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これらのパーツのネトネトを剥離し、塗装します。
エアバッグ注意などのステッカーは剥がしました。
センターコンソールはUSセンターコンソールに交換する為、処分。
小物入れのみ使用します。
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まずはネトネトを剥離する材料から
左からラッカーうすめ液、Mr.カラーうすめ液、消毒用エタノール、GATSBY
1.ラッカーうすめ液
塗装用の溶剤です。
まっ、ほぼシンナー・・・強烈な臭いがします。
効果も強力ですが、下地のプラスチックを犯します。
使用には注意が必要です。
2.Mr.カラーうすめ液
模型用塗料の溶剤です。
臭いはそれなりに強いです・・・
模型用なので、下地のプラスチックは犯しません。
使用しやすい溶剤です。
3.消毒用エタノール
ネットで探していると、エタノールでも剥離出来るとの情報が。
臭いは除菌スプレー程で気にならない。
シフト、灰皿周りには効果がありましたが、劣化の具合次第。
4.GATSBY
これまたネットで探していると、汗拭きシートでも剥離出来るとの情報が。
清々しい香り。
これもシフト、灰皿周りには効果がありましたが、劣化の具合次第。
汗拭きした後、シフト周りに放置しとくと、自分で痛めてるってコトになりますね・・・
作業して思ったのが、ネトネトの度合いにより、剥離作業の手間が変わります。
ネトネトが酷いと剥離し易く、逆にネトネトが酷くないと剥離し難くなります。
酷い目安は、ツメで引っ掻くと、ネトネトが掻き取れる。
シフト、灰皿周りはこんな感じでした。
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基本的なやり方
剥離させたい場所にティッシュを置き、剥離剤を筆で塗って染み込ませます。
剥離剤でパックする感じで♪
すると、揮発せずネトネトに浸透していきます。
ただ、ラッカー薄め液は強力なので、長時間は禁物。
パックせずに、筆塗りぐらいにしといた方が無難です。
何度か剥離剤を足して、ネトネトが浮いてくれば、たわし、スポンジ、歯ブラシ等で擦って落とします。
黒いカスがボロボロと取れます。
取り残しをしない様にしないと、塗装の際に塗料の溶剤でネトネトが浮いて来るので、注意が必要です。
全部取り終えたら、剥離作業は終了です。
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パーツ毎のアドバイス。
・ハンドル下のパーツ2つ
下地が梨肌のプラスチックです。
状態は、ネトって感じだけど、ツメで引っ掻いてもネトネトは取れない。
Mr.カラーうすめ液で剥離出来ました。
パックしてしばらくすると、シールを剥がす様な感じで、ネトネト膜が剥がれました。(写真)
・ダッシュボードの左右の蓋(ヒューズBOXの蓋含む)
下地はさらさらのプラスチックです。
状態は、ツメで引っ掻くと傷が付く。
Mr.カラーうすめ液で剥離出来ました。
ヒューズBOX側は立体的な作りなので、手間でした。
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・シフトコンソール
下地が2種類のパーツを溶着してあります。
シフト、灰皿周りはさらさらのプラスチックで、足元から手前のサイドは梨肌のプラスチックです。
シフト、灰皿周り
状態はツメで引っ掻くと取れる。
GATSBYとエタノールで拭き取りました
足元から手前のサイド
状態はネトって感じだけど、ツメで引っ掻いても取れない。
最初はMr.カラーうすめ液でパック、効かないトコはラッカーうすめ液で剥離。
ラッカーうすめ液はパックせず、筆塗りして浮いてきたら擦る。
2つのパーツを溶着しているパーツですが、溶剤が染みると溶着部のプラを弱くします。
作業中に、パーツが割れるハプニングがありましたが補修。
元々強度がないので、裏からプラパンで補強しておきました。
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・グローブボックス
下地が梨肌のプラスチックです。
内側は起毛の吹き付けがしてあります。
状態は、ネトって感じだけど、ツメで引っ掻いてもネトネトは取れない。
最初はMr.カラーうすめ液でパック、効かないトコはラッカーうすめ液で剥離。
これはモノが大きく苦労しました。
本体と蓋が分かれれば、まだ楽だったんだけど、なぜか外れず・・・
断念して、そのまま作業しました。
内側の起毛は剥離剤で、溶けてしまうので注意。
さらに、蓋の取っ手がボロっと壊れて・・・
蓋内部のパーツが劣化してた様です。
このままだと、開きっ放しになるので、改良しました。
・センターコンソール&小物入れ
下地が梨肌のプラスチックです。
状態は、ネトって感じだけど、ツメで引っ掻いてもネトネトは取れない。
このパーツはUSセンターコンソールに交換したので、剥離作業なし。
小物入れは使うので、Mr.カラーうすめ液で剥離出来ました。
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全て剥離出来たら、塗装作業です。
使用したのは、ホルツのスプレー。
バンパープライマーと、マットブラック。
ちなみに、バンパープライマーを1.5本、マットブラックを3本使用しました。
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パーツを全て、食器用洗剤で水洗いし、乾燥。
バンパープライマーを、薄く吹き付けては乾燥を数回繰り返し。
ムラなく吹き付けたら、マットブラックを塗装。
同じ様に、薄く吹き付けては乾燥を数回繰り返し。
満足したら、数日乾燥させます。
乾燥させたら完成です。
外した順番とは逆に取り付けていきます。
傷が付きそうな場所はマスキングテープ等で、保護して行いましょう。
取り付け後は感動の一言!
ドコを触っても、サラサラスベスベ♪
気持ちイイー!
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