PivotのPOWER DRIVEを取り付けて近所を徘徊してみた感想など。長文失礼♪
JB64WのメインECUの解析が一向に進まない現状、エンジンのパワーアップはサブコン頼みなワケですが、逆に仕組みが簡単なのでいろんなメーカーやショップからサブコンが発売されています。
3~5万円前後で10ps程度のパワーアップを謳う製品が多いようです。
昔のチューニングは1ps/1万円なんて言われてましたから、かなりコスパは優秀なのかな?
仕組み・理屈はごく単純。最近の車はECUでターボのブーストをコントロールしているので、圧力センサーの信号に介入して実際より低い数値信号をECUに送るのですよ。
例えば、とあるECUの過給圧の上限が0.8kPaだった時、インテークマニホールド等に付いている圧力センサーの測定値を改ざんして実際は1kPaの圧力が掛かってても0.8kPaのデータをECUに送れば、実質0.2kPaのブーストアップになるわけで。
ただし過給圧だけ上がっても燃料は増えてないので、最悪エンジンが壊れますw
まぁ市販車のECUはかなりの安全マージンを持って作られていますので、わずかなブーストアップなら問題なく対処できてしまうのです。
つまりこの手のサブコンは「安全マージンを食い潰して出力を上げている」のです。
この「安全マージン」に収まるパワーアップがおよそ10ps程度なんでしょうね。
自分としては一刻も早いフルECUの開発を願うばかりですが、ESPやSSと言った安全装備との統合制御を行う都合上、簡単には行かないのが現状のようです。
と言うことで、以下感想
街乗り、タウンスピードではほとんど効果を感じることはないかな。
効果を発揮するのはターボのブーストが立ち上がってくる3000rpm位から。
ブン回してもつまんないR06Aエンジンですが、多少は迫力が増します。
とは言っても高加給ターボのような加速では無く、排気量が増えたような感じ。
6000rpm辺りになるとやっぱり糞詰まりな頭打ち感は否めませんが(^_^;
高速道路の合流加速や追い越し加速、長い上り坂等ではしっかり効果を実感できます。
多分、0-400m加速のタイムを計ればかなりのタイプアップを見込めるレベルで。
他の皆さんのレビューを拝見すると、同じPivot製のスロコンとの併用が効果的であると言った意見が多いですね。つか、アクセル踏む量が増えればパワーアップするのは当たりまえじゃん(´・ω・`)
ちなみに、ブースト計を付けていないのでどのくらい変化があったのかは分かりません。
追加メーターとか昔は付けてたけどね、もう恥ずかしくて付けられない(^_^;
だいたい、ブーストとか水温油温とか、見れるからどうと言った事も無いしw
-閑話休題-
普段の通勤や街乗りで威力を発揮する場面はほとんど無いと思うけど、いざというときに余裕があるのは重要なことですよ。個人的にはもうちょっと気持ちよく回るエンジンにしたいので、吸排気系にもう一手間加える予定です。
早くフルECUが発売になりますように…
Posted at 2021/01/10 19:50:33 | |
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ジムニー | クルマ