丸沼ダム

今まで来よう来ようと思いつつ
微妙な距離と冬季閉鎖区間に阻まれて
なかなかタイミングが合わなかった
一度だけ目の前を通過したことあったけどすでに夜

今回やっとその姿を拝むことが出来ました

丸沼ダム
8基だけ建設されたバットレスダム、現存する6基の中で最大です
なんと国の重要文化財に指定されています　すごいなぁ昭和6年製なんだ


堤頂部から
重要文化財とはいえ東京電力の持ち物、基本的に立入禁止です
　
では、よく見る全体像はどこから接近するんだ？？

ありました、遊歩道です


やっとその姿を眼前にとらえることが出来ました


下流側も湖になっています、なんか珍しい光景


「トムソーヤ号」という名のドラム缶筏

これを使えば堤体正面にも対岸に渡ることもできます
が、これ、東京電力でも片品村でもない有志による作、立派な案内板の割に本体は手作り感満点
桟橋もただの金網だし、筏も見た目通り不安定、手繰るロープは湖に浸ってるし滑車は木にくくりつけられてるし
もし、バランス崩したり足を滑らせたりして溺れても、いわゆる「自己責任」です
ビビリのHIROSYさん、対岸へ渡るのは止めておきました(滑車もげそうなんだもん)

よくよく見たら「遊歩道」と言いつつ、ほぼ獣道

ある程度踏み固められていて階段状になっていますが、手すりやロープなどはなく実は結構危険です、転落したら湖まで落ちて助からないかもしれません

こんなある意味「命懸け」スポットなのに、片品村観光協会がダムカード配ってます
丸沼ダムの写真撮って観光協会を訪れると通常版、片品村に宿泊するとプレミアム版のカードがもらえます
しかしながら、ダムから観光協会までは15km程離れており車でないと移動はキビシイ
かといって、ダム付近には小さい表示板が1枚あるだけ、油断すると通過してしまいます
そして表示板にしたがってダム側に入っても駐車スペースは5台程、厳密には開放されていないようです
その入口は坂道になっているので、国道に戻る時は非常に見通しが悪く怖いです

いろいろマニアでない限り、おすすめしづらい面が多いダムです