狂ちゃんのブログ一覧

時間調整に青山のホンダ本社に立ち寄ったら18年のF1マシンが展示されていた。
此れは全く勝てなかったマシンの618H。

昨日のオーストリアGPで優勝したのは619Hと呼ぶらしい。タイミング良く大画面で観れるのかなと一瞬期待したが、上映は無く、舞台上でアシモ君がﾄﾞﾀﾊﾞﾀしただけでした。


今のF1レギュレーションでがんじがらめのパワーユニット。15,000rpm縛りではエンジンの優位性は無い。電気屋さんの優劣で勝負が決まる仕組み


後部の整流にも進化した工夫が…



複雑化するエアロダイナミクス
すっきりのっぺりの方が抵抗少ないと思うが、当然テストを重ねている訳で。

結局、軽いボディ＋パワフルなｴﾝｼﾞﾝ= 勝利

興味深いのはフロント185は判るけど、リアが155と細い事。此れより古い展示車も皆同じ傾向です。グリップよりも抵抗を減らす工夫が優先したのでしょうか？
何せワークスマシンなのだから、入念な実験・試走の結果リアを細くしているはずなので、耐久レースでの参考になるかも。

今年は応援団に徹する予定だったのですが………

7/26の金曜日に親友から携帯にSOSのメールが入りました。
曰くドライバーが二人しかいないので僕のチームから派遣してくれないか、と。
注文は速く無くても良い、壊さない子。

チョット待て。車はシトロエン2CVであります。
一応レース車に仕上げてあるのですが、些か特異なクルマでして、誰でもが転がせる代物ではありません。
最高速度は130km程度、ロールは激しく、シフトレバーのパターンも変ってる。他のクルマから見れば走るパイロン状態です。

何せ練習走行も時間なくて無理だし、あまりに急な話ではありませんか?
僕が最後に2CVを運転したのは1978年ですし、レース車の仕上がり具合も全く解らない状態です。
（駐車場とかガレージのチョイ乗りはその後も数回ありますが20m未満の移動）

相談した結果、うちの監督と僕の二人で応援ドライバーを購って出る事になりました。
二人共予定をやり繰りして、午後からの参戦という事で了解して貰い、やや遅れて12:30到着。

我々が到着した時点では順調に走っていましたが、実は朝一にコイル焼損、燃ポン不良とトラブルに見舞われたそうです。
幸いにもスペア部品が有ったので、その後は順調そのもので、淡々と周回をこなして行きました。
ノートラブルで走った結果、クラス3位入賞。
個人的には8年連続完走となりました。

それにしても、毎年トップクラスのチームは周回数がメキメキ延びてますね。
今年はついに251周、1200km超という新記録？です。
数年前で1000kmだった事を思えば物凄い進歩です。
しかも今年は1位と2位の差が僅かに38秒という大接戦でした。

Safety Carが何度も入る乱調気味のレースでしたが、途中豪雨が少しの時間降ってくれた事もあり、例年になく涼しい12耐となりました。

SCの間、当方の後ろで数珠繋ぎになっても冷静に我慢してくれた皆さん、ご迷惑をおかけしました。
実はあの時が当方のベストラップなんです。後ろを見ないで理想のラインを取れるから本来の走行が可能なのですね。それ以外は常にミラー見ながらひたすらぶつけられないように、邪魔にならないようコーナーでは外側維持してました。

来年もまた戻って来ます。多分。もう少し速いクルマで。

今年もグズグズ言ってた割りには参加してしまいました。

年々参加台数が減っていくなか、今年はとうとう100台？

何度も挫けながら今年こそ最後、と言いつつ、それでも気が付くと栃木県に脚を踏み入れている。そろそろ決断しないとなぁ。

それにしても今年の参加ﾄﾞﾗｲﾊﾞｰは4.5人！　例年の7～8人より圧倒的に少ない。大丈夫か？
熱中症になるのは人もクルマも・・・

まぁ、ｸﾙﾏの方は事前のテスト走行でﾗｼﾞｴｰﾀｰの不具合、ｴｱｰ抜きをしっかりやったので心配はないのだが、人は気温と体調次第でどうなるかわかったもんではない。

で、ﾁｰﾑｵｰﾅｰとしての本日の唯一のお仕事。

くじ引き　　　　31番

なんだか凄～く前の方みたいだ。
過去にはﾋﾞﾘから2番目を引いた事もあるだけにこれは楽しそう。

過去6年間、全戦完走しているので、今年も頑張らなきゃ。

という訳で、目出度く総合27位で完走しました。
最後はｴﾝｼﾞﾝがぐずついて4800しか廻らなくなり、ｽﾄﾚｰﾄでも140km程度しか出ない有様。ﾄﾞﾗｲﾊﾞｰはかなり怖かったそうですが、何とか乗り越えてくれました。