ロータスにお乗りの皆さん ( もちろん他メーカーの車のオーナーも含めまして ) ノーマルパーツから変更の際はいろいろこだわって選択されていると思います。 ノーマルはノーマルで良いところも有ると思いますしJLDや 各地のオフ会に来場の車を見ても定番な場合も有れば独特なモディファイの場合も有りますね。
エリーゼやエキシージも 特集本等には数多くのパーツが掲載されどれにするか迷うのも楽しみの1 つだったりしますしオフ会会場では一番の話題になるでしょう。
自分の場合はちょっと変な ? 所に ( ある意味邪道かも・・・ ) こだわるようにしています。
自分の場合はなるべく1978年 当時のロータス 79 が採用していたメーカーに合わせるようにしています。
もちろん同一メーカーもしくはそれに関連あるところが市販向けに販売している物ですので単に気分の問題だけでミッションをヒューランドにしてやろうとは思いませんけど。
元々意識はしていたのですがこのカラーリングをしたのを機会に( 出来る物から・・・) 徹底することにしました。
ボディに ロゴ があったり整備中の写真でどこか判る場合も有りますが、こんな資料も参考にしました。
これはなにかと申しますとロータスの歴代フォーミュラ について書かれた洋書の巻末にあった諸元表で一部空欄も有りますがこれで初めて知った部分も有りました。
この洋書は愛知県豊田市中央図書館にあったもので参考になりそうでしたのでタイプ 76 から タイプ88 B までの分をコピーしてみました ( これはその一部 です )
少し脱線しますがこの豊田市中央図書館 さすがトヨタの御膝元のためか車関係の蔵書内容が半端では有りません。 和洋 問わず新旧 雑誌から専門書 ( トヨタ 車なら ディーラーが持っている車種別の整備書まで有ります、もちろんロータスもいろいろあり F1 モデリング も前半の方の号や Tipo の ELISE & LOTUS もあったりします。建物内の駐車場が共同なのですぐ一杯になるのがややネックですが車好きの方なら大変楽しい場所です。
諸元表にも有りますがタイプ 76 から 79 まで当時の登録正式名称は ( ) 内の JPS Mk. ~ でした。
これには同じJPS カラーでも タイプ 72 D, E は含まれず JPS Mk. Ⅳ であるタイプ 79 も 1979 年に1台だけ新造され今年のJLD でFSW を走った グリーン の79 ( シャシー No ML 23 ) も含まれないでしょう。 タミヤ のプラモデルも 初回から途中まで再販された タイプ 78 の箱絵の表記は JPS Mk.Ⅲ でしたが
最近の再販物やタイプ 79 は それぞれ タイプ 78 、 79 となっています。
版権かタバコ広告規制の為と思いますが。
又自分のナンバープレート上の Mk. Ⅳ は タイプ 79 のJPS Mk.Ⅳ を表しています。
これがシャシーNo となると タイプ 79 の1号車は
この JPS 19 ( 19番目の車 ) なのですが この場合タイプ 72 の1号車 を 1 としていて( 当時はゴールドリーフ ) どうも基準がよく分かりません。
場合によってはあえて定番の物は選ばず、もちろん個人的に納得出来る内容で無ければ使いませんがそうであれば 極力合わせるようにしています。
単にサプライヤー ネームと違うメーカーの物がついているのが好きじゃないだけなのですが・・・
なかなか本題に入りませんね。
タイヤ
現在タイヤ はグッドイヤー RS スポーツ にしています。
ネオバクラスのスポーツラジアルで グリップも自分としては満足なのですがこれのネックは履けるフロントサイズが
205/50-16 しか無いことですね。知らずに買ってインナーフェンダー に穴があいてしまいました、しかし他には履けるサイズが無いので我慢するしか有りません。
日本で生産されるグッドイヤーは住友ゴムが作っていますが後で発売されたダンロップのディレッツア Z Ⅱ の
パターンがこれとそっくりだったのには大変驚きでした。
Z Ⅱには 205/45-16 があるのに・・・。
エリーゼ エキシージ でグッドイヤーを履くのは少数派で、最近ですとアメ車オーナーでもなければあまり注目されないかもしれませんが自分達がF1 に夢中になっていた頃はF1 タイヤを供給するメーカーとしてビッグネームでありました。 まあ 今回JLD をご覧の方はお気づきかもしれませんがCTL のロータスF1 もグッドイヤーのロゴがついていても履いているのは AVON タイヤ ですので気にする方が変なのかも。
現在でもヒストリックF1 がデモランが出来るのは AVON 社が 当時サイズのタイヤを作ってくれるからですね 。 タイレル P34 用のサイズまで作ってしまうのは驚きます。
ブレーキパッド
こちらは定番でもあるので迷うことは有りませんでした、現在は前後 DS2500 になっています。
この当時のF1 の多くがフェロードでした。
エンジンオイル
当時のロータスはバルボリンでしたがこれについてはやや悩むところでした。
バルボリンのオイルですとそれまでディスカウントショップ でのやや怪しげな低価格オイルか○○○バックス等で過走行車向けオイルしか見たことが無かったのでどうしようかと ( そういえば自分のは過走行でしたね )
ネットで検索してみるとバルボリンの公式Web ショップなるものが有り100 % 合成オイルも有って通常はL 約\2800 とややしますが年に数回あるセールで\1800 程度になる為この時にミッションオイルと合わせてまとめ買いをしています。
プラグ
タイプ 78 の時からロータスはNGK を使うようになりました。この当時日本の製品が採用されテクニカルサプライヤーになることはまだ少なかったと思われ 「 NGK って凄いメーカーなんだな 」 と小学生ながら思っていました。同時にバッテリーもユアサ電池のものが使われ始めましたがこれは特にロゴ が無い為御存知無い方も有るでしょう ( 後述 )
トヨタ 2ZZ の場合純正でNGK かデンソー のどちらかがついてきますが車検時に交換の必要が出た為
交換はNGK でお願いしました ( 自分のは最初からNGKがついていましたが )
その後相当期間たちますので今度はまるしさんのブログでも拝見した ルテニウム プラグ にしてみようかなどと考えております ( しかし予算が HRT 状態 ・・・ )
4 点ベルト
この当時はブルーのウィランズ を使うことが多かった気がします ( その後の97 T 時代は赤のサベルトですね )
最初に乗った05 モデルはパフォーマンスパックオプションで2座席ともシュロスの4 点がついてきましたのでそのままでしたが、、今の06 モデル スーパースポーツ は スポーツシートなのでベルトを通す穴はあいているもののベルトはついてきませんでしたのでちょうど好みの物がつけられました。
検討したところ見栄えもするかと ( いや重要なのは安全性ですが ) 肩、腰 ベルトとも 3 インチ の太い方に決定。 やや値段も張りましたが運転席のみなことも有りこちらにしました、しかしその後 当時は
肩、腰 ともに2 インチ と判明 。 まあ見た目も太い方がカッコイイ かと思っています。
その後使ってみるとどうしても締めた時にバックルが上がり気味になるのでクラッチストラップ を追加し
6 点式にしています。
燃料
これは上の諸元表では不明なのですが タイプ 77 の所には Shell となっています。
自分の場合は昔から Shell メインで入れていましたのでちょうど良かったという感じです。
しかしこれらを見ると潤滑系 と燃料系のメーカーは必ずしも同じでは無いようです。もちろん同一メーカーの場合も有る訳ですが 確か BAR HONDA の時だったと思いましたが、 テクニカルスポンサーにENEOS がついた時オイルを持って行ってもチーム側にそれを使うメリットをデータで示して納得してもらうまでは使ってもらえなかったという話しを読んだ気がします。
未採用編が残ってしまいました。