キッチリ変速への道(チェンジシャフトホルダー取付)

　慣らし期間が終わったものの、依然としてシフトの「フニャッ」っとした感じは変わらずです。
　踏んでも掬っても「カチッ」とした感じがしないままシフトアップ／ダウンしますからね。

　なので『チェンジシャフトホルダー』なるものを購入。正規品のパク……もといジェネリック的なサムシングだった為、お値段が抑え目なのでした（他社正規品より３～４割程の安価）。
　字面だけ読むと「チェインジッ!!」と叫びたくなるようですが、はてさて。

製品はジェネリック的なサムシングですが、キチンとフルカラー画像付の取扱説明書が付いてきました。やっさしーい！

　本体の他には、M6*90mmボルトが２本と樹脂製スペーサー２つが付属。
　本体のベアリング部には凸型のカラーが圧入済みでした。

説明書の順番通りに「チェンジブロックを外す」のですが……ソコへのアクセスの為に、お馴染みのスプロケットカバーを外します（上下２本のボルトは12N・mで締付）。

　そこから更にステップ部分も外すわけですが……どうもステップ部を外すのは非常に大変（※スイングアームと共締めの為）なので、今回は外側にズラすだけにしましょう。
　画像の指部分の２つのボルトを、上は10mm程浮くように外側に緩めて・下は外しちゃいましょう。
　締付トルクは、上の大きいのが54N・m。下が31N・mです。

チェンジブロックは、ココのアーム部分ですね。
　確かにスッカスカだな～ココ。「タイホンダが設計を間違ったか、本来は要るべき部品を入れ忘れた（ケチった）んじゃないの？」って感じです。

　ブロックはフランジ一本で留まってますので、コレを緩めて外側にズラしちゃいましょう。
　この時、戻すときの目安になるように、シャフト部とブロック部にマーカーで印を付けておくと良いでしょう。

チェンジブロックを外した後は、奥の２本のボルトを取り外します。
　うーん、本当に謎なスペースだ。

　尚、商品のボルトと交換になるので、純正品は再利用しません。

見辛いですが……こんな感じで組みます。

　シャフト部に本体を取り付け、付属のスペーサーをかまして、同じく付属のボルトで留めるカタチに成ります。
　毎回弄る部分でもなさそうなので、ネジ留め材も使用してキッチリと留めました。

というわけで、取り付けが無事に終了で～す。
　今回のように左ステップ部分を外さないようにすれば、簡単だと思います。

　……コレが本来の姿なんじゃないかって感じですがね。何で純正はあんなに「謎の隙間」があるのやら。