パドルシフト装着作業②

①から続く

外したスパイラルケーブルには舵角センサーが取り付けられています。舵角センサーは再利用しますので爪を外して、スパイラルケーブルと舵角センサーをばらします。

外した舵角センサーを逆の手順でブラインドコーナーモニター装着車用のスパイラルケーブル（トヨタ品番：84306-58011）に組み付けます。

交換したスパイラルケーブルの配線ＰＩＮです。ご覧のとおり１２ＰＩＮになっています。これでシフトアップ信号配線及びシフトダウン信号配線をステアリングホイールに引き込むことが可能になります。

スパイラルケーブルと舵角センサーをステアリングコラムに取り付けます。

ステアリングコラムカバーを取り付けました。車両側の作業は一旦終了です。

次に先ほどの作業で外したステアリングホイールのカバーを外し、パドルシフトスイッチ装着用の孔を開けます。孔開けにあたってはパドルシフトスイッチの形状を型紙にとり、ステアリングスイッチ固定用の孔とパドルシフトスイッチ側の固定用孔の位置が合うように型紙の位置を調整しカバーに貼り付け、型紙に合わせて孔開けを行いました。写真はシフトアップ側のパドルシフトスイッチ用の孔です。孔はパドルシフトスイッチがきつめに装着できるよう小さめに開けるのがポイントです。これによりガッチリとパドルシフトスイッチがステアリングカバーに装着できます。

同様にシフトダウン側のパドルシフトスイッチ用の孔を同様の方法で孔開けします。作業の中でこの作業が完成精度を左右するので一番大変でした。

両サイドの孔開け状況です。

③に続く