を端子に繋いだまま充電済みのバッテリー をケーブル で繋いだことに有ると教えてもらいました 。
これは上がってしまったバッテリーの消耗度が大きい場合それが抵抗になってしまい他のバッテリーをケーブル で繋いでも車側にうまく電気が流れないそうです 。 自分の古いバッテリーもその状態で もう半年程すれば ACさんの年末セール で もともとその時に交換するつもりでも有った為 それまで使えないか充電してもらいましたが 10 V 以上に戻ることは有りませんでした ( 完全にバッテリーが駄目になっている状態ですので 我ながら バカ なことをしたものです )
ジャンプ側のバッテリーが車に搭載された状態でエンジンもかけアクセル をあおった状態なら これでもかかるかもしれませんが 、 車庫に入った車のようにジャンプ側の車を近くに持ってこられないような場所の時
上がった側のバッテリー がそれまでに何度かバッテリー上がりを起こしていたり 使用年数 ( 個人的にはバッテリー は 3年と考えています ) が長かったりしている場合は、 上がったバッテリー が充電出来ない状態になっていることも考慮することも必要と 勉強になりました 。
この時はお店で借りたバッテリーに繋ぎ換えるとすぐ始動出来 後日 お店の通常価格で購入して新品に取り換えましたが ・・・
先日 同様な事例が有った際にこれを思いだせなかったのが残念です 。
最後は一番最近のもので 定番中の定番とも ・・・ ? 言えるもの
7 年 弱 85000 km 程乗って ついに ラジエターのサイドタンク部 から 水漏れ ( 滲み出たクーラント が 走行後熱で乾いている程度 ) が自分にも起きました 。 これまで自分は縁が有りませんでしたが ロータス岡崎さん曰く 「 これだけの年数 、 距離を乗った後で 漏れるのもやや珍しい 」 とのことでした 。
これには市販ラジエターに交換することで対処しています ( ラジエターの水漏れに関しては 又 別の機会に取り上げようと思います )
ドアロック について
リモコン でのドアロック については 便利で使っていらっしゃるオーナーさんも多いかと思いますが 、 自分の場合 キー の閉じ込みを防ぐ意味も有り それまでに乗っていた国産車時代を含めドアのロック は必ず キーで行うようにしています 。
又 それに加えて ロータス車の場合 ( エリーゼ ・ エキシージ と言った方が良いかもしれませんが ) キー での施錠と リモコンでの ロック が別系統になっている為 リモコン でロック をしている状態で バッテリー が上がったり リモコン の電池が切れたりすると ドア の解錠が出来なくなる場合が出てきます 。
リモコンの電池切れについては定期的に交換 ( 自分も念の為 1 年に1 回交換していますが ) したりで予防出来ますが 、 万一うっかり切れてしまった場合も新しい電池が手に入るような状況で有ればその場で交換 もしくは 1 回くらいで有れば 古い電池を入れ直すことで反応してくれるかもしれません 。
バッテリー が上がった場合はちょっと厄介になる場合も有り 従来のエンジンフード をキー で施錠するタイプで有れば キー でフード を開けて バッテリー を交換 もしくは ジャンプ させることで リモコンロック を 解除出来ますが 、 エキシージ 系や S3 以降のエリーゼ のように車内に オープナー が有る場合 先にリモコン でのドアロック を解除しないと オープナー でバッテリー にアクセス 出来ません 。
この為車内にオープナーが有るモデルの場合 リモコンロック 解除用に進行方向左側のフロントアクセスパネル内にバッテリー のサブ端子が有り ここにケーブルを繋ぐことでリモコンロック を解除する必要が有るのですが 、まれに このサブ端子の存在を御存じ無いオーナーさんがいらっしゃるようです 。
他にもイナーシャスイッチ の存在を知らず サーキットでのコースアウト 後等にエンジンがかからないということで御苦労された話を聞いたりすることも有りますが 、 このあたりは車載のマニュアル に載っていることも多いので まだ乗られてから一度も読まれたことが無い場合は時間が有る時に読んでおかれることをお勧めしたいです 。
S2 エリーゼ ・ エキシージ系のイナーシャスイッチ の 位置を示している写真が有りましたので 位置確認の参考用に 追加しておきます 。
エンジンフード をキー で開けるタイプ の方が バッテリー へのアクセス では安心感が有る気がしますが 、 このタイプ の場合 キー を手に持ってトランクの荷物を出し入れしている場合 トランクにキー を置いたままうっかり フード を閉めてしまって キー を取るのに苦労されたお話も聞いたことが有りますので どちらも一長一短でしょうか 。
一番お気の毒に感じたのは車内にキー を閉じ込んだ エリーゼオーナー がソフトトップ を カッター で切り裂いてキー を 取った時のお話でしたが ・・・
自分の場合こういったトラブル を防ぐ意味も有り ドアロック はキー で行うように心がけているつもりなのですが たまに 助手席側の施錠を 忘れて車を離れてしまっていることも有りますので ・・・
こちらも一長一短 ですかねぇ ~ 。