プリ50 Aピラー ガーニッシュ ダークグレー色に変更
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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PRIUS PHV GR SPORT仕様のAピラーガーニッシュはブラック基調で精悍です。GR SPORT仕様のAピラーガーニッシュを購入されて取り付けられた方の記事を参考に、今回DIYで対応することにしました。これが完成形です。
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オリジナルのAピラー ガーニッシュの表面上に、東レ ウルトラスエード(以前はエクセーヌでしたがブランド変更となった)を貼り付けます。
ウルトラスエードで生地の薄い商品「XL」を選択しました(厚さは0.55mm)。
色は、黒かダークグレー系か迷ったのですが、今回は、ダークグレー系(色名:5788 Charcoal)としました。
生地の購入に際しては色味、風合いを現物で確認したく、生地問屋に出向きました。
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施工方法
ウルトラスエードの裏側に両面粘着テープを全面に貼り付けました(幅100mm、厚さ0.16mmを2列から3列並べて200から250mm幅とする)。
両面接着テープはHCP製。柔軟性があり伸びますので、貼り付けが容易に行えます。以前、ステアリングコラムの記事で紹介したものです。
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貼り終えた状態です。簡単に施工できると想定しましたが、オリジナルの表面生地と両面接着テープの接着度合いが強力で貼り直しがしづらく、かつ、ガーニッシュ形状が単調に見えても、いざ貼るとなると、下方の太くなっている部分が、しわになり易く手こずり片側1時間ほど費やしました。
オリジナルガーニッシュの生地上にウルトラスエード生地を貼った結果、厚さ(生地+両面テープ=0.71mm)が追加されたわけで、生地は、このくらいの厚さが限界かと思います。
カーテンシールドエアバッグが展開するとき、このガーニッシュ上部が脱落する仕様ですから、生地が厚いと取付けのクリアランスが少なくなり、脱落に支障が出ては困ります。
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加工後の取付け状態です。
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オリジナルの状態
PRIUSのAピラーガーニッシュはライトグレー色。
確かに、ほとんどの国産車のAピラーガーニッシュもライトグレー色。
最近のBMWは、積極的に黒を採用しています。
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■効果、満足度
Aピラーガーニッシュ色が濃くなったことで、視界に入る邪魔なAピラーが多少気にならなくなりました。これは、精神的な面もありますが、効果は相当あると感じます。もう元には戻せません。
さらに、ウルトラスエードの質感がインテリアのアクセントにもなりました。
■所感
50系プリウスの一番嫌いな箇所はどこかと聞かれたら、私は、Aピラー付け根の処理と答えます。
理由
助手席側のAピラー付け根の部分は、フロントスクリーンの端が微妙に盛り上がり、かつ、フロントドアトリムの前方も徐々に高くなり、広大な面積のAピラーガーニッシュとインパネに覆われる結果、左前~横方向の視界が非常に悪いと思います。このため、縁石ぎりぎりの駐車や狭い道での運転に気を使います。また、アイポイントも下げたというTNGAで、余計、見晴らし感は無く、視認性を犠牲にしていると感じます(いままで、購入したクルマと比べた感想)。
Aピラー付け根の処理はそのクルマのまとまり感に大きく影響する、デザイナーのセンスが試される箇所と言われています。プリウス50のデザイナーの方に今回の意図を伺いたいです。
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