*タイトル画像は原爆資料館内部。
袋町小学校平和資料館にも行ってみた。
誰でも無料で見学できる。中は土禁であった。
ストリートビュー。
原爆で袋町国民学校(現・袋町小学校)はコンクリート造りの西校舎を残し全壊した。西校舎も内部は廃墟となったが、外郭は残ったので、救護所として使われた。壁に書かれていた当時の伝言文が後に発見され、保存されている。
「ヒロシマ―壁に残された伝言」井上恭介著に詳しい。
内部は残念ながら撮影禁止であった。
壁の伝言だが、経年劣化でほとんどというか、まったく判別できない。
実物大のパネルが展示されている。
他にも、当時の焼け跡がついたドアや、煤がついた壁などを見ることができる。
半地下のビデオ室では、修学旅行中と思われる中学生たちが熱心にビデオを見ていた。
人の良さそうなおじいさんが、番をしておられた。
・旧日本銀行広島支店。
袋町電停前にあり、現在はイベントなどの催し場になってるようだ。
自分が行ったときは、美術関係の無人展示をしていた。
特に番をする人もおらず、フリーパスで見学できた。
被爆当時、非常に堅牢な建物だったため、建物自体のダメージは
少なかったが、窓から熱線と爆風が吹き込み、窓際に座っていた人たちは死亡している。
旧日本銀行広島支店(wiki)。
ストリートビュー。
入り口は大通りに面した正面からではなく、裏手のほうにあった。
入り口のストリートビュー。
内部の様子。大学の芸術サークルの展示っぽい。
窓口の表示はそのままで残っている。
ここでおもしろいのは、地下の金庫室の中にも入れること。
ものすごい扉の分厚さである。
潜水艦を彷彿とさせる金庫室の丸い扉。
金庫室の内部にも、作品が展示されていた。
正直よくわからんが、若い方の表現活動に貢献してるのは
すばらしいことである。
別の金庫室内部。
格子状の洒落た扉もあった。
「HERRING HALL MARVIN SAFE CO.」とあった。
調べてみると、金庫で有名なアメリカのメーカーだそうだ。
ここでは他に、支店長室壁に残された爆風の痕跡なども見ることができる。
銀行内部に入ることなんてなかなかできないので、こちらもぜひ見学して欲しい。
広島市:旧日本銀行広島支店の活用
・原爆資料館の被爆人形。
資料館東館は、今年(2014年)9月から改修のためしばらく閉鎖が決まっており、
展示物入れ替えでこの被爆人形は撤去される。
被爆人形も見納めである。
原爆資料館は、展示物の足元に、雰囲気を出すためかガレキが敷いてあるのだが、なにげなく見るとハングルらしき文字が刻印されたレンガもあった。
被爆当時のガレキか?とも思ったのだが、そんなわけもなく
雰囲気を出すための飾りとして用意されたものだろう。
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Posted at
2014/07/17 14:41:07