目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
ついにリアブレーキも装着です。
今回の目的は以下の通り。
・対抗POTキャリパーの見た目を手に入れる!
・大径化で制動力アップ
・フロントとのバランスをとる
・ベンチレーテッド化で熱ダレに強くなる
いきなり装着後の画像ですが、こんな感じになります。
ブレンボローターなのでφ316ですね。
2
以前、「干渉してつかない」ことが分かったので、干渉部分を削って装着するという力技で突破しました。
純正のフローティングキャリパーも同じ部分に逃げが作られていたので、それを参考に加工しました。
写真を見れば分かる通り、実はほんのちょっとだったんです・・・
大量に製造されたR-160デフで片押しキャリパーな車両向けに製作されたキットを流用して使っているだけであり、キットを製作したメーカーが悪いわけではないのでこればかりは仕方ないです。
3
仮組みしてみます。良い感じ。
でもキャリパーとローターのオフセットが微妙に合っておらず、内側のほうが狭い感じです。
本来、このキットが想定しているのはST205セリカのローター(φ315/t=16)のため、スバルのブレンボローター(φ316/t=20)に比べて4mmも薄いローターなので問題ないのかもしれませんが・・・。
でもセリカのローターのほうがインプレッサよりもローターのオフセットが内側よりなので、もしかしたらセリカのローターでも内側が狭い感じになるのかも。
気になる人はローターとハブの間にスペーサーを入れて合わせると良いかもです。
対抗POTキャリパーなので、少しずれる分にはピストンの出方で補正されるとは思います。
この車両と同じ、”R180デフで片押しキャリパーなGC型”の場合は、GRBローターを試してみる価値はありそうです。GDBローターより外側になります。(GRB/GVBは114.3のみなので穴あけ加工が必要になりますが)
2019/12/18追記:
ハブの114.3化に伴いGRBローターに組み替えました。
GDBローターの時にハブとローターの間に2mmのスペーサーを入れてつじつま合わせをしていましたが、GRBローターを組む場合はナックルとキャリパーの間に2mmのスペーサーが必要になりました。
オフセットの差は4mmほどのようです。
4
フロントのときと同様、外周の出っ張りを削り落としつつ全体を軽く磨いた中古ローターで組み付け。走れば錆なんてすぐ落ちますが、綺麗な方が気分がいいです。
エア抜きのネジの位置の関係上、スカイラインとインプレッサはキャリパーの左右が逆になるので注意です。スカイラインの右用を左に装着します。
2POTのため、左右を入れ替えても異径ピストンの4POTや6POTと違い偏磨耗等の悪影響の心配はないと思われます
ちなみに以前にも書きましたがスバルと日産の2POT、足の長さとロゴが違うだけです。NISSANのロゴ入りですが、赤く塗ってしまったので遠目に見れば22Bキャリパーですね。
5
いざ試走!と思ったらなんか引きずってる・・・
あちこち確認した結果、
「キャリパーを固定するボルトのうち1本にスプリングワッシャーを入れ忘れて、その厚み分反対側に飛び出したボルトとローターが接触していた」
という大事故が発生していました。ギリギリのクリアランスなんですね・・・。
皆さんも部品に間違いがないか、よく気をつけてDIYしましょう。
ローターお釈迦です。パッドのあたる部分なので無視するわけにもいきませぬ。。。
別のローターと入れ替えた上でスプリングワッシャーも入れたので、現在は問題なく走れます。
6
キャリパー側の容量が変わったため、ブレーキタッチがフカフカですし、効くのがかなり奥になりました。
マスターシリンダーの変更が必要そうです。
4POT/2POT車もしくはブレンボ車のものを移植すればよいと思います。
できるだけ早く交換したいと思っていますハイ。
8
2017/01/19追記:
ブレーキタッチフカフカの件ですが、4POT車は最初から大きい方のマスターシリンダーがついているらしいです。
対策として、20年使い倒したブレーキホースの新品交換を行い、所謂ステンメッシュホースにしたところブレーキタッチが大きく改善されました。
近年の車は最初からかなり強化されたホースが入っているらしく効果は薄いらしいですが、古い車は抜群に効きますね。
もし新車時から1度も交換していない方、万が一駄目になったら命に関わる部品です。しかもゴム製品です。1度は交換してみてはいかがでしょうか。
STIからも出ているので、社外品が心配な人はそれを利用するといいと思います。
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