こりずにリアの車高調整(スプリング交換) ③ アジスター調整編

①で、アジャスター全下げで組み上げたら、下がり過ぎたので、アジャスターを調整する。

スラストシートを上下に装着した為か？上下アジャスター仕様だからなのか？そのまま上側のアジャスターを回転させるとインナーと共回りして調整出来ないので、ナックルからロアーアームを外し、スプリングを外してアジャスターを調整する。

ナックルとロアーアームを接合しているボルトを抜く際、テンションが掛かってるので簡単に抜けない。
画像は、ロアーアームをジャッキアップして、
上部アジャスター上からロアーアーム上まで、約180mm位の位置が、ボルトのテンションのゼロ位置となる。
※画像でボルト穴が合ってるのがわかります。

このボルトの規定トルクは....90Nm+90°
セルフロッキングボルトナットで、再利用禁止指定有り
自己責任で、再利用して100Nmで締め付けている。

アジャスター調整位置

上部アジャスター
12mm上げ
下部アジャスター
8mm上げ

合計20mm上げ

画像を撮り忘れたが、下部アジャスターは、位置調整がやりづらいので8mm厚のアルミシートをインナーとスプリングシートの間に挿入し締め上げて、
下部アジャスターは、8mm上げで固定した。




■アジャスター調整結果
•調整前(全下げ基準値)
フェンダー/リム : 55mm
•調整後(20mm上げ)
フェンダー/リム : 80mm

※スプリング交換前フェンダー/リム : 85mm
スプリング交換前より5mm車高が下がった。



試運転
交換前のS LINEスプリングよりほんの少し乗り心地良くなった様に感じる。
またコーナーでのリアの踏ん張りが力強くなり、少しオーバーステアリング気味に感じる。
フロント車高をリアに合わせると、また変化するかも？？

次回に続く.....

2020.3.30
いつもの阪高1号線にて、テスト走行を実施した。
今回は、高速道路でのレビューです。
リアの踏ん張りが強すぎる様に感じた、コーナーでクリッピングからアクセルオンで加速すると鋭いオーバーステアで、アクセルオフにするとタックインしそうな勢いで、慣れるまで扱い難いかなと思った。
直進安定性は、もともとKWも良いが更に向上した様に思う。