最近急に寒くなってきましたね!
早く鈴鹿に走りに行きたいです。
今回のブログも長文です、すいません。
どうもこんばんは、シフトロックの鬼ことmassa32Rです。
前回8月の鈴鹿で冬に出したタイムを更新できたのは良かったのですが、車載動画を観てみるとほぼ全てのコーナーでシフトダウン時に回転数が合っておらずリアタイヤをロックさせているんです。
この操作ミスの原因はわかっているので次の鈴鹿で改善したいです。
あ、それとGT-R Magazine 107巻とレブスピード12月号を買ってしまいました。
GT-R Magazineは広告と車の写真ばかりですが、レブスピードはためになる記事がたくさんありますね。
付録のDVDの鈴鹿関連のところが勉強になりました。
そして本題ですが、今ブレーキパッドで悩んでいます。
車を購入した時に付いていたエンドレスの街乗り用パッド(製品名不明)から、昨年の夏にフロント・リア共にプロμのTYPE HC+に交換しました。
もともとミニサーキットを走るために交換したものの、鈴鹿サーキットフルコースでも思った以上の制動力を発揮してくれ、フェードも全くなかったのでなかなか良いパッドだったと思います。
しかし鈴鹿30分枠6回の走行で見事にパッドがなくなってしまいました。
特にフロントはパッド残量が目視で残り約3mmとバックプレートより薄くなってしまい、きれいな(?)プロμグリーンが鈴鹿初走行後には無残な茶色に変色し、その後ローターとの接地面も炭化してしまいました。
ローターはあまり減っていないことからパッドが物凄く柔らかかったんじゃないかなと思っています。
そして次に装着するパッドを何にするか考えているのですが、なかなか決まりません。
純正住友キャリパー&純正N1ローターで強烈に効き、冬の鈴鹿で5周連続全開走行をしても全くフェードしないパッドが希望です。
一度装着してみたいと思っているパッドは以下の4つです。
1、エンドレス CC-Rg
2、プロμ RACING999
3、エンドレス サーキットコンパウンド N35S
4、PFC カーボンメタリック レーシング
1のエンドレス CC-Rgはワインディング~サーキット対応でローター適正温度域が50~800℃です。
フィーリングは違うと思いますがプロμ TYPE HC+と同じようなクラスのパッドだと思います。
2のプロμ RACING999はサーキット専用でローター適正温度域も200~800℃なので同じプロμのTYPE HC+より効きそうな感じです。
3のエンドレス サーキットコンパウンドですが、N35Sはエンドレスのサーキット用の材質の中で摩擦係数、発熱量が大きい部類のパッドです。
ローター適正温度域は300~800℃です。
僕がよくブログを拝見させていただいている関東でフルチューンのガンメタ32Rに乗っておられる方もこのパッドの様なのでかなり気になっています。
4のPFC カーボンメタリック レーシングはサーキット専用で、ローター適正温度域は100~1000℃です。
PFCのカーボンメタリック レーシングが1番良いのですが、値段が高いので今回は諦めます。
エンドレスのCC-Rgですが同じクラスのパッドを今使っていて、もう少しパンチのあるパッドにしたいので除外します。
残るはプロμ RACING999かエンドレス サーキットコンパウンドなんですが、かなり悩みます。
どちらも受注生産品で納期はプロμが10日、エンドレスが3週間なのでプロμにしようかなと考えています。
こうやって色々考えながらパッドを選ぶのは楽しいですね。
ですが正直なところ、容量が大幅に不足しているブレーキにいくら効くパッドを組み合わせたとしても制動力は知れているというのも事実です。
運動エネルギーを熱エネルギーに変換する装置としてブレーキを考えた場合、僕のフロント296mmの純正N1ローターと偉大なるTAKA-58先輩の355mmのローターではどれぐらい容量が違うのか簡易的に計算してみました。
たとえば296mmのN1ローターでパッドが接地する幅(縦)を仮に53mmとして円周率3.14で計算するとローター表裏の合計面積は約808cm2。
355mmのローターでパッドが接地する幅(縦)を仮に59mmとして円周率3.14で同様に計算すると面積は約1096cm2となります。
単純計算でローター1枚当たり355mmのローターの方がN1ローターより35.6%容量が大きいことになります。
実際にはローターの幅や内部構造も考えないといけないのでさらに容量に差が出てきます。
355mmローターが600℃に達するようなブレーキングをN1ローターで同じ距離で止まろうとすると813.6℃の熱をローターにため込むことになるんじゃないでしょうか。
現実にはみんな同じような摩擦係数のパッドを使っているので、ローターを大径化させないとブレーキングで勝ち目はないということですよね。
<結論>
現在装着しているプロμのTYPE HC+の摩擦係数が他のサーキット専用パッドとほぼ変わらないので、現実的にはこれ以上ブレーキを効かせるのは難しそうです。
あとは耐熱性で決めるしかないのかなと感じています。
その点ではプロμのRACING999だと、サーキット走行後の変色や炭化の具合などからTYPE HC+とどれぐらい耐熱性に違いがあるのか分析できそうです。
ローター適正温度域が0~800℃のTYPE HC+と200~800℃のRACING999。
MAXは同じ800℃ですが、低温域を犠牲にしてる分高温域でTYPE HC+以上のフィーリングを期待してしまいますね!
長い文章でしたが、ここまで読んでくださった方々ありがとうございました。